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セーロス視点②
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※ヒロインが別の人と絡み合う描写があります。
苦手な方は避けてください。
森の中で見た光景は悪夢ーーー
俺のものになったはずのヴァニラが他の男と性交していた。
「おいっ!何をしているっ?」
俺しか知らない可憐な蜜壷は赤く腫れ上がり、汚いイチモツをズボズボと受け入れている。
そのおぞましい水音と土の上に溢れた淫水で彼女が感じているのだと分かった。
ヴァニラの表情は熱に浮かされたように恍惚としていて、正気で無いのが分かる。
俺が怒鳴り声を上げても、男はイチモツを後ろから差し込んでいて抜こうとしない。
焦点を結んでいないその目で欲望のまま猛然と腰を振り続ける。
俺のヴァニラを汚した男。
咄嗟に剣に手をやるが、彼女を他の男の血液で汚したく無くて………。
力ずくで男をヴァニラから引き剥がし、殴り付けて気絶させ下半身剥き出しのまま放置した。
「セーロス大好き。抱いてー!」
俺に気付いた彼女が縋りついてきた。
そして、足元に生えていたホルメー茸。
「ちっ、ホルメー茸か。」
こんな場所に、生えている筈の無い茸だが、冒険者が別の場所に生えている茸の胞子や菌糸を身体に付けて運んできてしまうことは良くあること。
直ぐに駆除を依頼しないと……。
泣きじゃくり、俺が欲しいと縋るヴァニラを外套にくるんだ。
彼女の診察を依頼するため、俺の外套にくるんだ彼女を急いで運んだ。
ヴァニラの行動は迂闊なだけで、わざとではない。
俺だって分かってはいる。
彼女自身も傷付いていたし、全て忘れようと思った。
なのに………
また勝手に家を出て男共の注目を浴びてる。
パン屋の若い男も肉屋のオヤジも、ヴァニラを欲の籠った目で見ている。彼女は無自覚に他の男を誘惑して、俺の不安を煽る。
気が付かないのは本人だけ。
どれだけ守りたくても、ヴァニラは簡単にどこかに行ってしまう。
思い付いたら直ぐに行動に移してしまう。
嫉妬で狂いそうな自分を必死に抑える。
君を鳥籠で飼えたらいいのに………。
ねえ、ヴァニラ、俺は壊れてしまいそうだよ。
俺を不安にさせないで………。
苛立った気持ちのまま、消毒と称して自分の歪んだ欲望を彼女にぶつけた。
彼女の身体が俺を求めるのを確認したかった。
俺の嫉妬を身体に受け止め気を失った彼女を見て反省したし、後悔もした。
なのに僅か数日で彼女はまた俺から離れようとする。
今度は母親の実家に名乗り出たいと言い出した。
君の身体はあの男に抱かれたきりで、まだ俺は君の身体を取り戻していないのに……。
伯爵家?
冗談じゃない。
自分の母親が逃げてきた家だぞ?
君の見る世界は愛に溢れていて、人々は慈悲深い。
でも、そんなことは無いんだ。
絶対に伯爵家は君を逃がさないよ?
ねえ、ヴァニラ、もっと俺を求めて……。
君の口から零れ出るのは俺への愛の言葉。
『セーロス好きよ』
『セーロスじゃなきゃ嫌』
なのに
その言葉はひどく軽く聞こえて……俺の心を壊していくんだーーー
苦手な方は避けてください。
森の中で見た光景は悪夢ーーー
俺のものになったはずのヴァニラが他の男と性交していた。
「おいっ!何をしているっ?」
俺しか知らない可憐な蜜壷は赤く腫れ上がり、汚いイチモツをズボズボと受け入れている。
そのおぞましい水音と土の上に溢れた淫水で彼女が感じているのだと分かった。
ヴァニラの表情は熱に浮かされたように恍惚としていて、正気で無いのが分かる。
俺が怒鳴り声を上げても、男はイチモツを後ろから差し込んでいて抜こうとしない。
焦点を結んでいないその目で欲望のまま猛然と腰を振り続ける。
俺のヴァニラを汚した男。
咄嗟に剣に手をやるが、彼女を他の男の血液で汚したく無くて………。
力ずくで男をヴァニラから引き剥がし、殴り付けて気絶させ下半身剥き出しのまま放置した。
「セーロス大好き。抱いてー!」
俺に気付いた彼女が縋りついてきた。
そして、足元に生えていたホルメー茸。
「ちっ、ホルメー茸か。」
こんな場所に、生えている筈の無い茸だが、冒険者が別の場所に生えている茸の胞子や菌糸を身体に付けて運んできてしまうことは良くあること。
直ぐに駆除を依頼しないと……。
泣きじゃくり、俺が欲しいと縋るヴァニラを外套にくるんだ。
彼女の診察を依頼するため、俺の外套にくるんだ彼女を急いで運んだ。
ヴァニラの行動は迂闊なだけで、わざとではない。
俺だって分かってはいる。
彼女自身も傷付いていたし、全て忘れようと思った。
なのに………
また勝手に家を出て男共の注目を浴びてる。
パン屋の若い男も肉屋のオヤジも、ヴァニラを欲の籠った目で見ている。彼女は無自覚に他の男を誘惑して、俺の不安を煽る。
気が付かないのは本人だけ。
どれだけ守りたくても、ヴァニラは簡単にどこかに行ってしまう。
思い付いたら直ぐに行動に移してしまう。
嫉妬で狂いそうな自分を必死に抑える。
君を鳥籠で飼えたらいいのに………。
ねえ、ヴァニラ、俺は壊れてしまいそうだよ。
俺を不安にさせないで………。
苛立った気持ちのまま、消毒と称して自分の歪んだ欲望を彼女にぶつけた。
彼女の身体が俺を求めるのを確認したかった。
俺の嫉妬を身体に受け止め気を失った彼女を見て反省したし、後悔もした。
なのに僅か数日で彼女はまた俺から離れようとする。
今度は母親の実家に名乗り出たいと言い出した。
君の身体はあの男に抱かれたきりで、まだ俺は君の身体を取り戻していないのに……。
伯爵家?
冗談じゃない。
自分の母親が逃げてきた家だぞ?
君の見る世界は愛に溢れていて、人々は慈悲深い。
でも、そんなことは無いんだ。
絶対に伯爵家は君を逃がさないよ?
ねえ、ヴァニラ、もっと俺を求めて……。
君の口から零れ出るのは俺への愛の言葉。
『セーロス好きよ』
『セーロスじゃなきゃ嫌』
なのに
その言葉はひどく軽く聞こえて……俺の心を壊していくんだーーー
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