開発されに通院中

浅上秀

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恋人同棲始めました編

2話

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近藤が持ってきた荷物を業者がどんどんと運び入れる。

「すいませーん、これどこですか?」

「あっちの部屋にお願いします」

「服はどこに?」

「あ、ここのクローゼットにいれます!」

あっという間に荷物が部屋に収まった。
あとはいくつか残った段ボールを片付けるだけである。

「それじゃあ、これで失礼します」

「ありがとうございました」

業者が帰ると二人だけの静かな空間が生まれた。



近藤は部屋で段ボールのものを片付けている。

「猛ー、終わりそう?」

近藤が荷ほどきをしている間、真壁は食事を用意していた。

「うん、今ちょうどキリいいとこ」

残すは最後の段ボールのみとなっている。
近藤は部屋から出てダイニングに向かう。

ダイニングテーブルの上には真壁が用意したハンバーグがのっていた。

「いただきます」

「いただきます」

二人は食べながら家事の分担などを決めた。

「俺は料理とか全くできないから、健太にお願いしたいな」

「仕事が忙しい時とかは全然作れないけどいいの?」

「うん、余裕ある時だけでいいよ」

「わかった」

近藤はご飯を頬張りながら感心していた。

「でもすごいよな、ハンバーグとかさっと作れて…」

「あぁ、これ作りおき。いつも忙しくて作ったり食べる暇ないから、休みの日に冷凍作り置いてんの」

「主婦みたいだな」

「そうか?」

二人は笑いながら食べすすめた。

「猛は何やる?」

近藤は一人暮らしの頃の自分の生活を思い浮かべながら答えた。

「うーん、掃除とか洗濯はさすがにできるし、ゴミ出しとかもできる」

「それだけできれば十分だよ」

「他にないかな?」

「思いついたらその都度考えよっか」

「わかった」



食事が終わって近藤は後片付けをしようとした。

「あ、猛、今日は良いよ。荷物片付けなよ」

真壁が近藤は部屋に押しやる。

「うん、明日からはちゃんと手伝うから…」

「頼んだ」

近藤は最後の段ボールの片付けに取り掛かった。



「猛、風呂わいたけど入る?」

食事の片づけを終えた真壁は風呂の用意をしていた。

「まだかかるから先に入っていいよ」

「わかった」

近藤はまだ片付けが終わっていなかったので先に真壁に入らせた。



「猛、風呂あがったよ」

数分後、髪が濡れたままの真壁が部屋に入ってきた。

「ちゃんと乾かせよ」

近藤は真壁の頭を首にかかっていたタオルでぐしゃぐしゃと拭いた。

「んんん、乾かすって」

真壁は近藤の手を払った。
近藤は笑いながら風呂場に向かったのだった。




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