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老舗旅館に出資してみた
6話
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マジックに気を取られている間にビーツのスープが机の上に置かれていた。
慌ててスプーンを手にもってスープを飲む。
色がどぎつめのではあるが、味は繊細でとても美味しい。
俺は一瞬、あのマジックショーは夢だったのかと思った。
「たぶん味するから夢じゃないよな…」
スープを飲み干して、新しく持ってきてもらった年代物のワインに口をつける。
「お待たせいたしました。本日のメイン料理でございます」
ガラガラと廊下からワゴンの車輪の音が聞こえる。
かなり大きいものを運んできたようだ。
「なんだ…?」
俺はもう開いた口が塞がらなかった。
そうだ、忘れかけていたがこの施設は裏クラウドファンディングの所有だ。
「そうだよな…うん、なんかもういいや」
そうつぶやく俺の前に現れたのは全裸の男性が乗った大きな台。
ただの全裸の男性ではない。
全身が花と刺身とつまで彩られている。
女体盛りならぬ、男体盛りだ。
「さぁお好きなお刺身をお取りください」
ワゴンを運んできた仲居に促された大きな菜箸を使って身体に盛られているお刺身を箸で摘まんだ。
俺はもう半ばやけくそになって目をつぶって口にいれる。
「あ、美味しい…」
お刺身そのものは脂がのっていて新鮮で非常においしい。
お刺身が盛られている男性は生殖器から性別は判定できるものの、顔の部分は箱のようなもので覆われていて誰かは全くわからない。
「お花も召し上がれるんですよ」
「へぇ」
きわどいところに飾られている花を摘まむ。
味はよくわからないが食べれなくもない。
俺は段々と目の間の状況のなれてきたので時々、わざと胸元の赤い部分を摘まんでやる。
すると嬉しそうに器の腰がはねていた。
「はぁ、ご馳走様」
ようやく乗っていたお刺身やら花やらを完食した俺はなんだかぐっと疲れていた。
男の身体の乗ったワゴンがが下げられていく。
「最後にデザートをお持ちいたします。準備がございますので少々お待ちくださいませ」
「はい」
俺は湯呑に入れられた温かいお茶に若干の癒しを覚えながら待っていた。
「お待たせいたしました」
再びワゴンに乗った全裸の男性が運ばれてきた。
今度は全身に生クリームやスポンジ、フルーツ、チョコクリームでデコレーションされている。
「すげぇな…」
もはや芸術的だった。
「よろしければ直接お口をつけてお召し上がりください」
「へっ?あ、はい」
俺は恐る恐る腹に乗った果物を摘まむ。
「美味しい…」
次にその隣の生クリームを舐めとると、肌に触れたのか器がピクリと揺れた。
俺はたて続けに全身をくまなく舐め尽くしていった。
「んんっ」
時折、隠された顔の方からくぐもった声が聞こえてくる。
「はぁ、うまかった」
俺の唾液で所々テカっている器に満足した。
「それでは食後の運動がてら…こちらをどうぞ」
そうして隠された顔が明かされる。
「ふ、藤原さん!???」
そこにはうるんだ瞳、非常に扇情的に赤らんだ藤原さんの顔があった。
慌ててスプーンを手にもってスープを飲む。
色がどぎつめのではあるが、味は繊細でとても美味しい。
俺は一瞬、あのマジックショーは夢だったのかと思った。
「たぶん味するから夢じゃないよな…」
スープを飲み干して、新しく持ってきてもらった年代物のワインに口をつける。
「お待たせいたしました。本日のメイン料理でございます」
ガラガラと廊下からワゴンの車輪の音が聞こえる。
かなり大きいものを運んできたようだ。
「なんだ…?」
俺はもう開いた口が塞がらなかった。
そうだ、忘れかけていたがこの施設は裏クラウドファンディングの所有だ。
「そうだよな…うん、なんかもういいや」
そうつぶやく俺の前に現れたのは全裸の男性が乗った大きな台。
ただの全裸の男性ではない。
全身が花と刺身とつまで彩られている。
女体盛りならぬ、男体盛りだ。
「さぁお好きなお刺身をお取りください」
ワゴンを運んできた仲居に促された大きな菜箸を使って身体に盛られているお刺身を箸で摘まんだ。
俺はもう半ばやけくそになって目をつぶって口にいれる。
「あ、美味しい…」
お刺身そのものは脂がのっていて新鮮で非常においしい。
お刺身が盛られている男性は生殖器から性別は判定できるものの、顔の部分は箱のようなもので覆われていて誰かは全くわからない。
「お花も召し上がれるんですよ」
「へぇ」
きわどいところに飾られている花を摘まむ。
味はよくわからないが食べれなくもない。
俺は段々と目の間の状況のなれてきたので時々、わざと胸元の赤い部分を摘まんでやる。
すると嬉しそうに器の腰がはねていた。
「はぁ、ご馳走様」
ようやく乗っていたお刺身やら花やらを完食した俺はなんだかぐっと疲れていた。
男の身体の乗ったワゴンがが下げられていく。
「最後にデザートをお持ちいたします。準備がございますので少々お待ちくださいませ」
「はい」
俺は湯呑に入れられた温かいお茶に若干の癒しを覚えながら待っていた。
「お待たせいたしました」
再びワゴンに乗った全裸の男性が運ばれてきた。
今度は全身に生クリームやスポンジ、フルーツ、チョコクリームでデコレーションされている。
「すげぇな…」
もはや芸術的だった。
「よろしければ直接お口をつけてお召し上がりください」
「へっ?あ、はい」
俺は恐る恐る腹に乗った果物を摘まむ。
「美味しい…」
次にその隣の生クリームを舐めとると、肌に触れたのか器がピクリと揺れた。
俺はたて続けに全身をくまなく舐め尽くしていった。
「んんっ」
時折、隠された顔の方からくぐもった声が聞こえてくる。
「はぁ、うまかった」
俺の唾液で所々テカっている器に満足した。
「それでは食後の運動がてら…こちらをどうぞ」
そうして隠された顔が明かされる。
「ふ、藤原さん!???」
そこにはうるんだ瞳、非常に扇情的に赤らんだ藤原さんの顔があった。
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