夏目の日常

連鎖

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二人の日常

饗宴③

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 夏目は目隠しをして全裸のまま、腕や脚も椅子に縛られていた。
 カイトは、何故か下半身を剥き出しにして肉棒を女に奉仕させていた。
 女は、巨大なディルドを持ったまま、カイトに奉仕をしていた。

「僕のじゃあ、罰に。。うぅうん。ちょっと激しいって。ちょっと待て!
 もう少しだから、待って。待てよ。」
「ジュブジュブ。ジュブジュブ。」

「じゃあ、夏目さん。観客も沢山見ているから、楽しんでね。。。ヤレ!」

「ぐちゃぐちゃ。ぐちゃ。」
「はうぅう。これ以上は裂けるわァアア。ぎゃげてぇえ。」

「あはは、先端はどうかな?その辺で僕のと一緒だよ。」

 本体部分はゴツゴツとした色々な形になっているが、
 槍のような鬼頭だけで、夏目の膣壁は悲鳴をあげていた。

「いやぁあああ。裂けちゃう。
 カイトの赤ちゃんが通る穴が裂けてしまうのよ。
 だから、やめてって。十分に反省した。
 もう二度としないって、反省したからぁあぁああ。」

「ゴリゴリ。。ゴリゴリ。。ぐちゅひゅ。ゴリゴリ。ぐちゅぎゅうぅぅ。」

 穴といっても拡がるのに限界があり、
 埋もれていくといっても、玩具には拒んでいる力が加わり、
 見えないとしても、同性なら分かる引き裂かれるような刺激が、

 身体を引き裂かれるような痛みが駆け巡るのを知っているはずだが、
 少しの躊躇も後悔もないのか、この女は淡々と玩具を押し込んでいた。

「ひゃあぁあ。アアアアア。びちゃびちゃ。いぎゃぁあ。ぐぎゃああ。
 はあぁ。あ゙あぁ。ハッハッハぁあ。あ゙あああ。」

「ゴリゴリ。ぐじゅぐじゅ。ゴリゴリ。どん。ぐちゅぎゅうううう。」

「はっはああぁあ。はあぁあ。ハア。ハアハア。うぅぅ。はっはっふぅ。」

 女将も同性だから出来るのか、夏目が海斗の伴侶だからか、
 それともご主人様の寵愛を奪ったと、憎しみまで抱いているのか、
 ディルドが壁にぶつかって、それ以上進まない場所まで押し込んでいた。

 最初は押し広げられた痛みで、気が狂ったように絶叫していたが、
 夏目も声を出す度に、痛みがぶり返しているのに気づき、
 少しでも痛みを和らげようと、息を短く吐いてから深く吸っていた。

「よく見えますよ。奥まで入ったようですねぇえ。
 バンバン。見えますかぁああ。夏目さんが、受胎しましたよぉお。
 今、子供が身体に入りましたァァァァ。ギャハハハハ。バンバン。」

「があはあ。ハアハア。がはぁあ。。ハアハア。だべぇえ。ガハァあ。」

「アハハ。みんな夏目さんの出産が見たいらしいですよ。あはは。
 みんな。早く来ないと出産風景が見えませんよぉお。
 バンバンバン。バンバンバン。はやく、こーいいぃい。」

「がぁあああ。ぎぎゃああ。壊れる。がァああ。ハアハア。ガがぁああ。」

 小さな子供の頭ほどのディルドを、
 準備が出来ていない膣に無理やり押し込まれたので、

 膣口が裂けるように広がり、膣壁も異物を避けようと限界まで伸び、
 先端は子宮の入口にまで浸入して止まっていた。

 そんなディルドでも、触って確認ぐらいは出来るかもしれないが、
 呼吸するだけでも激痛が走るのに、
 絶対に自分で抜こうとは思えない位に、身体と一体化していた。

 もちろん、身体の奥に杭を打ち込まれて、
 自分がカイトのおもちゃになったと、心の奥深くまで知らされていた。

「こっちは、新しい子種でも打ち込んで見ようかなぁあ。
 ぱあアァアン。さっさとケツを向けろ!メス豚!!」
「どうぞ。ご自由にお使い下さい。ぐちゅ。
 ご主人様。どうぞメス豚の穴に子種を恵んで下さい。」

 メス豚と言われている女が、カイトに命令されて、
 心から喜んでいるのは、声を聴いただけで夏目もわかっていた。

 もちろん、夏目も自分がメス豚に変わって精子を受け入れたかったが、
 今ではその場所もガバガバに壊されてしまっているので、
 その価値もない女だと言われたような気がして、
 心が壊れそうになっていた。

「ぐじゅぐじゅ。ふうぅ。穴だけは、いいんだがなぁ。穴はなぁ。あはは。
 いいねぇ。締まる締まる。ぐっちゃぐちゃ。ぎゃははは。イイねぇ。」

「ふぅううん。はあぁあん。ご主人様ぁあ。ご主人様ぁああ。

 はあぁあん。最高です。最高ですぅう。オマンコが喜んでいます。

 子宮が下がって、ご主人様をお待ちしてますので、
 タップリ、このメス豚に子種を恵んでください。はアァアン。」

「メス豚のオマンコは最高だなぁあ。ご主人のチンポはどうだったアぁ?」
「うっ。」
「あはは、ビックって疼いたぞ?メス豚の穴が疼きやがったァ!ギャハハ。
 ご主人のが忘れられないのか、ぎゃははは。そうか、そうかぁ。」

「いやアァアアぁ。ご主人様のが最高です。言わないで下さい。

 今は、ご主人様のメス豚です。なんでも言ってください。
 どんな事でもします。なんだってしますからぁあ。

 だから、子種をぉお。子種えぇぇぇ。私を孕ませて下さいぃいい。」

「本当にメス豚だなぁあ。認知はしないが、子種は恵んでやるから喜べ。」

「パンパン。パンパンパン。パンパン。パンパン。パンパン。」

「ぐうちゅぎっちゃ。ぐちゅぐちゅ。はぁアン。いいぃいいい。最高です!
 ご主人様のが、子宮口を叩いています。ハアハア。いやぁぁぁぁ。
 もっとおぉぉ。ひやぁあ。最高です。最高です。ご主人様あぁあああ。」

「ぎやぁあああ。カイトダメぇええ。いぎゃぁああ。いやいやいやぁあ。
 いやぁあああ。ダメダメダメぇええ。いやよぉお。いぎゃやぁああ。」

 夏目が身体を動かすたびに、膣に突き刺さったディルドが、
 内側から壊すような痛みを与えてきたが、その痛みを我慢しながら、
 他の女に子種を出すのをやめてほしいと絶叫していた。

「はやく奥にください。おくに下さいぃい。ご主人様。もっと奥で。
 もっと。ハアハア。奥に出して、このメス豚を孕ませてくださいぃい。」

「いやぁあああ。ダメぇええ。カイト、やめてえええぇ。
 私。私なら何でもしてあげる。どこを使ってもいい。
 誰と一緒でもいいから、なんだってするから、だから。いやぁあああ。」

 自分は浮気をするな、俺はしてやると目の前で言われたような気がして、
 独占欲が強い夏目は、その言葉に心が砕かれたようになっていた。

「いくぞメス豚。全部こぼさないように、子宮口を広げていろ!
 う。ぅぅ。。びゅ。。びゅぅぅぅ。ハアハア。びゅう。びゅぅううう。」

「あががが。はぁアン。キタキタぁあご主人様の子種。
 熱いのが当たったぁ。子だねぇええ。イっちゃう。ハア。いいぃいい。」

「うそ。カイトダメよ。ダメったら。ダメぇええ。いや。いやよぉおお。
 いやぁあああ。カイト。カイトぉおおお。」

 夏目が泣いている姿に興味が無いのか、それとも何も感じていないのか、
 カイトは彼女以外の子宮に精子を放出して、
 彼女が嫌がっていることにさえ、楽しんでいるようだった。

 。

「ギイギイイイ。ギイギイイイ。ぎいいいいいい。ギイイ。ギイイ。」

 心が壊れてしまって、何も反応しなくなった夏目の思いを汲んだ神様が、
 彼女の前に沢山の救いの手を差し伸べていた。

「ガチャ。」「来ましたよ。」「おまたせぇえ。」「おお。」
「あはは、女将も楽しんでいるねぇ。」「ガチャガチャ。」

「大部屋に来ないから、待っていたのにさあ。こっちですかぁ。」
「これ、いいのか?」「おお、いいねぇえ。あはは。」「女将もかよ。」

 夏目も目隠しをしているので、まだ見ることはできないが、
 訪れた救いの手の中には、さっき聞いた声や、何度も聴きなれた声、
 そして安心できる声まで聞こえていた。

「ちっ。まあいいか。
 お前たち、主賓をさっさと部屋に吊るしてやれ。いつものをやるぞ!」
「え。。カイト?うそ。かいとぉお?えっ?カイトは?」

 さっきまで目の前で聞こえていた声が、
 海斗から変態男のものに変わっているので、
 夏目も安心が混じった不思議な気持ちで驚いていた。

「ざーんねんナツメえ。俺の声色って上手いだろ?
 変態覗きやろうの言う事を聞いていたお前ったらさァ。ギャハハ。
 あはは。最高だったぜぇええ。アハハ。いやぁあああ。ウケるわぁあ。
 ギャハハ。酒乱ってのも堪能できたし、本当に最高だったぞォ!」

「。」

 もちろん、夏目も受付で惨い命令をしていた変態男の顔は、
 嬉しそうに笑っているだろう、喜んで満足しているだろうと思っていた。

 そのことに怒鳴りたい気持ちもあるのだが、
 どこか心は怒りよりも、違う感情が心を満たしていた。

「ちゃぷちゃぷ。。ご主人様ぁああ。もっとぉおお。チュウチュウ。」
「ウザイんだよ。メス豚ぁああ。ドカン。」「うぅぅぅ。」

 獲物を見ながら、我慢してこのゴミ女を楽しんでいるのならいいが、
 今から我慢などせずに、極上の獲物を食べられるので、
 擦り寄ってくる女将を、思い切り蹴り飛ばして舞台から退場させていた。

 もちろん、夏目もディルドで縫い付けられた身体は抵抗をやめていたし、
 変態男の衝撃的な告白で心まで抵抗をやめていた。

 彼女の身体や心は、紐が切れた操り人形のように、

 不快な男たちに、好きなように覗かれても、
 身体が不快な感情がまとわりつき、嫌がっている音を聞かれても、

 絶望の中で身体から、流れ出した体液を舐められても、
 今も色々な場所から、垂れ流している体液を嗅がれても、

 快感など感じられない、不快な刺激を与えられても、

 少しも抵抗をせずに、全ての行為を受け入れていた。

 。

「邦家さん。用意が出来ましたよ。」
「ビリぃいいいいぃ。」「ふごふごご。ふごごいおお。」
「アハ。ギャハハ。イヤァ最高だねぇえ。その顔。その目えぇええ。」

 全ての準備が終わったらしく、目隠しを外された夏目の前には、
 十人ほどの全裸の男と、お腹を抱えるようにうずくまった女将に、
 眠ったように丸まった海斗の横には、ピッタリと老人が寄り添っていた。

 男たちを見ている夏目の姿は、
 縁側との境目にある襖の枠に、紐で吊るされて片足立ちをしていた。

 その姿は、拘束用の紐を鴨居の上を通すように引っ掛け、
 一方の端を、夏目の右足の膝に、
 もう一方を、後ろ手に拘束された手錠に繋がれていた。

「ギシギシ。ふご。。ギシギシ。ふごごお。ふごごご。ギシギシ。」

 その紐の長さは、脚の長い夏目であっても片足立ちをするには難しく、

 バランスを取ろうとして、脚を大きく上下に開いているので、
 ディルドの突き刺さっている割れ目や、

 太ももを持ち上げているせいで、お尻が上下に広がり、
 ポツポツと剃り残しのある、アナルまで丸見えになっていた。

「邦家さん。いつものように浣腸をしますか?」
「もちろん、これから俺たちで楽しむ穴を、今から綺麗にするぞぉおお!」

「うごぉお」「いいぞぉお」「いいねぇぇ」「なっちゃん。浣腸だぞぉ。」
「そこのシリンジにぬるま湯を入れてこい。」「はい。」

「ギシギシ。ぶぼぉお。ぶぼぉぉ。ギシギシ。ギシギシ。ぶぶぅぅぅ。」

「汚すのも嫌だから、お前等はその辺に毛布を引いておけ。」「ガサ。」
「あとは、そうだな風呂場に風呂桶があるから、もってこい。」「ざざ。」

「ぶぶぅ。ぶぶぅ。ぶフ。ギシギシ。ぶうぅう。ギシギシ。ぶぶううう。」

「アハハ。ちゃーんと言う事を聞かないとぉお。
 わかるよねぇ。賢い夏目さん。アレ。。アレアレ。見えるかなぁ。」

「ぶぶ。。ぎぎ。ギシ。。。ギシ。」

「ぱしゃ。パシャパシャ。いい顔だ。いやあぁ、いいカメラだぁ。あはは。
 コレってネットに対応だよなぁ。ギャハ。最高だぁあ。ギャハハ。」

「ブンブン。。。ギシ。。ブンブン。」

「いやぁああ。この格好を全世界に晒せそうだねぇ。送ろうか?
 いやぁ。リアルで送ってやろうかなぁ?なあ、ナツメぇ。送ろうかぁ?
 消したって、消したって増える世界に、送ってやろうかぁ?ギャハハ。」

「ブ。。。ギィイ。。ん。。ギィイ。ブン。。ギィ。。ブン。ブン。」

 隠したい場所を色々な角度から、沢山の男に見られているだけで、
 死にそうなぐらいに恥ずかしいのに、
 この姿を撮影されて、そのままネットに晒すと木ノ下は言っていた。

 もちろん、木之下が言っていることは、それだけではなく、
 言うことを聞かないと、今はスヤスヤと寝ている海斗に、
 危害を加えるとまで言っていることは解りやすかった。

 夏目も素直に言うことを聞くと声に出せればいいのだが、
 顔には目隠しの代わりに、口枷が付けられているので、

 いま彼女ができるのは、

 片足立ちでバランスが悪いのを必死に耐えながら、
 頭を上下に振ることしかできなかった。


 饗宴③
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