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15歳のエリー
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幼いころから真面目にパン屋の配達を手伝っていたエリーは、15歳になると正式に店で売り子をまかせられるようになり、すぐに人気の看板娘になった。
ダンは相変わらず配達やら近所の手伝いで日々駄賃を稼いでいる。
エリーがパン屋の手伝いで以前よりも安定した額を稼げるようになったので、母にせめて働くのは日中だけにしてとお願いし、ようやく夜だけでも家族団らんの時間をすごせるようになった。
三人が日々働いている為、ようやく家計にもわずかだが余裕が出来た。
平民の子供でも通える無料の学園にはたまにしか通えなかったものの、そこで使用される教材を借りることが出来たために、読み書きと計算くらいは二人とも出来るようになっていた。
パン屋のマーシャにはエリーと同い年のショーンという大変内気な男の子がいた。
内気だがいつもなにかと、エリーのことを気にかけてくれる優しい少年で、すぐにエリーと仲良くなった。
父親が亡くなってからこれまで、家の手伝いと家計を助けるのとでいっぱいいっぱいだったエリーに出来た初めての同い年の友達だった。
生活に余裕のないエリーは買い物を楽しんだりもできないし、空いた時間が母の内職の手伝いや、ダンと配達を手伝ったり、勉強したりと忙しく遊ぶ時間なんてものはなかった。
それゆえに、ショーンに仕事の合間に聞く学園の様子や、同年代の子たちの話題になっている話を聞くのは楽しくそして少し羨ましくも感じた。
そんなエリーが店の売り子を始めてから、ショーンは学園が終われば速攻で帰って来て店を手伝うようになった。
マーシャとその旦那ギルは気が付いていた。
内気な一人息子の初恋に。
ゼイゼイ息を切らして学園から全速力で店の手伝いにやってくる息子に一杯の水を差しだすのはエリーの日課となった。
その一杯の水を渡されるだけで、何とも言えないだらしない笑みを浮かべて一気に飲み干し、エリーに礼を言うショーンの耳はいつまでたっても真っ赤になっていた。
「頑張れショーン、内気な我が息子よ!エリーちゃんが嫁に来てくれたら最高だね!いい子だし、店のことだってよくやってくれているし。さっさと好きだって言っちまえばいいのにさ。ああ、じれったいねえ。ショーンの代わりに私がエリーちゃんにつたえてやろうかしらねえ!むふふっ」
「だめだ、だめだ。そりゃあ全然笑えない冗談だぜ。俺だってエリーちゃんが嫁に来てくれたらそれ以上に嬉しいことはねえがな。そこらへんは俺らは黙って見守ってやらなきゃなあ。ショーンの腕の見せ所さ。奴もいつまでも内気だっつって甘えてちゃあしょうがねえんだからな。俺らは黙って奴の成長を見守るしかねえだろ?」
「はぁ、まあ、あんたの言うとおりだねえ。あんたもたまにはいいこと言うもんだねえ!なーんで、こんな私らの息子が内気になっちまったんだろうねえ。ガツン(?)と一言、エリーちゃーん!好きだ―!!っていってみりゃあいいのにねえ、あの子は!」
やきもきしながら息子を応援するマーシャとギルであった。
その頃、母チェルシーが頻繁に体調を崩すようになった。
心配する兄弟に早く診察に行くよう促されていたが、仕事を休むわけにはいかないとなかなか医者に診てもらおうとしなかったチェルシーはついに、仕事先で倒れてしまった。
すぐに医院に担ぎこまれたチェルシーを診た医師に、過労が原因で倒れたと知らされたエリーは、これからはもっと母に楽をしてもらおうと、パン屋が終わってから内職の仕事を増やした。
同じ年の少女のように着飾ることもなく友達と遊びに行くようなこともない姉エリーが、
「父ちゃん…大丈夫、大丈夫…」
と言いながら笑顔でがんばっていることを弟ダンは知っていた。
早く大きくなって、母や姉を楽にさせてやりたいとダンは強く願った。
そんな願いを込めて、これまで以上に頑張っていたダンに母チェルシーはエリーには内緒にしてね、と言ってあるお願いをした。
「ダン、あっという間に本当に大きくなったわね。もう母さんより足も背も大きくなっちゃって。ふふっ。…ねえ、ダン。母さんはダンやエリーがいてくれて毎日本当に幸せよ。いつも力不足な母さんの為に無理させちゃってごめんね。そして本当にありがとう。」
「急になんだよ、母さん。ありがとうって…。そんなの、母さんや姉ちゃんを助けるのは当たり前だ。」
「ふふふっ。亡くなった父さんにダンは本当にそっくりになって来たわね。あのね、ダン。実は母さんもう治らない病気になってしまったみたいで、後半年くらいしか生きられないらしいの…。あっ、母さんは、ダンとエリーを置いて逝くのはそりゃ寂しいけどね。あっちにいる父さんに会えるかなーなんて思ったらちょっと楽しみな気もするのよね。変でしょ?」
「……。」
「ダン、このことはエリーには内緒にしててね。あの子はいつも頑張り過ぎちゃうから、こんなこと知ったらもう倒れちゃうんじゃないかって心配になるの…。ダン、お願いだからエリーの心の支えになってやって。兄弟で支えあって幸せな人生を送ってほしい。これは亡くなった父さんの願いでもあるの。お願いよ?」
涙でぐしゃぐしゃの顔で頷く息子の顔を優しく拭うチェルシーの目からも涙が溢れていた。
その三か月後、母チェルシーは再び倒れその目が再び開かれることはなかった。
突然の母の死に、エリーは深い悲しみに包まれた。
父を失い今度は母までもいなくなってしまったエリーの心は穴がぽっかり空いたままふさがることはなかった。
母の遺言で父の眠る墓の横に母の小さな墓を建てた。
人目をはばからずエリーは墓の前で泣き続けた。
「……大丈夫、大丈夫ってぜんぜん大丈夫じゃないよ……父ちゃんのばか――――っううっ…」
そんなエリーが泣き止むまでダンも涙を流しつつずっとエリーの傍に寄り添った…。
両親をとうとう失ってしまったそんな姉弟をショーンは励まし続けた。
ダンは相変わらず配達やら近所の手伝いで日々駄賃を稼いでいる。
エリーがパン屋の手伝いで以前よりも安定した額を稼げるようになったので、母にせめて働くのは日中だけにしてとお願いし、ようやく夜だけでも家族団らんの時間をすごせるようになった。
三人が日々働いている為、ようやく家計にもわずかだが余裕が出来た。
平民の子供でも通える無料の学園にはたまにしか通えなかったものの、そこで使用される教材を借りることが出来たために、読み書きと計算くらいは二人とも出来るようになっていた。
パン屋のマーシャにはエリーと同い年のショーンという大変内気な男の子がいた。
内気だがいつもなにかと、エリーのことを気にかけてくれる優しい少年で、すぐにエリーと仲良くなった。
父親が亡くなってからこれまで、家の手伝いと家計を助けるのとでいっぱいいっぱいだったエリーに出来た初めての同い年の友達だった。
生活に余裕のないエリーは買い物を楽しんだりもできないし、空いた時間が母の内職の手伝いや、ダンと配達を手伝ったり、勉強したりと忙しく遊ぶ時間なんてものはなかった。
それゆえに、ショーンに仕事の合間に聞く学園の様子や、同年代の子たちの話題になっている話を聞くのは楽しくそして少し羨ましくも感じた。
そんなエリーが店の売り子を始めてから、ショーンは学園が終われば速攻で帰って来て店を手伝うようになった。
マーシャとその旦那ギルは気が付いていた。
内気な一人息子の初恋に。
ゼイゼイ息を切らして学園から全速力で店の手伝いにやってくる息子に一杯の水を差しだすのはエリーの日課となった。
その一杯の水を渡されるだけで、何とも言えないだらしない笑みを浮かべて一気に飲み干し、エリーに礼を言うショーンの耳はいつまでたっても真っ赤になっていた。
「頑張れショーン、内気な我が息子よ!エリーちゃんが嫁に来てくれたら最高だね!いい子だし、店のことだってよくやってくれているし。さっさと好きだって言っちまえばいいのにさ。ああ、じれったいねえ。ショーンの代わりに私がエリーちゃんにつたえてやろうかしらねえ!むふふっ」
「だめだ、だめだ。そりゃあ全然笑えない冗談だぜ。俺だってエリーちゃんが嫁に来てくれたらそれ以上に嬉しいことはねえがな。そこらへんは俺らは黙って見守ってやらなきゃなあ。ショーンの腕の見せ所さ。奴もいつまでも内気だっつって甘えてちゃあしょうがねえんだからな。俺らは黙って奴の成長を見守るしかねえだろ?」
「はぁ、まあ、あんたの言うとおりだねえ。あんたもたまにはいいこと言うもんだねえ!なーんで、こんな私らの息子が内気になっちまったんだろうねえ。ガツン(?)と一言、エリーちゃーん!好きだ―!!っていってみりゃあいいのにねえ、あの子は!」
やきもきしながら息子を応援するマーシャとギルであった。
その頃、母チェルシーが頻繁に体調を崩すようになった。
心配する兄弟に早く診察に行くよう促されていたが、仕事を休むわけにはいかないとなかなか医者に診てもらおうとしなかったチェルシーはついに、仕事先で倒れてしまった。
すぐに医院に担ぎこまれたチェルシーを診た医師に、過労が原因で倒れたと知らされたエリーは、これからはもっと母に楽をしてもらおうと、パン屋が終わってから内職の仕事を増やした。
同じ年の少女のように着飾ることもなく友達と遊びに行くようなこともない姉エリーが、
「父ちゃん…大丈夫、大丈夫…」
と言いながら笑顔でがんばっていることを弟ダンは知っていた。
早く大きくなって、母や姉を楽にさせてやりたいとダンは強く願った。
そんな願いを込めて、これまで以上に頑張っていたダンに母チェルシーはエリーには内緒にしてね、と言ってあるお願いをした。
「ダン、あっという間に本当に大きくなったわね。もう母さんより足も背も大きくなっちゃって。ふふっ。…ねえ、ダン。母さんはダンやエリーがいてくれて毎日本当に幸せよ。いつも力不足な母さんの為に無理させちゃってごめんね。そして本当にありがとう。」
「急になんだよ、母さん。ありがとうって…。そんなの、母さんや姉ちゃんを助けるのは当たり前だ。」
「ふふふっ。亡くなった父さんにダンは本当にそっくりになって来たわね。あのね、ダン。実は母さんもう治らない病気になってしまったみたいで、後半年くらいしか生きられないらしいの…。あっ、母さんは、ダンとエリーを置いて逝くのはそりゃ寂しいけどね。あっちにいる父さんに会えるかなーなんて思ったらちょっと楽しみな気もするのよね。変でしょ?」
「……。」
「ダン、このことはエリーには内緒にしててね。あの子はいつも頑張り過ぎちゃうから、こんなこと知ったらもう倒れちゃうんじゃないかって心配になるの…。ダン、お願いだからエリーの心の支えになってやって。兄弟で支えあって幸せな人生を送ってほしい。これは亡くなった父さんの願いでもあるの。お願いよ?」
涙でぐしゃぐしゃの顔で頷く息子の顔を優しく拭うチェルシーの目からも涙が溢れていた。
その三か月後、母チェルシーは再び倒れその目が再び開かれることはなかった。
突然の母の死に、エリーは深い悲しみに包まれた。
父を失い今度は母までもいなくなってしまったエリーの心は穴がぽっかり空いたままふさがることはなかった。
母の遺言で父の眠る墓の横に母の小さな墓を建てた。
人目をはばからずエリーは墓の前で泣き続けた。
「……大丈夫、大丈夫ってぜんぜん大丈夫じゃないよ……父ちゃんのばか――――っううっ…」
そんなエリーが泣き止むまでダンも涙を流しつつずっとエリーの傍に寄り添った…。
両親をとうとう失ってしまったそんな姉弟をショーンは励まし続けた。
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