開発されに通院中

浅上秀

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初めて旅行に行きます編

6話

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そんなこんなで、近藤と真壁が仕事に追われるうちにあっという間に連休が訪れたのである。
二人は前の日のうちに、明日持っていく荷物をまとめていた。

「アメニティは色々あるみたいだから…髭剃りくらいでいいのか?」

「うん、タオルとかもあるみたいだし」

「着替え…二泊分かな」

「下着だけでいいんじゃない?浴衣あるだろうし」

「そうだな」

二人はそれぞれボストンバックに荷物を詰めた。

「ていうか猛のスマホ、今日は通知がすごいな」

「ああ、明日から部で慰安旅行行くみたいでさ」

「へぇ、そうなんだ、猛は?そっち行かなくてよかったの?」

真壁が近藤に後ろから抱き着きながら尋ねる。

「行って欲しかったか?」

「いや、そういうことじゃないけど…」

真壁はグリグリと混同の広い背中に顔をうずめる。

「はは、絶対行かねぇよ。俺、ああいうの苦手だし」

「うん、なんかそんな感じする」

真壁は背中から顔をあげる

「そうか?」

近藤は真壁のほうをむくと真壁の頭をぽんぽんと撫でた。

「明日朝早めに出るからもう寝る?」

「そうだな」

近藤はスマホを操作して通知を消した。

「お、静かになった」

「通知切ったからな」

二人でベットに寝転がった。
不意に真壁が近藤に覆いかぶさった。

「お?」

「ん」

近藤の顔の両側に手を付くと顔を寄せていく。

「するのか?」

真壁はそのまま近藤の耳元に顔を近づけた。

「ううん。しない、その代わり、向こうに行ったら、たくさん、しようね」

近藤の頬にキスを残すと真壁は離れて横に寝転がった。

「お、おう」

「はは、うろたえてる」

「うろたえてねーよっ」

「おやすみー」

「おう、おやすみ」



翌朝、起きて朝食を食べる。

「天気よさそうでよかったよな」

「ほんとだよ」

朝食の後片付けが終わると荷物を持って二人で部屋を出た。

「でもチェックイン、13時とかだろ?こんなに早く出たら早く着きすぎないか?」

「道の駅とか寄り道したいなと思ってさ」

「なるほど」

二人で真壁の車に乗り込む。
真壁が車のエンジンをかける。

「それでは出発進行~」

「今日はテンションたけぇな」

「ははは、楽しくてさ」

二人の初めての旅行が始まったのだった。





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