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まだ弟子は卒業出来ません
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ヒトデみたいな茸に近づくと、ザックさん達が慌てて止める。
「駄目だ。ルマちゃん。」
その瞬間茸からフワッと粉が舞う。
私はタイミングが悪く一気に吸ってしまった。
ザックさん達は真っ青になってアワアワしている。その様子を見て、毒が有るのかと不安になる。
「毒キノコですか?」
「いや。違うけど、酔茸って言って胞子を吸うと数時間泥酔したみたいになる。」
説明を聞いている間に顔が熱くなり、視界がぐらぐら揺れてくる。
ザックさん達はそんな私の様子を見て顔を見合わせてニヤリと笑った。
「ルマちゃん、どこかで休もう。」
その時聞き慣れた声が後方から聞こえてきた。
「何してるんですか?」
シルクだ。聞いたことないような不機嫌な声。
振り向くとシルクが冷気を纒って此方に向かってきていた。
「あー。シルクらー。うれひい(嬉しい)。ようりおわったろ(用事終わったの)?」
シルクはズカズカ歩いてきて、私とザックさん達の間に身体を滑り込ませる。
「ルマちゃんの依頼を手伝っていただけだ。誤解しないでくれ。俺たちが赤鹿の始末をしている時にルマちゃんが酔茸の胞子を吸ったんだよ。止めたんだけど間に合わなくてすまなかった。」
「いえ。ありがとうございます。ルマの面倒は僕がみます。」
そう言うとシルクは私を横抱きにして家まで転移した。
「こめんらさい。あかしらのにこみりょーり作りらくて。(ごめんなさい。赤鹿の煮込み料理作りたくて)。」
シルクは心配そうな表情でため息をつく。
「だから、心配なんです。全然危機感ないじゃ無いですか。」
私はシルクの胸の中で安心して眠ってしまった。
「僕は結構嫉妬深いんです。分かってますか?」
私は夢の中でシルクの声は聞こえなかった。
翌朝目が覚めると早速シルクにお説教された。
「ルマの後を冒険者3人組がついていったので心配だから見てきて欲しいとリンさんから連絡が有ったんです。」
あの3人はギルドからついてきたのか、怖いかも。
「どうしてサングラスを外したんですか?」
「リンさんに外されました。」
「リンさんが?」
「可愛い女の子達が・・・私がへんなサングラスかけてるし、シルクに相応しくないって噂してたから・・・リンさんが外したの。」
涙が出てくる。
「シルクはモテるって。ギルドでもシルク目当てに来る子がいるって・・・。」
シルクがコツンと額を合わせてくる。
「僕たちお互いに嫉妬してたんですね。僕も他の男と一緒にいるルマを見るのは嫌です。」
そっか。シルクも同じ気持ちだったんだ。
二人で顔を見て笑い合う。
「じゃあ、仲直り。」
そっとキスをする。
ニコニコ笑っていると調子に乗ったシルクが色々な所にリップ音をさせながらキスをする。擽ったくてクスクス笑っていると服の中にシルクの手が忍び込んでくる。
こんな昼間からと思いつつ、流されそうな自分もいて、幸福感に酔いそうになる。
☆★☆★
「今回は失敗したけど、冒険者として独り立ち目指して頑張ろう。」
そう決心してシルクに宣言すると、
「無理ですよ。僕が認めません。ずっと弟子として一緒に行動しますよ。」
冒険者の初心者マークは過保護な師匠のせいで取れそうにありません。
ー完ー
「駄目だ。ルマちゃん。」
その瞬間茸からフワッと粉が舞う。
私はタイミングが悪く一気に吸ってしまった。
ザックさん達は真っ青になってアワアワしている。その様子を見て、毒が有るのかと不安になる。
「毒キノコですか?」
「いや。違うけど、酔茸って言って胞子を吸うと数時間泥酔したみたいになる。」
説明を聞いている間に顔が熱くなり、視界がぐらぐら揺れてくる。
ザックさん達はそんな私の様子を見て顔を見合わせてニヤリと笑った。
「ルマちゃん、どこかで休もう。」
その時聞き慣れた声が後方から聞こえてきた。
「何してるんですか?」
シルクだ。聞いたことないような不機嫌な声。
振り向くとシルクが冷気を纒って此方に向かってきていた。
「あー。シルクらー。うれひい(嬉しい)。ようりおわったろ(用事終わったの)?」
シルクはズカズカ歩いてきて、私とザックさん達の間に身体を滑り込ませる。
「ルマちゃんの依頼を手伝っていただけだ。誤解しないでくれ。俺たちが赤鹿の始末をしている時にルマちゃんが酔茸の胞子を吸ったんだよ。止めたんだけど間に合わなくてすまなかった。」
「いえ。ありがとうございます。ルマの面倒は僕がみます。」
そう言うとシルクは私を横抱きにして家まで転移した。
「こめんらさい。あかしらのにこみりょーり作りらくて。(ごめんなさい。赤鹿の煮込み料理作りたくて)。」
シルクは心配そうな表情でため息をつく。
「だから、心配なんです。全然危機感ないじゃ無いですか。」
私はシルクの胸の中で安心して眠ってしまった。
「僕は結構嫉妬深いんです。分かってますか?」
私は夢の中でシルクの声は聞こえなかった。
翌朝目が覚めると早速シルクにお説教された。
「ルマの後を冒険者3人組がついていったので心配だから見てきて欲しいとリンさんから連絡が有ったんです。」
あの3人はギルドからついてきたのか、怖いかも。
「どうしてサングラスを外したんですか?」
「リンさんに外されました。」
「リンさんが?」
「可愛い女の子達が・・・私がへんなサングラスかけてるし、シルクに相応しくないって噂してたから・・・リンさんが外したの。」
涙が出てくる。
「シルクはモテるって。ギルドでもシルク目当てに来る子がいるって・・・。」
シルクがコツンと額を合わせてくる。
「僕たちお互いに嫉妬してたんですね。僕も他の男と一緒にいるルマを見るのは嫌です。」
そっか。シルクも同じ気持ちだったんだ。
二人で顔を見て笑い合う。
「じゃあ、仲直り。」
そっとキスをする。
ニコニコ笑っていると調子に乗ったシルクが色々な所にリップ音をさせながらキスをする。擽ったくてクスクス笑っていると服の中にシルクの手が忍び込んでくる。
こんな昼間からと思いつつ、流されそうな自分もいて、幸福感に酔いそうになる。
☆★☆★
「今回は失敗したけど、冒険者として独り立ち目指して頑張ろう。」
そう決心してシルクに宣言すると、
「無理ですよ。僕が認めません。ずっと弟子として一緒に行動しますよ。」
冒険者の初心者マークは過保護な師匠のせいで取れそうにありません。
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