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暗黒大陸の現在
魔王に会いに行こう―旅行―
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現在の魔王は、鬼族らしい。温厚な性格だが、女たらしらしく種族を問わず女を手篭めにするバカな魔王だ。処女の生き血を吸う俺としては処女を散らしまわす魔王には退場願いたいが、下手に倒して暗黒大陸に混沌を呼ぶのは避けたい。調教してやるしかあるまい。それか、ちょんぎるのだ。ナニをな。
黒翔は、元気が有り余っているようで空を飛び回っている。真紅の鱗の竜は、マシュエという雌竜だ。炎の竜である。黄金の鱗の竜はシュターンていう雄竜で、雷の竜だ。それぞれの愛竜にまたがり、魔王がいるという暗黒大陸の中心部へ向かう。高い山の麓の森にいるらしい。
俺たちは別に竜に乗らなくても自前の翼が出し入れ自由なのだが、余裕の態度を持って行くのがなんかカッコいい気がするのだ。曲りなりにも鬼族ならば、吸血鬼という鬼を前にした時にどう反応をするか見物である。
それに、平和ボケしてしまった今の状態では人間がもし攻めてくれば大変なので頑張ってもらいたい。アウラに何かあったらどうするんだ。俺の娘の安寧を邪魔するのいくないよ。
とにかく、様子を見て強そうなら躾だけですまして弱そうなら強化して躾だ。去勢しようかな?
「平和ですね。昔はこんなに自由に空なんて飛びようものなら、いろいろ危なかったのに」
セバスはシュターンに乗りながら暢気にあくびをしている。女モードである。
「お父様と隠れ住んでいた時代しか、私は知りませんのでなんとも……。でも、弱いのしかいないのはつまりませんね。反攻してくれなくてはなぶり殺して終わりですから」
これが、女子のトークでしょうか? なんか違う。もっと、恋ばな的な話はないのかな?
「シャクナってなんで我についてきたのだ?」
「だって、かわいかったから! それに、強かったしな。弱っていった時は悲しかったぞ。魔核を分け与えすぎて眷属をうみすぎたから弱ったのではないか? なんて、当時は思ったよ」
「ふむ、それは……」
今の魔核を体をかっさばいて見たのだが、大きかったけどなぁ。それに綺麗だった。万華鏡のようにいろいろと輝きが変わりながら魔力に満ちていたし。
「でさ、今の魔核すごいんだよね? 私も見たけど……あれはもう別物だね。魔族たちをたくさん葬ってきたが、あんなのはなかったな」
「私の魔核はどうなっているのでしょうか? 見てみたいです。お父様からいただいたものですので」
娘よ……体をかっさばくのはやめましょうね。と、目で伝えとく。
さあて、魔王よ。待ってな! 躾てやるからな。
黒翔は、元気が有り余っているようで空を飛び回っている。真紅の鱗の竜は、マシュエという雌竜だ。炎の竜である。黄金の鱗の竜はシュターンていう雄竜で、雷の竜だ。それぞれの愛竜にまたがり、魔王がいるという暗黒大陸の中心部へ向かう。高い山の麓の森にいるらしい。
俺たちは別に竜に乗らなくても自前の翼が出し入れ自由なのだが、余裕の態度を持って行くのがなんかカッコいい気がするのだ。曲りなりにも鬼族ならば、吸血鬼という鬼を前にした時にどう反応をするか見物である。
それに、平和ボケしてしまった今の状態では人間がもし攻めてくれば大変なので頑張ってもらいたい。アウラに何かあったらどうするんだ。俺の娘の安寧を邪魔するのいくないよ。
とにかく、様子を見て強そうなら躾だけですまして弱そうなら強化して躾だ。去勢しようかな?
「平和ですね。昔はこんなに自由に空なんて飛びようものなら、いろいろ危なかったのに」
セバスはシュターンに乗りながら暢気にあくびをしている。女モードである。
「お父様と隠れ住んでいた時代しか、私は知りませんのでなんとも……。でも、弱いのしかいないのはつまりませんね。反攻してくれなくてはなぶり殺して終わりですから」
これが、女子のトークでしょうか? なんか違う。もっと、恋ばな的な話はないのかな?
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「だって、かわいかったから! それに、強かったしな。弱っていった時は悲しかったぞ。魔核を分け与えすぎて眷属をうみすぎたから弱ったのではないか? なんて、当時は思ったよ」
「ふむ、それは……」
今の魔核を体をかっさばいて見たのだが、大きかったけどなぁ。それに綺麗だった。万華鏡のようにいろいろと輝きが変わりながら魔力に満ちていたし。
「でさ、今の魔核すごいんだよね? 私も見たけど……あれはもう別物だね。魔族たちをたくさん葬ってきたが、あんなのはなかったな」
「私の魔核はどうなっているのでしょうか? 見てみたいです。お父様からいただいたものですので」
娘よ……体をかっさばくのはやめましょうね。と、目で伝えとく。
さあて、魔王よ。待ってな! 躾てやるからな。
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