52 / 74
初めて旅行に行きます編
2話
しおりを挟む
その日、近藤が家に帰るとウキウキした様子の真壁がいた。
「ただいま」
「おかえり」
「なんかいいことでもあったのか?」
近藤が尋ねると真壁はニコニコと答えた。
「今日、良い温泉旅館教えてもらってさ、帰りに旅行会社に寄ってパンフレットとかもらって来ちゃった」
真壁はカバンから旅行会社のパンフレットを取り出した。
「お、いいな!あとでゆっくり見よ」
「おう」
真壁は鼻歌交じりに夕食の準備を始めたのだった。
…
二人で夕食を食べて、シャワーに入った。
ただいつものようにベットルームに行かずにリビングにむかった。
大きな黒い革のソファにお互いの身体を密着させて腰かける。
真壁がパンフレットを手に取って、近藤は右から覗き込む。
「へー、意外と安いんだな」
「ほんとだ」
「休日料金で割増しになるかと思った」
「これなら連休で行けそうだね」
真壁の病院は連休に休みになるらしい。
「そういえば健太はいつも休日でも仕事してないか?」
近藤はいつもの休日の真壁の様子を思い浮かべていた。
「あれは学会だなんだって雑務が多いからかな」
真壁は苦笑していた。
「そっか」
「その点いいよな、猛は休日は仕事しなくて済むから」
「その代り忙しい時期は残業とか会社に泊まり込んだりとかするけどな…」
近藤の会社は今、閑散期に入っているので余裕がある。
「お、ここ見ろよ。この部屋、露天風呂ついてるって」
「ほんとだ!いいな、この部屋…」
二人はパンフレットを覗き込みながら連休の予定を組み立てた。
そして早々にスマホで旅行の予約を取ってしまった。
「これでよしっと」
「旅館までは健太の車だよな?」
「うん」
「交代で運転しよう」
「え、いいよ。俺一人でも大丈夫な距離だよ?」
「いいからいいから!」
二人は浮かれ気分のままベットルームに向かう。
…
「電気消すぞ」
「ちょっと待って…うん、いいよ」
二人でベットに寝転がる。
「なぁ」
「ん?」
「旅館に行ったらさ」
「おう」
「…ヤリ放題だな」
「ぶーーーっ、ば、ばかっ、健太のばかっ」
「ははは、おやすみ~」
「ただいま」
「おかえり」
「なんかいいことでもあったのか?」
近藤が尋ねると真壁はニコニコと答えた。
「今日、良い温泉旅館教えてもらってさ、帰りに旅行会社に寄ってパンフレットとかもらって来ちゃった」
真壁はカバンから旅行会社のパンフレットを取り出した。
「お、いいな!あとでゆっくり見よ」
「おう」
真壁は鼻歌交じりに夕食の準備を始めたのだった。
…
二人で夕食を食べて、シャワーに入った。
ただいつものようにベットルームに行かずにリビングにむかった。
大きな黒い革のソファにお互いの身体を密着させて腰かける。
真壁がパンフレットを手に取って、近藤は右から覗き込む。
「へー、意外と安いんだな」
「ほんとだ」
「休日料金で割増しになるかと思った」
「これなら連休で行けそうだね」
真壁の病院は連休に休みになるらしい。
「そういえば健太はいつも休日でも仕事してないか?」
近藤はいつもの休日の真壁の様子を思い浮かべていた。
「あれは学会だなんだって雑務が多いからかな」
真壁は苦笑していた。
「そっか」
「その点いいよな、猛は休日は仕事しなくて済むから」
「その代り忙しい時期は残業とか会社に泊まり込んだりとかするけどな…」
近藤の会社は今、閑散期に入っているので余裕がある。
「お、ここ見ろよ。この部屋、露天風呂ついてるって」
「ほんとだ!いいな、この部屋…」
二人はパンフレットを覗き込みながら連休の予定を組み立てた。
そして早々にスマホで旅行の予約を取ってしまった。
「これでよしっと」
「旅館までは健太の車だよな?」
「うん」
「交代で運転しよう」
「え、いいよ。俺一人でも大丈夫な距離だよ?」
「いいからいいから!」
二人は浮かれ気分のままベットルームに向かう。
…
「電気消すぞ」
「ちょっと待って…うん、いいよ」
二人でベットに寝転がる。
「なぁ」
「ん?」
「旅館に行ったらさ」
「おう」
「…ヤリ放題だな」
「ぶーーーっ、ば、ばかっ、健太のばかっ」
「ははは、おやすみ~」
1
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる