開発されに通院中

浅上秀

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初めて旅行に行きます編

7話

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ドライブ中、道の駅によってグルメを堪能した。

「ソフトクリームとかいつぶりだろう…」

「チョコ、一口くれよ」

「おう、ミルクも一口もーらいっと」

二人はソフトクリームに舌鼓を打っていた。

「しかし連休だからかこの時間でも人多いな」

「観光バスとかいたわ」

駐車場には多くの車が出入りしていた。

「トイレ混む前でよかったよな」

「たしかに」

二人は未知の駅を出ると目的の旅館を目指すのだった。



「ついた!」

「お、ここか」

温泉街の王道から少し外れた旅館。
昔ながらの雰囲気が漂っている。

「いいな、この感じ」

真壁が車を止めた。
二人は車を降りると早速、旅館の中に入った。

「ようこそ、お越しくださいました」

番頭さんが迎えてくれる。

「どうも」

「お世話になります」

「どうぞこちらへ」

二人はエントランスに案内された。
広々とした空間に、ソファがいくつか置かれている。
その内の一つに腰かけると、別の従業員が二人に近づいてきた。

「本日はようこそお越しくださいました。お名前をお伺いいたします」

「はい、今日から一泊で予約している真壁です」

「かしこまりました。真壁様ですね。少々お待ちくださいませ」

従業員は二人に一礼するとクロークに戻っていった。

「広いなぁ」

近藤はその間、エントランスを見渡していた。

「お待たせいたしまし。真壁様。本日から二泊のご宿泊でお間違いないでしょうか?」

「はい」

「では宿帳のご記入をお願いいたします。それからこちら本館からプレゼントさせていただいております、ウェルカムドリンクの緑茶です。よろしければどうぞ」

「ありがとうございます」

氷の入った涼しげなグラスに緑茶が入っている。
喉が渇いていた近藤は、真壁が宿帳に記入している間、それを飲んでいた。

「ご記入ありがとうございます。ご精算は先に承っておりますので、このままお部屋までご案内させていただきます。荷物はこちらの二点でよろしいでしょうか?」

「あ、はい」

「ではご案内いたします」

近藤はちょいちょいと真壁をつついた。

「ん?」

「清算済みってどういうことだよ」

「俺が払ったってこと」

「いつの間に!?俺も払うから!」

「予約した時に。え、いいよ、俺が誘ったんだし」

「でも…」

「真壁様。こちらがお客様のお部屋でございます」

なんだかんだ話しているうちに、あっと言う間に部屋に辿り着いたのだった。








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