枕営業から逃げられない

浅上秀

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お仕事くれる人が増える編

2話

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島田はいつも通り、阿部を全裸にすると土下座をさせた。

「いい眺めだろ?」

島田は男に同意を求める。

「はは、島田さん本当にいい趣味してるよ。阿部君だっけ…顔だけあげてくれるかな」

男は一口酒を口に含むとブッと阿部にそれを吹きかけた。

「いいワインだからおすそ分け」

「ははは、やっぱりいい趣味はお互い様だ。ほら、お礼をいいなさい」

島田は笑いながらワインをかけられた阿部を見下ろす。

「は、はい、ありがとう、ございます…」

「いいねぇ」

男はにやにやしながらその様子を見ている。

「それじゃあ、ベットに横になって」

阿部は床から立ち上がるとベットに乗った。

「はぁっ、ペロっ」

ベットにあおむけに横たわった阿部を男が押し倒し、顔や髪にかかってしまったワインを舐めている。
阿部は気持ち悪くて仕方なかった。

「お味はいかがかな?」

「ああ、いいよ、ほんとうに」

男のワイン臭い息が阿部にかかる。
阿部はむせてしまいそうだった。

「んっ」

男はそのまま唇をむさぼり始めた。
徐々に息が激しくなるとともに、口内に舌が入ってくる。

「んんっ、はっふっ、」

男は夢中で阿部に口づけてくる。
島田はにやにやとその様子を眺めていた。

「はあっ、思ったより上玉じゃないか」

ようやく満足した男は阿部から唇を離す。

「でしょう?」

島田もなんだか嬉しそうだった。

「それじゃあ自分でココを慰めながらおねだりできるかな?」

男の手が阿部の肉棒にふれた。

「は、はい」

阿部は自分の肉棒に手を伸ばすとしごき始めた。

「こっちも、一緒に」

男は阿部がシーツを握っていた手をほどくと、阿部の後ろにもっていかせて穴をいじらせた。
阿部の穴の中に指が易々と入っていったのを見て、男は島田に言った。

「やはりこちらも開発済みだったか」

「あたりまえですよ。せっかくだからこれも使いなさい」

島田は阿部にいつも入れているバイブを取り出すとベットに放り投げる。

「は、はい」

阿部は言われたとおりに後ろにバイブを入れながら肉棒をしごいた。
そうして内に時間感覚がどんどんと失われていく。
早く終わればいいと心から願った。

「そろそろかな?」

阿部を放置してワインを飲みながら談笑していた男がそういった時だった。
部屋のドアチャイムが鳴った。









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