枕営業から逃げられない

浅上秀

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もっとお仕事ください編

2話

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「おお、来たか」

いつものホテルのいつもの部屋。
中に入ると島田は既にワインを飲んで寛いでいた。

「おまたせ、いたしました」

「ううん、仕事は順調かね」

「はい。お陰様で…それであの写真…」

「あぁ、あれかい?よく撮れているだろう?」

彼は携帯を操作してあの画像を出した。

「け、消してください!」

「はは、やだね」

「な、なんでですか…」

「とりあえず今日ちゃんといい子にできたか確認しようか」

島田は阿部に服を脱がすと床で四つん這いにさせた。

「どれどれ…」

阿部の穴には奥深く、プラグが刺さったままだった。

「ほう、ちゃんと入れていたみたいだね」

島田はゆっくりとプラグを引き抜いた。

「う、ひっ」

たらりと腸液とともにプラグが飛び出る。

「腹に力をいれろ」

「は、はい」

阿部がいきむとナカから島田の出した精液が垂れてきた。

「ほうほう…」

島田は嬉しそうにナカに指を入れてすべて掻き出した。

「ううううう」

阿部はそのあいだ、耐えていた。



「さてさて、入れていたから腹が痛いだろう?」

「は、はい」

「今日はここまでにしておいてあげよう」

「あ、ありがとうございます」

阿部は喜んだ。

「じゃ、帰っていいよ」

「で、でも写真…」

「は?仕事も欲しい、写真も消してほしい…わがままが過ぎるんじゃないか?」

島田はわざと怒った。

「も、申し訳ございません…」

阿部は慌てて謝った。

「まぁ写真はどこにも出さないから。とりあえず今日は帰れ」

「は、はい…」

阿部はよろよろと立ち上がり着替えた。

「仕事はちゃんと用意しておいたから」

「あ、ありがとうございます」

阿部は着替えてから島田に頭をさげた。

「失礼いたします」

「はーい」

島田は阿部を一切見ずに携帯を弄っている。
阿部はそっと部屋から出た。



ホテルの廊下を歩いてエレベーターに辿り着いた。
下にさがるボタンを押した瞬間、ため息がもれた。

「はぁ、疲れた…」

今日はさっさと帰宅して寝ようと思った。
チン、とベルが鳴りエレベーターが来た。

「あ、すいません」

「いえいえ」

阿部が乗るのと同時に男が一人降りた。
目深に帽子をかぶっているので顔は見えない。

男が降りたのを確認すると阿部はドアを閉めて一階に降りた。

「ん?さっきの男、島田さんの部屋に入らなかったか?」

なんとなく島田の部屋のドアの前で消えた気がした。
しかし気のせいだと頭を振ってホテルを後にした。








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