私は番を探しに人間の国に来ました

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甘い夜➁

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「悪ィー、限界だ……。挿れるぞ」

「ん♡……ルカ様……早く……」

 ルカ様が手早く服を脱いでベッドの下に放り投げた。

 ルカ様の股間には大きくそそり勃った剛直が……。お父さんのを見た事あるけど、お父さんは身体も小さいからサイズもそれなり。ルカ様のモノは大きくて、血管が浮き出ているからちょっと怖い。
 本当に私のナカにコレが入るの?

「大きい……」

 手を伸ばして先端を触ると、思ったよりつるつるしてて……。

「エラト……あんまり触るな……暴発するだろ」
 
 ちょっと可愛い……?
 これなら意外にツルンと入っちゃうのかも……。

「怖い……か?」
 
 首を振り、誘うようにルカ様の肩をギュッと握った。

「お願い……します」

 欲しい……もう限界……。ルカ様の全部を受け入れたいと身体が渇望する。

 ルカ様は私をじっと見つめたまま、傘の張り出した部分で、にちゅにちゅと膣口を擦るようにして反応を確かめる。

 もう、駄目……。
 奥に欲しい、早く……っ!

 強請るように、ルカ様の顔を見てふるふると首を振った。早く繋がりたい……。

「も、もう……(きて)」

 そして浅く息を吐いた瞬間、にゅるりと一気に柔肉を穿たれた。

 熱い……硬い……気持ちいい……

「あっ♡あああっーーー♡」

 びくびくと身体が跳ねる。膣壁がキュンキュンとしてルカ様の剛直を不規則に締め上げた。

「やばっ……、搾られる……くっ」

 ルカ様は喉の奥で低く呻いて、苦しげな表情を浮かべた。
 大きな身体が私の上に被さってきて、その瞬間お腹に温かい何かが広がるのを感じた。

「はぁーーっ」

 耳元でルカ様が大きく息を吐く。それすら今の私には気持ち良くて、身体がぶるりと震えた。

 奥、あったかい、気持ちいー。

「ん♡」

「はぁー……。初めてで、挿れただけでイクとか……」

 番だからなのか分からない。けれどルカ様の匂いもキスの甘さも私を昂らせる。
 彼の陰茎は私のナカに埋まったまま……。

「悪かった。ナカで……」
「ルカ様、獣人の番同士は会ったその日に子作りすることも多いんです……だから」

 避妊しなかったことを謝るルカの言葉を遮った。元々獣人は人間より妊娠しにくい。それでも番の夫婦は交わる回数が多いから、獣人夫婦は子沢山の家庭が多いのだ。
 
「そうなのか……」
 
 しばらく私の上で呼吸を整えていたルカ様は、身体を起こして片手で体重を支えながら、髪を優しく撫でてくれる。
 その規則的な感触が心地よくてうっとりと目を閉じた。

「んっ♡」
「エラト……痛みはないか?」

 ルカ様はもう一度軽くキスをして剛直を抜こうとするから、拒否するように彼の腕を強く引いた。

「や♡……だめ……」
「はっ……しらねーぞ」
「このまま……」
「あーっ、もうっ!」

 『ルカ様が欲しい』そう言おうとしたら唇を塞がれた。少し性急に掻き回すように咥内を貪られる。

「んっ♡」

 キスをしたまま、ルカ様が腰を緩く動かした。

「い……ま、だめ♡敏感だからー」

 彼の吐き出したものと、私の蜜が相まってぐじょ、ぐじょ、と淫靡な水音が鼓膜を掻き鳴らす。

「音……ヤバいことになってるな」
「や♡」

 ルカ様は私を腰を少し浮かすように支えながら、既に硬さを取り戻した剛直で膣の上壁を抉る。

「ん♡ソコ……だめ……♡」
「駄目じゃないだろ」
 
 敏感になった花芽をくるくると嬲りながら、抽挿を早めるから、絶え間無い快感が脳をとかす。
 甘美な刺激が休むことなく送り込まれ、もうどうにかなりそうだった。

「はぁ、はぁ、はぁ♡んっ♡」

 口を開けたままハクハクと喘ぐ私の息ごと、ルカ様の口内に呑み込まれるみたいに口づけられる。
 キス……気持ちいい。
 ルカ様の手も、舌も、硬いソレも……気持ちいいよぉ……。

 必死に腕を伸ばし、彼の腕を握った。いや、実際には力が入らなくて、手を添えただけになってるけど……。

「エラト……」

 ルカ様は私の足を持ち上げぐっと深く曲げた。そうされると、真上からお腹の奥を突かれるみたい。深い……。

「ああーーーっ♡」

 お腹が切なくて、痺れる……。

 彼は私に被さり、唇をピタリと合わせた。舌で、勃立で、上からも下からも、彼に胎内を掻き回される。
 だめ、バカになっちゃう……。

「ん♡……ふぅん♡」

 唇の端から、膣口から溢れる液体が肌を伝う。汁気の多い水音は、淫靡で……耳を犯す。

 ルカ様……好き……大好き……。

「エラト、はぁ、可愛い。好きだ、愛してる。一生離さない」

 ルカ様のらしく無い熱い告白を聞いて、快楽が弾けた。

「あああああーーーっ♡♡」

 視界が白く染まるーー。

 聞こえるのは二人の荒い息遣い。

 ルカ様の熱い体温と甘い匂いに包まれて……私は意識を失ったーー。
 

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