夏目の日常

連鎖

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二人の日常

饗宴②

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 縁側の椅子に全裸で座っている夏目と、
 寄り添うように立っているバラ鞭を持ったカイトに、
 カイトはいないといているが、夏目の対面には女が座っていた。

「えっ。。えっっと、じゅ?。。じゅうまい。でも、カイトごめんなさい。
 違うの。アイツが、アイツがムカついたからぁあ。アイツに騙されたの!
 あのキモイ男が、悪いのよ。わ。。わたしは、騙されただけなの。」

 唇が触れたことを浮気だと詰め寄られたのに、
 オマンコを広げて不特定多数の男に見せたことをアルバイトだといって、

 許してくれそうなカイトの事が、少し気になって迷ったが、
 彼の気が変わらないうちに、素直に答えていた。

「それは、わかっていますよ。じゃあ数えるよ。あっているといいねぇ。

 オマンコを広げているだけでお金が稼げるなんて、
 ほんっとお、商売女っぽいですよね。ぎゃははは。

 本当は、何処かで。。隠れて。。いつも。していそうですが。。ペラ。」

「ビクビク。ひっ。。違うのよ。ちがうぅう。違うよぉ。ヒックヒっク。」

 たまたま木ノ下に露出狂と言われて、頭に血が上ったせいもあるが、

 温泉では隠さずに全裸を見せても、誰も相手をしてくれなかったことと、

 オバサンの魅力がない身体なんて、誰に見られたっていいと、
 旅行中は半分ヤケっぱちで見せていたので、気が大きくなっていた。

 冷静になって考えれば、死んでしまいたい程に恥ずかしい行為をしたと、
 今更だが顔を真っ赤にして、謝りながら泣いていた。

「ペラ。ペラペラ。ペラペラ。ふウゥン。こんなに稼げるんですねぇ。」
「海斗聞いて。違うのよ!あの変態が悪い。ひっっん。違うぅ。」

「どお?合っている?」「こくこく。。。。カチャカチャ。フウフウ。」
「ジュ。。十枚よ。だから浮気じゃないでしょ?」

 音だけなので、報酬で貰ったお金を数えているのかもわからないが、
 カイトに信じて欲しい、少しも嘘は言っていないと必死に答えていた。

「ふぅうん。へぇぇぇ。(待て!まてだ。)」「ふっふっふぅう。ぺろ。」

「カイト合っているよね。合っていたでしょう?
 オマンコに入れたのは十枚よ。だから報酬は十枚!だからもう許して!」

 素直に恥ずかしい行為をしたと告白したのに、勘違いかもしれないが、
 自分以外にカイトの気がそれていそうで焦っていた。

「うん、正解みたいだね。はぁあああ。良かったぁああ。アルバイトだっ。
 うっ。。ううぅう。ちょっと待って。パン。。待てだよ!」

「ペチャペチェ。フゥう。ペチャペチャ。ジュルジュル。」

「だから、カイト。ガチャん。ガチャん。。。誰と話しているの?
 目の前に誰がいるのよ。教えて。教えてよ。誰かいるんでしょ?」

 もちろん、自分もした事がある大好きな奉仕を、
 同じように他の人が、彼にしているような音と匂いがして戸惑っていた。

「誰もいませんよ。オマンコを広げてのアルバイトでしたかぁあ、
 やっぱり。ピピピ。ほら。。見て。ピピ。ここ。あはは。」

「。」「君もそう思うかい?あはは。いい顔でしょ。ピピ。コレだよ。」
「。」「ううぅ。触っちゃダメだって。ピピ。あはは。この格好!」
「。」「ピピ。これ、いいでしょ。うぅ。だからダメだって。」

 何かを二人で見ているのだろうか、何かを操作している音と、
 楽しそうに話し合っている雑音が夏目を襲っていた。

「ねえ。やめてって。やめてよカイト。浮気じゃないのよ。
 違うって言ったよ。わたしは、浮気なんてしていないの!
 嬉しくって、優しかったから、あ。。アァアア。ガチャガチャ。」

 恥ずかしい場所を広げて、沢山の男に無差別に見せていたのは、
 浮気では無いとわかってもらったが、

 その答えが目の前で行われている行為だとしたら、
 やっぱり、自分は許されていないと思って焦っていた。

「うーん、挨拶なんですね。うぅううう。(強いって)

 わかりました。じゃあ。そこだ。。ソコ。。(吸い付くな!)

 このブットイ玩具を入れて、オマンコをガバガバに壊してあげれば、
 もう二度と浮気で穴を使おうとなんて思えないから、

 それで、一生浮気なんかしないって証明にしましょうか?ギャハハ。」

「何をしようとしているの?カイト?わたしに何をするの?ブットイ?
 ガバガバって何よ!壊すって何を言っているの?」

 目隠しをされているので、
 ガバガバにすると言っている玩具を見ていないが、

 カバンをひっくりかえした時に、

 一つだけあった山のような形をしたディルドを思い出して、
 カイトが言っている事に、恐怖しか感じていなかった。

「でも、アルバイトはしていいですよ。あれは夏目さんの仕事ですから、
 ガバガバに広げて、奥の奥まで見えるように僕も手伝ってあげますよ。

 それになぁあ、ガバガバになったオマンコなら、
 二度と浮気なんかしようと思えないしなぁあ。ギャハハハハ。

 浮気女のオマンコなんか、
 ガバガバになって、ぶっ壊れっちまえばいいんだよ!ぎゃはは。」

「ジュルジュル。ジュルジュル。」
「うっ。そんなに舐めちゃダメですって。舐めないで!」

「だから、カイト。目の前にいるのは誰よ!
 カイトの肉棒を、美味しそうにしゃぶっている人は誰なの?
 誰かいるのよね。そのジュルジュル。音を立てている人は、だれぇえ!」

「そっち持って。ああ、その辺で固定して。ぐっぎゅう。」

「いるよね。その手。この押さえている手の人よ。誰よ!この人はダレ!
 これって、カイトじゃないよね。誰よぉお。だからダレぇえ!」

「じゃあ反対も。そう、その辺でお願い。いいよ。ググッ。」

 手首に手錠をかけられて肘掛けに繋がれているだけでは足りないらしく、
 今度は両脚が閉じないように、膝裏を肘掛けに固定されていた。

「カイト。許してって。ごめんなさい。ごめんなさい。わたしが悪かった。
 浮気したから、浮気をしました。認める。浮気をしたよぉお。
 認めるから、もうゆるして。もう反省したから、だからやめてぇぇぇ。」

 本気で自分の性器をガバガバにするとは思っていないが、
 反省させようとするには、やり過ぎな状況が続いて焦っていた。

「へぇえ。よく見ると、濡れていますよ。あと奥は綺麗ですね。
 あと、アナルの周りはタップリ剃り残しもありますネェ。
 さっきは見せて貰えなかったから、
 クチュ。。ここまで生えているんだ。へぇぇ。クチャ。くちゃくちゃ。」

「ひゃぁあん。やめてよ。恥ずかしいからやめてって。
 ごめんなさい。もうやめえ。もうひイヤぁああ。
 だから、浮気をしました。わたしは、浮気をしていましたぁあ。
 していたから、ゆるしてカイトぉおおお。許してよ。もうやめてぇえ。」

 全身を隠すこともできない状況にされていることと、
 さっきは覗かれるだけで何もしてくれなかったのに、
 今はその場所を直接触られているだけで、
 全身が歓喜に打ち震え、心は高ぶって興奮していた。

「ここまで毛は生える?」「。」「いやよ。」
「うぅちょっと吸わない。」「じゅりゅ。」「かいとぉお。」
「だから、やめなよ。」「べろべろ。」「私もぉおお。」

「ガチャん。いやぁあああ、カイトぉおお。私も舐めさせて。

 ガチャガチャ。ギシギシ。ガチャガチャ。

 貴方のを奉仕させてぇえええ。謝らせてちょうだい。だからお願い。
 あなたのを、舐めさせてください。ガッチャン。あやまらせてぇぇえ。」

 目が見えていないせいで敏感になった感覚が、
 すぐそばでカイトの肉棒を、美味しそうにしゃぶっている人がいる。

 カイトを目の前で味わっている人がいると思うだけで、
 我慢できなくなった夏目の膣壁が蠢いて、
 その奉仕されている肉棒を入れろと愛液が溢れ出していた。

「うぅうん。うっ。。ジュルジュル。ふうぅう。(待てよ!)

 夏目さんと違って、僕が浮気なんてしないよ。
 僕が、このブットイ。。(うぅう)ディルドをしゃぶった音なんだよ。

 じゃあ、そっち持って。ぎぃいい。。ギいい。がゴン。」

「ぐらっ。何をするの?何をするのよ。こっちは、違う!何をするの?
 二人で何をしているの?怖い。怖いってぇ。」

 必死に謝らせて欲しいと叫んでいるのに、
 その言葉を無視して、一瞬身体が浮いた感じがすると、
 椅子が窓に向いたのを、隙間風が発情した陰部を撫でて感じていた。

「バンバン。バンバンバン。あはは、見た見た。バンバン。」
「まさか、私を晒すの?ねえ。私をさらし者にするの?見えちゃうよね!」

「あはは、僕の倍はブットイディルドだけど、入るかなああぁ。」
「いやぁああ。カイトのをちょうだい。カイトので躾てぇ。」

「ジュルジュル。ずずずず。」

「わかった。ご褒美だろ?わかってるよ。君にはあげるから。

 この穴に、これを押し込んで、この浮気マンコをガバガバに出来たら、
 代わりに。。。君の穴には。。。僕のを埋めて。

 さっきから我慢している濃い精液で、種付けもしてあげるよ。アハハ。」

「カイト。カイトのがいいの。もう二度としないから、もうやめてよぉお。
 他の女にいれないでカイト。ダメよ。やめてぇえ。いやぁぁぁぁ。」

 本人は誰もいないと言っていたのに、
 穴に入れる。種付け。などの言葉が聞こえるように言われたので、

 もう自分は、それさえも隠す事をしないでいい相手になったと、
 その現実に心が引き裂かれそうになっていた。

「なっちゃんは勘違いしているみたいだけど、周りには誰もいないよ。
 だから、僕は浮気なんてした事も無いし、していないんだ。」

 もちろん、絶対に誰かがいる気配もするし、
 海斗とは違う、香水の匂いに衣擦れの音もしていたが、

 もしいたとしても、何も変わらないし、
 もしいると開き直られて、今から浮気をすると言われてしまうと、

 今までの事が、全て壊れてしまいそうで、

「。。。浮気は、しない?」

 ただその言葉だけが、口から出ていた。

「ああ、もちろんだよ。夏目さん。僕は夏目さん一筋だよ。」

「わたし。わたしも、浮気なんてしていないのよ。うう。
 でも。。。カイトが思った時点で浮気よね。うぅぅ。ごめんなさい。
 ごめんなさい。私が。私が悪いのよ。ゆるして、カイト。」

 言葉だけの約束かもしれないが、
 浮気をしないと誓ってくれた事に安堵して、目から嬉し涙が出ていたが、
 それは全て目隠しが受け止めていた。

「ゆるしてあげたいけど、
 浮気をしたって告白をした夏目さんには、罰が必要だよね。
 僕も嫌だけど、二度と浮気が出来ないように、
 このブットイので、オマンコをガバガバにしてあげるよ。ぎゃははは。」

「いやぁあああ。カイトのがいい。カイトのをちょうだい。いやぁぁぁ。」
「ぐちゃ。グイグイ。。グチュ。。」

「あ。あぎゃャッヤン。はアァ。
 あ、あれは、ダメよ!はいららない。ぎゃげげぇえ。ぎぎゃぁあああ。」

 目の前で浮気をしているカイトが、嬉しそうに命令していることも、
 自分が覚えている巨大なディルドが入ってくる恐怖も、
 全身がこわばって、心や身体まで拒否していた。


 饗宴②
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