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9.住み込み三日目の夜②
※微
ギャビン視点
お互いの想いを伝え合った後、微妙な空気で夕食が始まった。
メニューは『すっぽん』のシチュー。
クラリッサは「ギャビン様の体調を相談したら女将さんに勧められた」と言っているが、どういう風に話をしたらすっぽんがオススメされるんだ?
この国では倦怠期の夫婦か、夜が弱い夫に食べさせるような食材だ……。
シチューの味は美味いが、その後が気になって仕方がない。
落ち着かない気持ちのまま、すっぽんを口に放り込む。
こんな物を食べさせて、お預けなんて辛すぎる。
でも、彼女の気持ちも確認できたし……。
少しは期待していいよな?
僅かな希望を胸に風呂に入った。
あわよくば……………。
~~~~~
ベッドで待っていると昨夜と同じ薄手のパジャマを着たクラリッサがやって来た。
待っている間に既にすっぽんは効果を発揮。
俺の股間はじっと出番を待ってる。
まだ駄目なのか?
正直、下着なんて彼女を引き立てる為の物だ。
俺は寧ろ、何も着てないクラリッサの方が見たい。触りたい。
女心が分からないと気分を悪くするだろうか?
俺のために可愛い自分でいてくれようとする気持ちが可憐しくて、嬉しく思う自分もいる。
彼女は初めてなのだ。その想いを優先してあげたい。
俺はベッドに座ったまま、彼女の手を引くと驚いたような彼女の顔が俺に近づいた。
「クラリッサ、愛してるよ。」
低い声で呟くように愛を告げ、彼女の後頭部に手を回して強く唇を押し付ける。
柔らかいその感触とふわりと香る甘い匂いに眩暈がしそうだ。
「ん、……だ、駄目、……ギャビンさ…ま。」
俺の胸に手を当て、クラリッサがキスを避けるように顔を背けた。
「は、恥ずかしい……、わ、私……キスも初めてで……。」
熟れた果実のように真っ赤に染まった彼女の唇が美味しそうにぷるんと艶めく。
「嫌……なのか?」
「い、いえ、じ、準備が……。」
「必要ない。」
クラリッサの両手を強く引き、再び強引に唇を奪った。身体をカチンコチンに硬くした彼女の緊張を解すように何度も唇を啄む。戯れるように角度を変え、リップ音を鳴らしながらキスを繰り返す。
「もう何度もキスしたよ。慣れてきた?」
「な、慣れないですっ!!」
ぐずぐずになったクラリッサが可愛くて、全部を食べてしまいたい。
腰が砕けて崩れ落ちた彼女を抱き止め、ベッドへ下ろすと、そのまま覆い被さった。
「ギャ、ギャビン様っ!」
「ん?」
「な、何を?」
「クラリッサを食べたい。」
羞恥に染まった顔は今や涙目になり、ふるふると細かく首を振っている。
再び唇を合わせようと顔を寄せると、ぷいと横を向かれたので、そのまま耳朶をかぷりと食んだ。
「きゃっ!」
涙を浮かべ戸惑うクラリッサが可愛い。
もっと苛めたくなる。
調子に乗った俺は彼女の耳に舌を差し込みくちゅくちゅと舐め回した。
とうとう、クラリッサが
「も、もう、駄目っ!」
片手を耳に当て、もう片方の手で俺を押しやり涙目で睨む。
「ギャ、ギャビン様!ま、待ってください。」
はぁはぁと息を切らせ、目からは涙が零れ落ちそうだ。
やり過ぎたか?
「す、すまない。」
クラリッサは謝る俺にくるりと背を向けた。
「クラリッサ?」
「お、怒ってないです。す、少し恥ずかしくて………顔は見ないで……ください。」
俺は、性行為を覚えたての少年のように、存在感を示すソコをクラリッサの臀部に押し付け彼女を背後から抱き込んだ。
「あ、あの……ギャビン様、私のお尻に当たっているのって」
クラリッサの白い首筋をかぷりと食み、軽く歯をたてる。
「あっ…んっ……ギャ、ギャビン様?」
「言ったろ?俺は……クラリッサ、君を抱きたい。」
首筋に顔を埋めたまま囁くと、彼女の身体がぶるりと震えた。
今日はこれ以上は進めない方がいいだろう。
本当に怒られてしまう。
「今日はもうこれ以上はしない。けど、俺の我慢も感じてて。」
ふわふわとした柔らかい髪からシャンプーの清潔な香りがする。情欲を掻き立てるこんな状況で、眠れる気がしない。
……興奮しない方が無理だ。
耳が真っ赤に染まったクラリッサは俺の腕の中で小刻みに震えている。
俺のする行為でこんなにも動揺している彼女が愛しい。
つむじにキスを落としそのまま背後から彼女のあらゆる所にキスを降らせる。止まらない……。
「ギャ、ギャビン様?も、もうしないって……………。ぅんっ……」
小さく消え入りそうな彼女の声を呑み込むように再び口づけぬるりと舌を差し込んだ。
「……ぅむぅ……ん………。」
クラリッサの温かい咥内を味わうよう舌を這わせゆっくりと動きだした小さな舌を絡めとる。
「んっ……はぁ……。」
涙に潤んだ瞳は俺の方を向いてはいるが、ぼんやりとして焦点を結んでいない。
「ギャ、ギャビンさ…まぁー………。」
こんなにも蕩けてしまって。
確かにこのまま攻め続けたら彼女は壊れてしまいそうだ。
「キスだけでこんなにトロトロに美味しそうになるなんて、明日が楽しみだ。」
ペロリと涙を舌で拭い、こめかみに口づけたまま囁いた。
ほんの少しだけ、クラリッサへ意趣返しだ。
俺は再び彼女を抱き込み煩悩を払うように目を閉じた。
クラリッサ、愛してるよ。
好きな女性のためならもう一晩だけ耐えよう。
ギャビン視点
お互いの想いを伝え合った後、微妙な空気で夕食が始まった。
メニューは『すっぽん』のシチュー。
クラリッサは「ギャビン様の体調を相談したら女将さんに勧められた」と言っているが、どういう風に話をしたらすっぽんがオススメされるんだ?
この国では倦怠期の夫婦か、夜が弱い夫に食べさせるような食材だ……。
シチューの味は美味いが、その後が気になって仕方がない。
落ち着かない気持ちのまま、すっぽんを口に放り込む。
こんな物を食べさせて、お預けなんて辛すぎる。
でも、彼女の気持ちも確認できたし……。
少しは期待していいよな?
僅かな希望を胸に風呂に入った。
あわよくば……………。
~~~~~
ベッドで待っていると昨夜と同じ薄手のパジャマを着たクラリッサがやって来た。
待っている間に既にすっぽんは効果を発揮。
俺の股間はじっと出番を待ってる。
まだ駄目なのか?
正直、下着なんて彼女を引き立てる為の物だ。
俺は寧ろ、何も着てないクラリッサの方が見たい。触りたい。
女心が分からないと気分を悪くするだろうか?
俺のために可愛い自分でいてくれようとする気持ちが可憐しくて、嬉しく思う自分もいる。
彼女は初めてなのだ。その想いを優先してあげたい。
俺はベッドに座ったまま、彼女の手を引くと驚いたような彼女の顔が俺に近づいた。
「クラリッサ、愛してるよ。」
低い声で呟くように愛を告げ、彼女の後頭部に手を回して強く唇を押し付ける。
柔らかいその感触とふわりと香る甘い匂いに眩暈がしそうだ。
「ん、……だ、駄目、……ギャビンさ…ま。」
俺の胸に手を当て、クラリッサがキスを避けるように顔を背けた。
「は、恥ずかしい……、わ、私……キスも初めてで……。」
熟れた果実のように真っ赤に染まった彼女の唇が美味しそうにぷるんと艶めく。
「嫌……なのか?」
「い、いえ、じ、準備が……。」
「必要ない。」
クラリッサの両手を強く引き、再び強引に唇を奪った。身体をカチンコチンに硬くした彼女の緊張を解すように何度も唇を啄む。戯れるように角度を変え、リップ音を鳴らしながらキスを繰り返す。
「もう何度もキスしたよ。慣れてきた?」
「な、慣れないですっ!!」
ぐずぐずになったクラリッサが可愛くて、全部を食べてしまいたい。
腰が砕けて崩れ落ちた彼女を抱き止め、ベッドへ下ろすと、そのまま覆い被さった。
「ギャ、ギャビン様っ!」
「ん?」
「な、何を?」
「クラリッサを食べたい。」
羞恥に染まった顔は今や涙目になり、ふるふると細かく首を振っている。
再び唇を合わせようと顔を寄せると、ぷいと横を向かれたので、そのまま耳朶をかぷりと食んだ。
「きゃっ!」
涙を浮かべ戸惑うクラリッサが可愛い。
もっと苛めたくなる。
調子に乗った俺は彼女の耳に舌を差し込みくちゅくちゅと舐め回した。
とうとう、クラリッサが
「も、もう、駄目っ!」
片手を耳に当て、もう片方の手で俺を押しやり涙目で睨む。
「ギャ、ギャビン様!ま、待ってください。」
はぁはぁと息を切らせ、目からは涙が零れ落ちそうだ。
やり過ぎたか?
「す、すまない。」
クラリッサは謝る俺にくるりと背を向けた。
「クラリッサ?」
「お、怒ってないです。す、少し恥ずかしくて………顔は見ないで……ください。」
俺は、性行為を覚えたての少年のように、存在感を示すソコをクラリッサの臀部に押し付け彼女を背後から抱き込んだ。
「あ、あの……ギャビン様、私のお尻に当たっているのって」
クラリッサの白い首筋をかぷりと食み、軽く歯をたてる。
「あっ…んっ……ギャ、ギャビン様?」
「言ったろ?俺は……クラリッサ、君を抱きたい。」
首筋に顔を埋めたまま囁くと、彼女の身体がぶるりと震えた。
今日はこれ以上は進めない方がいいだろう。
本当に怒られてしまう。
「今日はもうこれ以上はしない。けど、俺の我慢も感じてて。」
ふわふわとした柔らかい髪からシャンプーの清潔な香りがする。情欲を掻き立てるこんな状況で、眠れる気がしない。
……興奮しない方が無理だ。
耳が真っ赤に染まったクラリッサは俺の腕の中で小刻みに震えている。
俺のする行為でこんなにも動揺している彼女が愛しい。
つむじにキスを落としそのまま背後から彼女のあらゆる所にキスを降らせる。止まらない……。
「ギャ、ギャビン様?も、もうしないって……………。ぅんっ……」
小さく消え入りそうな彼女の声を呑み込むように再び口づけぬるりと舌を差し込んだ。
「……ぅむぅ……ん………。」
クラリッサの温かい咥内を味わうよう舌を這わせゆっくりと動きだした小さな舌を絡めとる。
「んっ……はぁ……。」
涙に潤んだ瞳は俺の方を向いてはいるが、ぼんやりとして焦点を結んでいない。
「ギャ、ギャビンさ…まぁー………。」
こんなにも蕩けてしまって。
確かにこのまま攻め続けたら彼女は壊れてしまいそうだ。
「キスだけでこんなにトロトロに美味しそうになるなんて、明日が楽しみだ。」
ペロリと涙を舌で拭い、こめかみに口づけたまま囁いた。
ほんの少しだけ、クラリッサへ意趣返しだ。
俺は再び彼女を抱き込み煩悩を払うように目を閉じた。
クラリッサ、愛してるよ。
好きな女性のためならもう一晩だけ耐えよう。
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