異界審査官の巻き込まれ人生記

夜空のかけら

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33 スキル取得方法

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「すると、俺にもこれくらいの表示があるということか?」
「ステータスはともかく、スキルについてはあまりないわね。ここでいくつかのスキルを取得しておかないと後が大変になると思うの。だから、今からいくつか取得してもらいます」
「どうやって?」
「こうやって…」

目の前にいたはずのグリーンが突然消える。
それどころか、部屋が真っ暗になってしまう。

「目を閉じないで、周りに目を慣れさせてから私をその場で探してみて。気配を感じ取る、そんな感じで」
「目を閉じない…」

いきなり真っ暗になったから、その場から離れなくても真っ暗で平衡感覚も怪しい。
目を暗闇に慣れさせる。
おかしな図形が目の前にあるかのように振る舞う。
少しずつ、少しずつ、周囲の輪郭が見え始めた。
すると、脳裏に何かのメッセージが来た。

「スキル暗視1を取得しました」

スキルを取得したと聞えたら、周りの暗闇が少し薄れた感じがした。
さっきまで見えにくかったものがややはっきりと見えたのだ。
でもまだまだ分からない部分も多い。
グリーンは何も言わないから、続きがあるのだろうと思っていたら

「スキル暗視2を取得しました」

まただ。
スキル暗視1が2になった。
何か変わった点は…。
闇の中の影が少し分かるようになった。
さっきよりもさらに鮮明に家具が見えた。
消えたと思っていたグリーンは、俺の後ろにいた。
この調子であちこちを見ていく。

「スキル暗視3、スキル気配察知1を取得しました」

あ、スキルが追加された。
さらに見えやすくなる周囲。
何か集中してやることでスキルを得られるようなので、これならどうだ?と目をを閉じて自分を落ち着かせてみた。

「スキル集中1、スキル安静1を取得しました」

おお、2つもスキルを取れた。
深呼吸をして、更に落ち着かせると…

「スキル安静2を取得しました」

スキルの取得方法はだいたい分かった。
取得すると関連する能力が向上するのだな。

「スキルの取得方法は分かったかしら」
「概ね。案外簡単に取れるものなのか」
「スキルレベル1から3までは頻繁にレベルアップしていくわ。でも4以上は中々上がらない。毎日頻繁に使っていれば、レベル4から6くらいならスムーズに上がるわ。ただし、レベル7以上は複合アップ以外にはレベルが上がらないの。ただ、レベル4か5くらいで大体のことはできちゃうから7以上に上げる必要はないかな」
「とりあえずの目標は、レベル4ということかな」
「まぁ、そうね」
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