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2017年
卒業
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あなたへ
今日、あの子の卒業式を迎えました。
学ランに身を包み、中学生に上がったばかりのあの頃が、
昨日のことのように思い出されます。
入学式、名前を呼ばれると、元気に返事をしたあの子。
まだ幼さの残るあの子の声が、体育館の中、響き渡りました。
これから始まる中学校生活。
瞳をキラキラと輝かせ、希望に満ち溢れていましたね。
入学後、間も無くに部活動が始まり、
急に下校時間が遅くなったあの子。
あの日、あなたの帰りが、たまたま、
あの子よりも早かった日の事を覚えていますか?
辺りは暗くなり始め、
それでも帰って来ないあの子の事を心配し始めたあなた。
大丈夫だよ
の私の声は届かずに、
あなたったら、自転車に乗って、ちょっと見て来るって。
時々、心配性だったあなた。
友達と楽しそうに帰って来るあの子を見つけ、
満足そうに、1人、帰ってきたあなたは、
もうすぐ、あの子も帰ってくるよ
なんて、あの子が楽しそうにしていた様子を、話してくれましたね。
そうして、小学校とは違う生活に、
私達も少しずつ、慣れて行きました。
春の体育祭では、あなたと一緒に、
あの子の中学校生活を垣間見る事が出来ました。
新しい友達も出来、楽しそうなあの子の様子に、安心しましたね。
そうして、中学校生活、初めての夏休み。
あなたを、そちら側へ見送りました。
あれからのあの子は、
時に、あなたの代わりになろうと、背伸びをし、
懸命に、私を支えてくれました。
そして、あなたに恥じないようにと、たくさんの挑戦もしてきました。
一歩踏み出す事を躊躇った時には、
やらないで後悔するなら、やって後悔しなさいと、
いつかのあなたがあの子に言ってくれた言葉を思い出し、
勇気を出して、一歩、前へと踏み出しました。
3年間を通し、本当にたくさんの事に挑戦してきたあの子だけれど、
その中で、一番、あなたに報告したかった、あの子の挑戦は、
2年生後期、生徒会長を務めた事です。
しっかりと、自分の意思を持ち、
目標に向かって歩むあの子の姿は、本当に、眩しかった。
理想と現実の違いに、時に、弱気になったり、
頑張るあまり、空回りした事もあったあの子だったけれど、
半年間、立派に生徒会長を務めたあの子を、本当に誇りに思います。
あれは、昨年、あの子の先輩方の卒業式の前日。
私は、あなたの夢を見ました。
そこは、とても景色のいい場所で。
あなたとあの子、私の3人が揃っているのに、
何故か、あの子には、あなたが見えない、という夢でした。
私の隣に立つあなたは、私に言いましたね。
あの子に、おめでとう と伝えて欲しいと。
卒業式では、先輩方への送辞を読む事になっていたあの子。
きっと、あなたは、あの子に、伝えたかったのだと思いました。
そうして、夢から覚めた私は、
あなたからのメッセージを、あの子に伝えたのでした。
あの時のあの子の嬉しそうな顔。あなたも、見ていてくれたでしょうか。
授業参観、体育祭、合唱コンクール。
あなたと一緒に見に行きたかった学校行事は、
いつも、あなたが側にいる気がしました。
たくさんの友達に恵まれ、
たくさんの笑顔で過ごせた中学校生活。
時に、悔しい思いや、理不尽な思い。
悲しい思いや、苦しい思いもありました。
今思えば、
どれをとっても、あの子の成長に、大切な経験だったのだと思います。
義務教育の卒業でもある中学校の卒業式は、ちょっと特別ですね。
また一歩、大人に近づいたあの子。
これから、あの子はどんな道を歩んで行くのでしょうか。
卒業証書授与。
名前を呼ばれ、3年前と同じように、元気に返事をしたあの子の声は、
低く、よく通る声へと変わりました。
その自信に満ち溢れた声に、
あの子は、何処へ行っても、きっと、大丈夫なのだと感じました。
あの子が立派に成長した姿。
あなたも見ていてくれたでしょうか。
2017.03.10
今日、あの子の卒業式を迎えました。
学ランに身を包み、中学生に上がったばかりのあの頃が、
昨日のことのように思い出されます。
入学式、名前を呼ばれると、元気に返事をしたあの子。
まだ幼さの残るあの子の声が、体育館の中、響き渡りました。
これから始まる中学校生活。
瞳をキラキラと輝かせ、希望に満ち溢れていましたね。
入学後、間も無くに部活動が始まり、
急に下校時間が遅くなったあの子。
あの日、あなたの帰りが、たまたま、
あの子よりも早かった日の事を覚えていますか?
辺りは暗くなり始め、
それでも帰って来ないあの子の事を心配し始めたあなた。
大丈夫だよ
の私の声は届かずに、
あなたったら、自転車に乗って、ちょっと見て来るって。
時々、心配性だったあなた。
友達と楽しそうに帰って来るあの子を見つけ、
満足そうに、1人、帰ってきたあなたは、
もうすぐ、あの子も帰ってくるよ
なんて、あの子が楽しそうにしていた様子を、話してくれましたね。
そうして、小学校とは違う生活に、
私達も少しずつ、慣れて行きました。
春の体育祭では、あなたと一緒に、
あの子の中学校生活を垣間見る事が出来ました。
新しい友達も出来、楽しそうなあの子の様子に、安心しましたね。
そうして、中学校生活、初めての夏休み。
あなたを、そちら側へ見送りました。
あれからのあの子は、
時に、あなたの代わりになろうと、背伸びをし、
懸命に、私を支えてくれました。
そして、あなたに恥じないようにと、たくさんの挑戦もしてきました。
一歩踏み出す事を躊躇った時には、
やらないで後悔するなら、やって後悔しなさいと、
いつかのあなたがあの子に言ってくれた言葉を思い出し、
勇気を出して、一歩、前へと踏み出しました。
3年間を通し、本当にたくさんの事に挑戦してきたあの子だけれど、
その中で、一番、あなたに報告したかった、あの子の挑戦は、
2年生後期、生徒会長を務めた事です。
しっかりと、自分の意思を持ち、
目標に向かって歩むあの子の姿は、本当に、眩しかった。
理想と現実の違いに、時に、弱気になったり、
頑張るあまり、空回りした事もあったあの子だったけれど、
半年間、立派に生徒会長を務めたあの子を、本当に誇りに思います。
あれは、昨年、あの子の先輩方の卒業式の前日。
私は、あなたの夢を見ました。
そこは、とても景色のいい場所で。
あなたとあの子、私の3人が揃っているのに、
何故か、あの子には、あなたが見えない、という夢でした。
私の隣に立つあなたは、私に言いましたね。
あの子に、おめでとう と伝えて欲しいと。
卒業式では、先輩方への送辞を読む事になっていたあの子。
きっと、あなたは、あの子に、伝えたかったのだと思いました。
そうして、夢から覚めた私は、
あなたからのメッセージを、あの子に伝えたのでした。
あの時のあの子の嬉しそうな顔。あなたも、見ていてくれたでしょうか。
授業参観、体育祭、合唱コンクール。
あなたと一緒に見に行きたかった学校行事は、
いつも、あなたが側にいる気がしました。
たくさんの友達に恵まれ、
たくさんの笑顔で過ごせた中学校生活。
時に、悔しい思いや、理不尽な思い。
悲しい思いや、苦しい思いもありました。
今思えば、
どれをとっても、あの子の成長に、大切な経験だったのだと思います。
義務教育の卒業でもある中学校の卒業式は、ちょっと特別ですね。
また一歩、大人に近づいたあの子。
これから、あの子はどんな道を歩んで行くのでしょうか。
卒業証書授与。
名前を呼ばれ、3年前と同じように、元気に返事をしたあの子の声は、
低く、よく通る声へと変わりました。
その自信に満ち溢れた声に、
あの子は、何処へ行っても、きっと、大丈夫なのだと感じました。
あの子が立派に成長した姿。
あなたも見ていてくれたでしょうか。
2017.03.10
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