開発されに通院中

浅上秀

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ラブラブな生活を送っています編

4話

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真壁が出張から帰る今日。
近藤は帰るために急いでいた。

一刻でも早く、真壁に会いたかったので全力で仕事を終わらせた。

「あ、近藤君」

パソコンをシャットダウンして席を立とうとしたその時だった。

「部長?何ですか?」

近藤はいきなり部長に呼び止められた。

「近藤君も今日来るよね?」

「え?」

部長がホワイトボードを指さした。
そこには慰労会の文字が。

「き、今日でしたっけ?」

「うん、今日だよ」

近藤は真壁の出張に気を取られていたのですっかり忘れていたのだ。

「やばっ…」

「どうしたんだい?」

「い、いえ、なんでも…」

近藤は真壁に会えると喜んでいた気持ちが萎んでいく。

「はぁ…」

「それじゃあ、後でね」

部長が肩をポンと叩いて離れていく。
慌てて真壁に連絡して飲み会に行くことを告げた。

「一次会、途中で抜けよう…」

近藤は肩を落としながら飲み会の会場に向かう。



「あっ、近藤さーん!!いらしたんですね!」

会場である居酒屋に着くと、座敷から後輩が近藤に手を振っているのが見えた。

「おう、お疲れ」

部のほとんどの人間がいた。

「何飲みます?」

「ん、ウーロン茶で」

「え、先輩、下戸でしたっけ?」

「今日はちょっとな」

後輩に注文を任せるとさっさと席に座った。
部長を含めてみんなが揃ったところで乾杯。

「これ飲んだら帰ろう…」

近藤はウーロン茶をグビグビ飲む。

「あ、あの、近藤さん、ここ、いいですか?」

近藤は早く抜けることだけを考えていたので、彼女が近づいていることに気付いていなかった。

「ん、え、ああ」

彼女は近藤の右となりに座ってきた。

「この前はありがとうございました」

「え?」

「〇〇様の件で、フォローいただいて…」

彼女は近藤に必死に話しかけているが、近藤は上の空だった。

「…で、それで」

「ごめん、ちょっとトイレ」

近藤はスマホが鳴っていることに気付き、席をあとにした。



トイレに入って電話に出る。

「あ、たける?」

「ごめん、健太、急に飲み会はいちゃって…」

「はは、しょうがないよ」

「もうそろそろ帰るから!」

「ん、待ってる」

「じゃあ、あとで」

「うん」

近藤はトイレから出て帰る気満々だった。



席に戻ると先ほど右隣にいた彼女は顔を真っ赤にしてフラフラしている。

「おお、酔ってるな~大丈夫か~」

同じく顔を真っ赤にした上司に絡まれていた。

「はぁっ…その辺で勘弁してやって下さい」

「近藤~最近、付き合い悪いってきいてるぞ~」

上司は彼女から離れると近藤に絡んできた。

「はいはい、水でも飲んで下さい」

上司をいなしながらカバンをもって、幹事の後輩に近づく。

「俺もう出るから。これ会費」

「あー、近藤さん、二次会いかないんですか?」

「明日、早いんだよ」

「ついでにあいつ送ってやって下さいよ」

「は?」

後輩はフラフラになっている彼女を指さす。











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