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ローズ
夫がこんな時に選ぶのは1
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「失礼ですが、ローズ王妃様、お顔の色がすぐれないように見受けられますが…。少し横になられてはいかがでしょうか。」
その日も執務を黙々とこなすローズだったが、侍女に言われたように確かに体が重く、背中を冷や汗が伝っているのが分かる。
横になりたいとは思うのだが、最近近隣諸国で流行している厄介な病が遂に国内でも感染拡大し、ローズ達執務室の机の上には書類が山のように積もっていたので、辛い体に多少鞭打ってでも仕事をこなしていた。
それでも体の限界を感じたローズは、隣の部屋の国王の執務室にいるサミュエルを心配させないように静かに部屋から出て寝室に向かった。
体を横たえた途端、急激な寒気と頭痛に覆われ次第に体中が痛みで思うように動かなくなってしまった。
すぐに王室お抱えの医師がローズを診察し、恐れていた流行病にローズも感染してしまっていることを告げた。
意識が薄れる中、他のものに病が移ることを懸念したローズはすぐに感染が広がらないように対策を医師に頼むと、瞼を閉じた。
侍女らがローズが病にかかってしまったのを心配し騒がしくなったのを、ブリアナ付きの侍女らが聞きつけた。
それを聞いたブリアナはボソッと独り言をこぼしほくそ笑んだ。
「いいことを思いついたわ…。ふふっ」
こんな時にも、まさかブリアナが何か良からぬことを企もうとは思わないローズは、意識が朦朧としてくる中で皆に感染がひろがらないことを祈った。
「なんだか具合が悪くなってきたわ。めまいもするし、頭も痛いの。ねえ、サミュエル様にお伝えしてくれないかしら。私が具合が悪くて寝込んでいるって。今すぐどうしてもサミュエル様に来てほしいと涙を流して待っているって伝えてほしいの。」
そうブリアナに頼まれた侍女が、まんまとサミュエルをブリアナのところに連れていくのに成功したこと知らないローズは、静かに目を閉じていた。
その日も執務を黙々とこなすローズだったが、侍女に言われたように確かに体が重く、背中を冷や汗が伝っているのが分かる。
横になりたいとは思うのだが、最近近隣諸国で流行している厄介な病が遂に国内でも感染拡大し、ローズ達執務室の机の上には書類が山のように積もっていたので、辛い体に多少鞭打ってでも仕事をこなしていた。
それでも体の限界を感じたローズは、隣の部屋の国王の執務室にいるサミュエルを心配させないように静かに部屋から出て寝室に向かった。
体を横たえた途端、急激な寒気と頭痛に覆われ次第に体中が痛みで思うように動かなくなってしまった。
すぐに王室お抱えの医師がローズを診察し、恐れていた流行病にローズも感染してしまっていることを告げた。
意識が薄れる中、他のものに病が移ることを懸念したローズはすぐに感染が広がらないように対策を医師に頼むと、瞼を閉じた。
侍女らがローズが病にかかってしまったのを心配し騒がしくなったのを、ブリアナ付きの侍女らが聞きつけた。
それを聞いたブリアナはボソッと独り言をこぼしほくそ笑んだ。
「いいことを思いついたわ…。ふふっ」
こんな時にも、まさかブリアナが何か良からぬことを企もうとは思わないローズは、意識が朦朧としてくる中で皆に感染がひろがらないことを祈った。
「なんだか具合が悪くなってきたわ。めまいもするし、頭も痛いの。ねえ、サミュエル様にお伝えしてくれないかしら。私が具合が悪くて寝込んでいるって。今すぐどうしてもサミュエル様に来てほしいと涙を流して待っているって伝えてほしいの。」
そうブリアナに頼まれた侍女が、まんまとサミュエルをブリアナのところに連れていくのに成功したこと知らないローズは、静かに目を閉じていた。
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