開発されに通院中

浅上秀

文字の大きさ
63 / 74
初めて旅行に行きます編

13話

しおりを挟む
四つん這いになった近藤のナカにすぐさま真壁が入ってくる。

「んああああ」

近藤は声をあげて背中をそらした。

「うあ、すげっ」

先ほどよりも奥深くに真壁が入っていく。
パンパンと腰を打ち付ける音が部屋に響きわたる。

「ああ、あああ、気持ちい、そこ、そこいいいい」

二人は腰を振ることだけに集中した。

「ここ?ここだろ?」

「そこぉ、あああ、いいいい」

二度目の限界が二人に近づいてくる。

「うううう、出るっ」

先に真壁が近藤のナカに欲望を吐き出した。

「ああああ、キタぁあああ」

近藤はその熱を感じると後を追うように達した。

「はぁっ、はっ、はっ」

「んあああ」

近藤のナカから真壁の肉棒がずるりと引き抜かれる。
腰をあげた近藤の尻から真壁が出したものが濁流のように流れ出てくる。

「二回分だからけっこうな量だな」

真壁は満足そうに近藤の尻を撫でまわす。

「も、動けねぇ」

近藤がその場にうつ伏せになった。

「はは、なぁ、せっかくだから部屋の露天いこう?」

真壁は近藤の尻をタオルで拭いながら尋ねる。

「そういえば、行ってなかったな」

「入らないなんてもったいないだろ?」

「だな」

二人は疲れた身体に鞭を打って、ベランダに出る。
露天風呂からは暗闇でもわかるくらい湯気が立っていた。

「はぁああ」

「極楽極楽」

二人が悠々と入れるほど広い湯船だ。

「寝るなよ」

「気を付ける」

二人とも瞼が降りてくるのを感じていた。

「なぁ」

「ん?」

近藤が真壁に声をかける。

「幸せだな」

近藤がつぶやいた。

「ほんと?」

「ここで嘘つく意味ないだろ?」

「たしかに」

真壁も呟いた。

「幸せだな」

「だろ?」

二人は笑いながらキスをした。

「上がるか」

「おう、もう眠くてしょうがないや」

「俺も」



翌朝、起きてすぐに二人は再び部屋の露天風呂に入る。
ちょうど上がった時、部屋に朝食が運び込まれてきた。

「おはようございます」

「おはようございます。今朝は和食でご用意させていただいております。どうぞお召し上がりください」

旅館の人が布団をどけてテーブルに並べてくれる。

二人で朝食を頬張ると着替えてチェックアウトに向かった。

「またのお越しをお待ちしております」

「はい」

二人は乗ってきた車に乗り込んだ。

「まだ猛の会社の人たちはチェックアウトしてないみたいだな」

駐車場には車が何台か止まっている。

「そうみたいだな。会わなくてよかったかも」

近藤は苦笑する。

「じゃ、帰るか」

真壁はエンジンをかける。

「おう」

「また来ような」

「もちろん」

こうして二人の初めての旅行は終わりを告げたのだった。








しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

身体検査その後

RIKUTO
BL
「身体検査」のその後、結果が公開された。彼はどう感じたのか?

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

熱のせい

yoyo
BL
体調不良で漏らしてしまう、サラリーマンカップルの話です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

野球部の女の子

S.H.L
青春
中学に入り野球部に入ることを決意した美咲、それと同時に坊主になった。

処理中です...