28 / 74
お誘いお家訪問編
番外編 看護師は見た 第七話
しおりを挟む
「な、なぁ、坂下」
先ほどまで軽快に会話を楽しんでいた安藤が急に真剣な声を出す。
「なんだよ、急に改まって」
坂下が訝し気に安藤を見る。
「昨日のことなんだけどさ」
「昨日?なんのこと?」
坂下はわざととぼけた。
「その、あの…ほら近藤さんの…」
「あー、安藤、グラス空になってる、注いでやるよ」
坂下は安藤の言葉を遮った。
「なぁっ!聞けよっ!」
安藤は立ち上がって声を荒げた。
「な、なんだよ…」
坂下はボトルを片手に固まった。
「おまえ、近藤さんと真壁先生の関係知ってたのか?」
二人の間にしばしの沈黙が流れた。
「知ってたよ」
「それで悩んでだのか?」
「…うん、そう。だって担当の医者と患者さんがそういう関係ですなんて言えないじゃん」
坂下は安藤から視線をそらした。
「そっか、そうだったのか…てっきり…」
「てっきり?」
安藤が坂下に近づいてくる。
「いやなんでもない」
「そう?ならなんで近づいてくるの?」
安藤が不意に坂下に覆いかぶさった。
そしてポケットから錠剤を取り出すと坂下の口に近づけて飲ませようとした。
「な、なんだよ」
「いいから飲めって」
ぐいぐいと錠剤を坂下の口に押し付ける。
観念した坂下は口を開いて飲み込んだ。
「で、なんの薬なわけ?」
「ん?後でわかるよ」
「はぁっ?」
そして何事もなかったかのように安藤は坂下から離れた。
「さ、飲み直そうぜ」
「お、おう…」
…
坂下は飲んでいるうちにだんだんと身体が熱くなってくるのを感じた。
「飲みすぎたかな…」
「どうした?」
安藤は少し垂れた目で尋ねてくる。
「身体、なんか熱くて…」
「飲むの辞めて寝る?」
「そうしようかな…」
坂下は立ち上がろうとしたが、くらりときてふらついてしまった。
「おっと、危ないな」
「ごめっ」
安藤がとっさに支えてくれた。
片手で頭を抑えながら立ち上がった。
二人はベットルームに向かった。
…
「はあっ、はあっ、はっ、」
坂下の息がどんどん粗くなっていく。
そして視界が回ってクラクラしていた。
「あの薬、信用してなかったけどやばいな」
安藤はぼそりとつぶやいた。
「おまえが俺を信用してくれててよかったよ」
安藤は坂下の服に手をかける。
「はっ、んっ?」
坂下がぼんやりと目を開いた。
「熱いんだろ?脱ごうか」
「う、ん」
坂下はおぼつかない手つきで脱ぐのを安藤が手助けした。
やがて坂下は下着すらも脱いで全裸になってしまった。
「ふっ、うっ」
「俺さ、おまえに好きなやつができて悩んでると思ったんだよ」
安藤は自分も服を脱いだ。
「だからお前が何に悩んでるのか気になってたんだ」
全裸になった安藤は坂下に覆いかぶさった。
「憂いは晴れたし、後はおまえ言質を取るだけなんだよな」
坂下の顔を両手で包み込んだ。
「ん?あん、ど・・・」
坂下の言葉を飲み込むように安藤は坂下の唇に吸い付いた。
先ほどまで軽快に会話を楽しんでいた安藤が急に真剣な声を出す。
「なんだよ、急に改まって」
坂下が訝し気に安藤を見る。
「昨日のことなんだけどさ」
「昨日?なんのこと?」
坂下はわざととぼけた。
「その、あの…ほら近藤さんの…」
「あー、安藤、グラス空になってる、注いでやるよ」
坂下は安藤の言葉を遮った。
「なぁっ!聞けよっ!」
安藤は立ち上がって声を荒げた。
「な、なんだよ…」
坂下はボトルを片手に固まった。
「おまえ、近藤さんと真壁先生の関係知ってたのか?」
二人の間にしばしの沈黙が流れた。
「知ってたよ」
「それで悩んでだのか?」
「…うん、そう。だって担当の医者と患者さんがそういう関係ですなんて言えないじゃん」
坂下は安藤から視線をそらした。
「そっか、そうだったのか…てっきり…」
「てっきり?」
安藤が坂下に近づいてくる。
「いやなんでもない」
「そう?ならなんで近づいてくるの?」
安藤が不意に坂下に覆いかぶさった。
そしてポケットから錠剤を取り出すと坂下の口に近づけて飲ませようとした。
「な、なんだよ」
「いいから飲めって」
ぐいぐいと錠剤を坂下の口に押し付ける。
観念した坂下は口を開いて飲み込んだ。
「で、なんの薬なわけ?」
「ん?後でわかるよ」
「はぁっ?」
そして何事もなかったかのように安藤は坂下から離れた。
「さ、飲み直そうぜ」
「お、おう…」
…
坂下は飲んでいるうちにだんだんと身体が熱くなってくるのを感じた。
「飲みすぎたかな…」
「どうした?」
安藤は少し垂れた目で尋ねてくる。
「身体、なんか熱くて…」
「飲むの辞めて寝る?」
「そうしようかな…」
坂下は立ち上がろうとしたが、くらりときてふらついてしまった。
「おっと、危ないな」
「ごめっ」
安藤がとっさに支えてくれた。
片手で頭を抑えながら立ち上がった。
二人はベットルームに向かった。
…
「はあっ、はあっ、はっ、」
坂下の息がどんどん粗くなっていく。
そして視界が回ってクラクラしていた。
「あの薬、信用してなかったけどやばいな」
安藤はぼそりとつぶやいた。
「おまえが俺を信用してくれててよかったよ」
安藤は坂下の服に手をかける。
「はっ、んっ?」
坂下がぼんやりと目を開いた。
「熱いんだろ?脱ごうか」
「う、ん」
坂下はおぼつかない手つきで脱ぐのを安藤が手助けした。
やがて坂下は下着すらも脱いで全裸になってしまった。
「ふっ、うっ」
「俺さ、おまえに好きなやつができて悩んでると思ったんだよ」
安藤は自分も服を脱いだ。
「だからお前が何に悩んでるのか気になってたんだ」
全裸になった安藤は坂下に覆いかぶさった。
「憂いは晴れたし、後はおまえ言質を取るだけなんだよな」
坂下の顔を両手で包み込んだ。
「ん?あん、ど・・・」
坂下の言葉を飲み込むように安藤は坂下の唇に吸い付いた。
1
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる