10 / 14
10.(R18)
しおりを挟むトーイ視点
結婚式が終わりいよいよ初夜だ。
大急ぎで風呂場で汗を流す。
(もうギンギンじゃん。姉ちゃん怖がるかな?)
既に股間は臨戦態勢。暴発しないように一発抜いておいた。
ーーーガチャ
寝室のドアを開けるとアイ姉ちゃんがベッドに座って待っていた。
色っぽい下着?とか期待したけど、見慣れたいつものパジャマ。
チラリとこっちを見て目を伏せる姉ちゃんは知らない女性のようだ。
「姉ちゃん……。」
「トーイ、…私…お嫁さんになったんだし、そろそろ姉ちゃんは止めて?」
しまったっ!!
長年の癖でつい姉ちゃんと呼んでしまった。
俺からお願いするつもりだったのに……。
「アイ?アイサ?何て呼べばいい?」
「……名前で呼んでくれるならどっちでもいいよ……。」
「アイサって呼ぶね。」
俺はそう言いながら、アイサの隣にくっつくように座った。
ふわりと立ち上がる石鹸の匂い。
肩を抱き寄せそっと口づける。
アイサの肩が震えてる。
怖がらせないように優しく、優しく。
アイサの唇は柔らかくて、甘くて、夢中になって貪りたくなる。
駄目だ。我慢だ。もっと優しく、柔らかく。
キスをしながらボタンを外し、パジャマを脱がす。
するりとパジャマが落ちて、アイサの豊満な胸が露になった。
真っ白でふわふわの胸の真ん中にピンク色の粒がピンと立ち上がり俺を誘う。
もう舐めてくださいと言わんばかりにふるふると震えて俺を待っている。
「スゲー。」
「きゃあ!」
俺の声にアイサは驚いて胸を隠す。
スゲーなんてデリカシーの無いセリフ、言っちゃいけなかった!
「ご、ごめん。」
「も、もう……あんまり見ないで。恥ずかしいよ……。」
「やだ。見せて。」
俺は胸の前でクロスされた腕を取り、よく見えるように腕を広げた。
俺の眼前に晒される真っ白な胸。
「綺麗だ……。」
彼女がもう隠さないのを確認して、手を離す。恐る恐る胸に手を置き、少し揉んでみる。
(すげー、やわらけー!)
手に吸い付くような感触。
男の身体には絶対に無いその柔らかさ。
「ずっと揉んでたいな。」
「ばか!」
アイサは真っ赤な顔で俺を睨むけど、全然怖くない。
「可愛い。俺…力加減がわからないから痛かったら教えて……。娼館にも行ったこと無い。……全部初めてなんだ……。」
ジンに一度くらい娼館に行くよう勧められたけど、アイサ以外の女性を抱くなんて嫌だった。
『初めて同士は大変だぞーー。』
って揶揄われたけど………。
今、本当にどうすればいいのか分からない。
「うん。私も初めてだから……一緒に覚えていこう……。」
緊張と興奮で頭が真っ白になってひたすら胸を揉んでいた俺に、アイサは柔らかく微笑んでくれた。
「好き。アイサ。こうして抱けるなんて夢のようだ。」
アイサは首に手を回して俺に口づけてくる。チュッと可愛らしい音がなる。
「私も大好き。」
俺はアイサの唇を割り開き舌を捩じ込む。温かくてぬるぬるした小さい舌を絡めとり唾液を啜る。
「…ぅん。…」
口腔内を全て味わい尽くすよう、舌で柔らかい粘膜をなぞる。
アイサの反応が気になって唇を離すと、真っ赤に上気した顔はとろんと蕩けていて……。
「可愛い。アイサ。」
キスだけでも気持ち良くて夢中になる。
「…もぅ……。」
もう一度軽く口づけながら少し手に余る乳房を揉みしだく。ピンと立ち上がった粒は指で触るとコリコリしていた。
「アイサ、痛くない?」
「…ぅん。だいじょーぶ。」
ベロンと舌で舐めてみると、彼女の身体がビクッと跳ね上がった。
「アイサ、気持ちいい?」
「……ん。……聞かないで…恥ずかしい…。」
ピンクの尖りを口に含んでべろべろと舐め回す。
「……ん…ん。」
ほんの少し鼻に抜けたような声が可愛い。必死に声を抑えている。
「アイサ……声…聞きたいよ。」
「で、でも………。」
「俺、その方が興奮する。」
「ばっかっ」
俺の気持ちが伝わるように、丁寧にアイサを抱くんだ。
豊かに波打つ髪の先から小さな足の指先まで、全てが愛おしい。
俺のはデカいし、きっと痛い。
なるべくアイサが苦しく無いように、大切に、大切に……。
63
あなたにおすすめの小説
夫が運命の番と出会いました
重田いの
恋愛
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。
だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。
しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?
可愛らしい人
はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」
「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」
「それにあいつはひとりで生きていけるから」
女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。
けれど、
「エレナ嬢」
「なんでしょうか?」
「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」
その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。
「……いいえ」
当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。
「よければ僕と一緒に行きませんか?」
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
双子の姉がなりすまして婚約者の寝てる部屋に忍び込んだ
海林檎
恋愛
昔から人のものを欲しがる癖のある双子姉が私の婚約者が寝泊まりしている部屋に忍びこんだらしい。
あぁ、大丈夫よ。
だって彼私の部屋にいるもん。
部屋からしばらくすると妹の叫び声が聞こえてきた。
ある辺境伯の後悔
だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。
父親似だが目元が妻によく似た長女と
目元は自分譲りだが母親似の長男。
愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。
愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる