虚弱生産士は今日も死ぬ ―遊戯の世界で満喫中―

山田 武

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DIY、とにかく戦い続ける

特殊耐久サバイバル部門前篇 その01

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 エクリと共に、特殊耐久サバイバル部門を乗り切ることを決めた。
 一部能力は封印されるようだが、まあそれについては必要ならば解放を狙おうか。

「……そろそろ時間だな」

 装備は万全、星具に身を包む俺はまさに万全の状態だった。
 ……まあ、こちらもまたあらゆる部分に制限が掛けられる予定なのだが。

 あくまで見た目を重視したモノなので、それについては別にいい。
 イベント用の収納枠、そこもきちんと埋めてあることを確認し……時を待つ。


≪──定刻となりました。これより、特殊耐久サバイバル部門を開催いたします!!≫


 転送陣が現れる。
 何度も経験しているので、きちんとそれを受け入れる準備を整えておけば、死んでもそのまま目的地へ行くことが可能だ。

 この瞬間、『SEBAS』はどのようにして縛りを装備に設けているかを調べている。
 理屈が分かればその応用も可能かもしれないし、上手くいけば解除できるかもだしな。

 ──何より、これを逸脱した連中というか星がいつでも再現可能だった時、勝つことはおろか逃げることもできなくなるかもしれないのは、避けておきたいのだ。

  ◆   □   ◆   □   ◆

 ??? 特殊耐久サバイバルエリア

 転送された先、そこは──平原だった。
 周囲に休人の姿は無い……が、視界よりも先に居るであろう休人たちが探索を行う影響で、死んでしまうことから存在を感知する。

「──エクリ」

《はい》

「闇で俺を呑み込んでくれ。立ち位置を交換しておこう」

《畏まりました》

 開始と同時、仕様で収納枠から排出されたエクリに指示を送った。
 俺の陰に居たエクリはそれに応じ、代わりに地上へ上がってくる。

 影の中は真っ暗だが、唯一エクリが開いている地上への出口から光が差し込んでいた。
 ──それを閉じてもらい、真っ暗になった空間で俺は『プログレス』を使う。

「『セバスチャン』起動……接続開始」

《──接続成功。旦那様、現状は予定通りということでよろしいでしょうか?》

「ああ。今はエクリと代わってもらっている状態だ……ドローンが無いからな、すまんが情報収集はまだ十分にできないと思ってもらいたい──:DIY:……ダメだな」

《強力なスキルに制限を設ける、やはり対象となっておりましたか》

「アイテムを無限に調達できる、なんてチートそのものはさすがに許されないわけだ……縛りも一発解除じゃなくて、絶対に段階的な緩和になるんだろうな」

 職業の方はそのままにしてもらえているのだが……まあ、これは能力値が低過ぎる分の補填かもしれないな──おっと、エクリそとの方で変化が起きたようだな。

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