平成元年カナダ・バンクーバー行き

イマガーDC

文字の大きさ
22 / 35

1989年6月26日〜30日 工務店でのカーペンターヘルパーと場末のボクシングジム(Astoria Boxing Club)

しおりを挟む
 文中に出て来るボクシングジムは大変に立地環境が逆の意味で素晴らしい所でした。’89年でも宜しくなかったのですが今はもっと酷い様子。何年かに1度バンクーバーへ戻ってますが、直近の’07年も酷かった。薬物中毒者の巣窟のように変わってました。当時、行きは45分程歩いてジムへ通って、帰りは流石にバスを使って戻っていましたが。今は当時みたく通え、と言われても断る!バンクーバーも変わってしまいました。
 でも工務店での仕事は案外面白く電動工具の使い方も覚えられたのは大変役に立ちました。ああ、日曜大工したいなぁ。


1989年6月26日

 日本の店も探してみると結構大変だ。東京堂やその他色々な所に電話をかけまくって、東京堂に面接に行って来た。東京堂は実力主義で大変厳しいとの事だった。根岸工務店やなんかにも電話して話をしておいた。東京堂に行った後雨の中を歩いてアストリアボクシングクラブに見学に行った。本当に場末のジムという気がした。場所は三流ホテルの地下の酒の空き缶置き場にリングが1つとサンドバッグが5つその他もろもろだ。まあ日本の高橋ボクシングジムよりはマシかな。広さの点では。年間に$25という安さにもびっくりした。上手くいくとマウスピースも安く手に入りそうだ。

 S君の家には今日の昼2時過ぎに電話をして長話をしてしまった。どうも最近さびしがり病になっているようだ。夜にもⅯちゃんの所に電話をして長電話をしてしまった。彼女はまたAちゃんの事を想い出して泣いていた様だ。彼女にバンヤの時給等を聞いて参考にさせてもらった。とりあえずは根岸さんの所に行ってみようかな。

1989年6発27日 火曜日

 早速、今日はNさんの所へ下見をかねて行って来た。話してみると良さそうな人だし、奥さんもしっかりした人らしい。それに男の子やなんかもとてもかわいいし。Nさんの相棒のTomも居るので英語の勉強にも事欠かないと思う。まずは2週間まじめにやってみて、通用すると思ってもらえたら居すわれそうだ。感じのいい職場が一番だものな。まあ、あせらずやってみよう。帰りにメトロタウンに寄ってポスターを買うはずだったが、値上がりしていたので止めにした。その時に4人組の日本人を見た。あまりメトロタウンで日本人は見ないのだが、これから日本人を見たい時はメトロタウンに行けば良い事も判った。
 
 明日は6時半起きだ。カナダに来てから一番早く起きるんじゃないかな。頑張ろう。

 1989年6月28日 水曜日

 ああ疲れた。このあいだのバイト初日が終わった時の日記も確かこんあ書き始めだったと思う。きつくないバイトというのは無いが、肉体を大変こく使した日だった。まあ昨日行った時点で判っていた事だが。Nさんも良い人だし、10時と3時にきちんと休みがあるし、昼のランチタイムもあるし、この間のThe Boathouseに比べれば大分働きやすい。Nさんの相棒Tomも居るので英会話の勉強には事欠かないし。今日はバイクの話しや彼がルームメイトを探しているのを聞いて、場所がキツラノという事でⅯちゃんとK君に知らせてあげなければ。と思った。今日は5時35分くらいに終わって道具の後片付けをして、彼の電話番号を聞いて帰った。体は疲れたが、慣れれば上手くいきそうだ。帰るなりS君宅に電話してその件を教えた。今日もⅯちゃんが遊びに来ていたみたいだ。ダウンタウンがうらやましい。でも今日は良くやれたと思う。帰ってから洗い物をして、その後夕食を作り、明日のランチを作って。でもこんなことをしていたらどこに行っても独りで暮らせるなあ。当分女っ気無しだな。こりゃ。

 1989年6月29日 木曜日

 最近よく考えるのは女の事だ。それはいつもだろうと言われるかもしれないが、特にAちゃんというカナダに行く直前に知り合った下関の娘だ。顔も俺の好みで、本当にあと1歩の所まで行ったのだが取り逃がしてしまった娘だ。大分勉強させてもらった。彼女みたいな娘となら上手くいきそうなのだが。今日の労働もきつかった。まあ大工の仕事にきつくないのは無いだろうが。今日もTomと映画の話しをしたりした。帰りしなに夕食を誘われたが、材料を始末してしまわないといけなかったので断った。でもよく考えてみると米の飯なので勿体ない気がした。

 1989年6月30日 金曜日

 午前中は銀行に行き金を引き出そうとしたが9時半だったのでまだだめだった。仕方がないので先に買い物を済ませてそれから行って無事に$500引き出せた。大家のところに行ったのだが、居なかったのでまだ持っている。

 昼食を食べてゆっくりした後、Nさん宅に向かった。今日はTomとShootingの話しなどが出来たのでLuckyだった。帰りにライフルレンジの場所も教えてもらったし、彼はHuntingもするようだ。趣味が合うので楽しくなりそうだ。仕事は半日だけだったのでそんなに疲れてはいないが、肩がこったので頭痛がする。明日から3日間休みがあるのでゆっくり体を休めよう。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

島猫たちのエピソード2025

BIRD
エッセイ・ノンフィクション
「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。 石垣島は野良猫がとても多い島。 2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。 「保護して下さい」と言うだけなら、誰にでも出来ます。 でもそれは丸投げで、猫のために何かした内には入りません。 もっと踏み込んで、その猫の医療費やゴハン代などを負担出来る人、譲渡会を手伝える人からの依頼のみ受け付けています。 本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。 スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。

島猫たちのエピソード2026

BIRD
エッセイ・ノンフィクション
2026年もどうぞよろしくお願いします。 「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。 石垣島は野良猫がとても多い島。 2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。 本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。 スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。

新しい家族は保護犬きーちゃん

ゆきむらさり
エッセイ・ノンフィクション
〔あらすじ〕📝🐶初めて保護犬ちゃんを迎え入れる我が家。 過去の哀しい実情のせいで人間不信で怯える保護犬きーちゃん。 初日から試行錯誤の日々と保護犬きーちゃん がもたらす至福の日々。 ◇ ✴️保護犬ちゃん達の過去・現在の実情の記述もあります🐾 ✴️日々の些細な出来事を綴っています。現在進行形のお話となります🐾 ✴️🐶挿絵画像入りです。 ✴️拙いエッセイにもかかわらず、HOTランキングに入れて頂き(2025.7.1、最高位31位)ありがとうございます🙇‍♀️

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

処理中です...