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甘い夜➀
しおりを挟む「ルカ様……」
ルカ様は無言のまま、私に口づけた。
「……んっ……?んん?」
「力を抜けよ……」
それは、初めての私には衝撃的な感触。後頭部を押さえられ逃げられない。肉厚な舌が唇を割って入り、腔内を舐め回した。
なに……これ……。
ルカ様とのキスは果実のように甘い。ルカ様も驚いたみたいで、近くに見える瞳は少し見開いて……再び瞼を落とす。
大きな手で耳を塞がれ、淫靡な水音が頭の中に篭って響く。
番とのキスは甘くて幸せでうっとりしちゃう。
「本当に番なんだな」
ルカ様は唇を離してポツリと呟くと、今度は少し乱暴に唇を合わせる。ルカ様の唾液はシロップのように甘くて、夢中で舌を啜りコクリと飲み込んだ。
「はぁ……ルカ様……」
脳の真ん中が痺れるくらいに気持ちいい。頭がぽぅっとして力が入らずそのままルカ様に身を任せた。番って……どうしてこんなにも幸せな気持ちにしてくれるんだろう。
いつの間にか私はベッドに押し倒され、衣服ははだけ、胸のささやかな膨らみをルカ様の眼前に晒していた。
「あっ……だめ……」
胸はあんまり大きくないもん。
「だめだ、見せて……」
隠そうとした手を押さえられて、ルカ様は私の身体にじっくりと視線を走らせる。
「全部、……小さくて可愛い……」
「大きく無くても……いいですか?」
「ああ。エラトなら、どっちでもいい」
胸の形を確かめるように大きな手が肌の上を滑る。ルカ様の手は少しゴツゴツしてて、私の体温より熱いみたい。
腰の辺りをゆっくり撫でながら、もう一度キスをしてルカ様の唇は首筋から胸へと下りてくる。
「ん……ルカさまぁ♡……私……変です」
触られてもいないのに胸の頂きが疼くみたい。
「ん、どうした?」
「胸がムズムズします」
「ここ?」
「あ……んっ♡」
胸の尖端にちゅっと吸い付かれて思わず身体が跳ねた。喉から聞いたことの無いような甘ったるい声が漏れる。
「本当にヤバいな……」
番だから?
どこを触られても気持ちいい。
足の付け根が潤んでいるみたいで、もぞもぞと大腿を擦り合わせた。
「んっ♡はぁー……」
ルカ様は舌先でグニグニと胸の頂きを嬲りながら、ゆっくりとスカートの中に手を伸ばした。
「やっ……」
「嫌じゃない」
秘所はすでに濡れていて、ルカ様の指が下着の上から、その割れ目を往復する。下着の上からでも分かる濡れた感触……。
「やっ……そこ……だめ♡」
指が秘粒を掠める度に腰が揺れる。
「初めてなのにこんなに濡れるなんて……番だからか?」
「ん……ふぁ♡……知らない……の。ルカ様……気持ちいいよぉー♡」
「ああ、俺も……長くは我慢出来そうにない」
ルカ様は慣れた手つきで下着をするすると脱がせると、私の足を大きく開いた。
「やっ♡」
「まだ、ぴっちり閉じてるな……」
私の秘所を指で開いてナカを覗き込む。
息が掛かるほど近い距離で、そんな所を見られて……恥ずかしいのに、ルカ様相手だから嫌じゃ無くて困る。
「ルカ様……あんまりじっと見ない……で……わたし……へん……かも」
「エラトは全部が可愛いから、そんな事気にするな。ほら、俺にちゃんと見せて。」
ルカ様はしばらく私のソコを見ていたけど、突然ぬるりとした舌が私の秘粒を捉えた。
手で私の秘所を舐めやすいように押し広げ、舌で弾くように秘粒を弄ぶ。お腹の奥がキュンキュンして切なくて……。
「ん……はぁ♡ルカ様……だめ♡そこぉー」
「ヤバいな、感じやす過ぎるだろう……」
番だからなのか、さっきからルカ様と繋がりたくて仕方ない。お腹の奥がじんじんする。
私の蜜壺にルカ様は指を浅く差し入れた。
「んっ♡」
「柔らかい……痛くないか?」
「大丈夫……です」
違和感はあるものの痛みは無い……。
私の反応を確かめながら、ルカ様は指を少し曲げて膣壁をぐっぐっと押し込むように刺激する。それと同時に秘粒を追い込むように舐め上げられ、甘美な痺れが身体を駆け抜けた。
「ルカ様……だめ……あ、ああーーーっ♡」
つま先まで足が伸び、身体がびくびく跳ねる。
「エラト」
私を快感の波が通り過ぎるまで、ルカ様は抱きしめてくれた。
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