13 / 54
風を導く者の誓い
しおりを挟む
別れの時、馬車に乗り込む直前のクラウディオがふと振り返った。
穏やかな風に外套を揺らしながら、軽く笑みを浮かべる。
「エリザベス様。どうかお気を悪くなさらないでいただきたいのですが……」
エリザベスが不思議そうに瞬きをすると、彼はわざと声を落とした。
「最初にお会いしたとき、思わず見惚れてしまいました。……危うく、婚約者に顔向けできなくなるところでしたよ」
冗談めかした調子に、エリザベスは思わず頬を染め、エドワードは苦笑を浮かべる。
クラウディオは肩をすくめ、風のように軽やかに言葉を添えた。
「ですが、ご安心を。お二人の絆は風でも揺るがせぬものと存じます。どうか末永く」
そう言って馬車に乗り込み、軽やかな足取りで去っていった。
残された空気には、確かな信頼と友好の風が吹き込んでいた。
馬車の車輪が遠ざかり、夜の静けさが戻ってくる。
エリザベスはまだ少し頬を染めたまま、去っていく道を見つめていた。
そんな彼女を横目で見ながら、エドワードはふっと息を吐く。
「……あの男、最後に余計なことを言っていったな」
その声音には、わずかに棘が混じっていた。
エリザベスは慌てて振り返り、首を横に振る。
「い、いえ! 本当に一瞬のことで……! 私はただ驚いただけですわ」
必死に弁明する彼女の様子に、エドワードはしばし無言で見つめ――やがて小さく笑った。
「ふふ。冗談だ。……だが、少しくらい嫉妬しても許されるだろう?」
からかうように囁かれ、エリザベスの顔はさらに赤くなる。
「そ、そんな……。でも……」
言い淀む彼女の手を、エドワードはすっと取った。
その手を強く握りしめ、真っ直ぐに見つめる。
「君の心は誰にも渡さない」
その真摯な声に、エリザベスの胸は熱く満たされる。
互いの指が絡み合い、夜風がふたりの頬を撫でていく。
その瞬間、言葉よりも確かな絆が、確かにそこに息づいていた。
やがてクラウディオを乗せた馬車の轍の音も遠ざかり、静けさが戻る。
庭先に残された二人だが、ふと、エドワードが「くくっ」と喉の奥で笑いを漏らした。
「……エドワード様?」
不思議そうに首を傾げるエリザベスに、彼は肩を揺らしながら応じる。
「いや、何。――クラウディオのことだよ。まだ若いな、と思ってね」
「若い……ですか?」
「そうだ」
エドワードの瞳に、ほんの僅かな皮肉と温かさが混じる。
「彼、最初に畑で君の魔法を見たとき、目を輝かせながら考えていたろう? “これを我が領に取り入れられれば”と。……まるで少年のように夢を抱いていた」
エリザベスの脳裏に、あの時のクラウディオの真剣すぎる表情がよみがえる。
思わず唇に笑みが浮かぶのを、彼女は隠せなかった。
「……お気づきだったのですね」
「当然だ」
エドワードはゆるやかに微笑み、少しだけ意地悪そうに目を細める。
「だからこそ、お灸を据えておいた。夢を見るのは自由だが――あれを“実現できる”と本気で考えるのは危険だからな。貴族の野心は、時に領地を揺るがす。今回の交渉で痛みを覚えれば、彼も少しは風の扱いを覚えるだろう」
淡々とした言葉の奥に、確かな策と配慮がにじんでいた。
――エドワードにとっては、島を守るための駆け引きであると同時に、若き嫡男を導くための一手でもあったのだ。
エリザベスはふっと息を漏らし、横目で彼を見上げた。
「……ふふっ。本当に、悪い人ですね」
笑みを浮かべる彼女に、エドワードは軽く眉を上げる。
「悪い人?」
「ええ。優しさで包んでいるようで、実は相手を計算づくで導いてしまうのですもの。けれど――」
エリザベスは絡めた手に力を込め、真っ直ぐに見つめた。
「私は、そんなあなたを誇りに思います」
その言葉に、エドワードの瞳が柔らかに揺れた。
そして、とても嬉しそうに微笑んだのだった。
◆
シルフリード公爵領――広大な館の執務室。
壁一面を覆う地図と交易記録を前に、当主エルマー・フォン・シルフリードは重々しく腰を下ろしていた。
「……これが今回の交渉の記録か」
低く響く声に、息子クラウディオは居心地悪そうに背筋を伸ばす。
「はい。結果として、ヴァルメア侯爵家が主導権を握り、我が家は……割高で薬草を仕入れることとなりました」
その言葉を聞くなり、机を叩く音が執務室に響いた。
エルマーの瞳は風を裂く稲光のごとく鋭い。
「割高だと? しかも輸出していた食糧の流れすら断たれたと記されている!
我らが尻拭いに赴いたのに、なぜ“風”が土に頭を垂れねばならんのだ!」
怒声に空気が震え、クラウディオは息を詰めた。だが必死に声を絞り出す。
「父上……! 確かに交渉では敗北しました。ですが、どうかお聞きください!」
叱責の嵐の中で、彼は一歩前へ踏み出す。その瞳は熱を帯びていた。
「この結果は屈辱かもしれません。けれど島で目にしたのは、それ以上の価値がある光景だったのです!」
言葉と共にあふれ出すのは、畑で見た奇跡。
土が脈打つように肥え、薬草も野菜も瑞々しく育つ大地。
そして――その中心に立ち、四属性を自在に操る女性、エリザベス。
「彼女は土を根本から変えていました! もし我が領に取り入れられれば、薬草も食糧も飛躍的に増産できるのです。都の市場を独占することだって――」
そこまで言い切る前に、エルマーは低く咳払いをした。
その一音でクラウディオは言葉を呑む。
「……お前は熱を帯びて帰ってきたようだな」
父はゆっくりと茶を口に運び、沈黙ののち口を開く。
「四属性を扱える魔導士など、伝承の中にしか存在しない。お前の報告を疑うわけではない。だが――本当に彼女が一人で四つを扱っていたのか?」
「はい。私の目で確かに見ました。土に水を留め、風で循環させ、火で温め……そして土魔法で畝を築く。彼女一人の手で畑が息づいていたのです」
クラウディオの熱弁に、エルマーは目を細めた。
確かに、すべての報告に辻褄は合う。だが――彼の胸には別の疑念が湧き上がっていた。
(信じ難い。だが、もし本当に四属性を操れるのだとしたら……なぜリンドブルグ王国は彼女を手放した?)
彼女は王太子妃であったはずだ。
大国が抱え込むべき力を、なぜ辺境へと追いやったのか。
力を恐れたのか、それとも価値を見抜けなかったのか――。
いずれにせよ、常識を超えた存在であることは間違いない。
だからこそ、父として、領主として、結論はただ一つだった。
「……我が領で再現することは不可能だ」
エルマーの声は静かでありながら、鋭く切り捨てる響きを持っていた。
「エリザベス嬢は特別な存在だ。その力を欲するのは理解できる。だが――真似ることはできぬ。だからこそ、ヴァルメア侯爵家と正しく協定を結ぶのだ。力を奪うのではなく、信頼を積み重ねる。……それが、風を導く我らシルフリードの在り方だ」
その言葉に、クラウディオの胸にあった昂りは、ゆるやかに沈静していく。
理性では理解していたことを、父から改めて突きつけられたのだ。
「……はい。承知しました、父上」
深く頭を垂れる息子に、エルマーはわずかに口元を緩めた。
「その熱は悪くない。だが熱は時に暴風となる。お前が次代を担うなら――風を活かし、土に従え。そうすれば領は揺るがぬ」
「……肝に銘じます」
父の言葉が執務室に静かに落ち着きをもたらした。
クラウディオはなおも俯いていたが、やがて顔を上げる。
その瞳には、先ほどまでの昂りとは違う、凛とした光が宿っていた。
「……父上。ならば私は、この縁を守ります」
静かな決意を帯びた声に、エルマーの眉がわずかに動く。
「ヴァルメア侯爵家と、エリザベス様との協定。確かに私は交渉で押し切られました。しかし、あの島で感じたのは敗北ではなく――新たな可能性でした。彼らが築いた豊かさを壊さず、友として手を携える。それが、次代の我が責務だと」
エルマーはしばし無言で息子を見つめ、やがてゆるやかに頷いた。
「……ようやく風が定まったな。よかろう。友を得る風ならば、いずれ我らの翼をも広げるだろう」
その言葉にクラウディオは深く頭を垂れる。
胸の中で、島の土の匂いと共に吹き抜けた柔らかな風を思い出していた。
――それは敗北の風ではなく、未来へと繋がる友好の風。
(次にあの地を訪れるときは、父に誇れる成果を持ち帰ろう。エリザベス様とヴァルメア家に、恥じぬように……)
若き嫡子の胸に、新たな誓いが静かに刻まれた。
穏やかな風に外套を揺らしながら、軽く笑みを浮かべる。
「エリザベス様。どうかお気を悪くなさらないでいただきたいのですが……」
エリザベスが不思議そうに瞬きをすると、彼はわざと声を落とした。
「最初にお会いしたとき、思わず見惚れてしまいました。……危うく、婚約者に顔向けできなくなるところでしたよ」
冗談めかした調子に、エリザベスは思わず頬を染め、エドワードは苦笑を浮かべる。
クラウディオは肩をすくめ、風のように軽やかに言葉を添えた。
「ですが、ご安心を。お二人の絆は風でも揺るがせぬものと存じます。どうか末永く」
そう言って馬車に乗り込み、軽やかな足取りで去っていった。
残された空気には、確かな信頼と友好の風が吹き込んでいた。
馬車の車輪が遠ざかり、夜の静けさが戻ってくる。
エリザベスはまだ少し頬を染めたまま、去っていく道を見つめていた。
そんな彼女を横目で見ながら、エドワードはふっと息を吐く。
「……あの男、最後に余計なことを言っていったな」
その声音には、わずかに棘が混じっていた。
エリザベスは慌てて振り返り、首を横に振る。
「い、いえ! 本当に一瞬のことで……! 私はただ驚いただけですわ」
必死に弁明する彼女の様子に、エドワードはしばし無言で見つめ――やがて小さく笑った。
「ふふ。冗談だ。……だが、少しくらい嫉妬しても許されるだろう?」
からかうように囁かれ、エリザベスの顔はさらに赤くなる。
「そ、そんな……。でも……」
言い淀む彼女の手を、エドワードはすっと取った。
その手を強く握りしめ、真っ直ぐに見つめる。
「君の心は誰にも渡さない」
その真摯な声に、エリザベスの胸は熱く満たされる。
互いの指が絡み合い、夜風がふたりの頬を撫でていく。
その瞬間、言葉よりも確かな絆が、確かにそこに息づいていた。
やがてクラウディオを乗せた馬車の轍の音も遠ざかり、静けさが戻る。
庭先に残された二人だが、ふと、エドワードが「くくっ」と喉の奥で笑いを漏らした。
「……エドワード様?」
不思議そうに首を傾げるエリザベスに、彼は肩を揺らしながら応じる。
「いや、何。――クラウディオのことだよ。まだ若いな、と思ってね」
「若い……ですか?」
「そうだ」
エドワードの瞳に、ほんの僅かな皮肉と温かさが混じる。
「彼、最初に畑で君の魔法を見たとき、目を輝かせながら考えていたろう? “これを我が領に取り入れられれば”と。……まるで少年のように夢を抱いていた」
エリザベスの脳裏に、あの時のクラウディオの真剣すぎる表情がよみがえる。
思わず唇に笑みが浮かぶのを、彼女は隠せなかった。
「……お気づきだったのですね」
「当然だ」
エドワードはゆるやかに微笑み、少しだけ意地悪そうに目を細める。
「だからこそ、お灸を据えておいた。夢を見るのは自由だが――あれを“実現できる”と本気で考えるのは危険だからな。貴族の野心は、時に領地を揺るがす。今回の交渉で痛みを覚えれば、彼も少しは風の扱いを覚えるだろう」
淡々とした言葉の奥に、確かな策と配慮がにじんでいた。
――エドワードにとっては、島を守るための駆け引きであると同時に、若き嫡男を導くための一手でもあったのだ。
エリザベスはふっと息を漏らし、横目で彼を見上げた。
「……ふふっ。本当に、悪い人ですね」
笑みを浮かべる彼女に、エドワードは軽く眉を上げる。
「悪い人?」
「ええ。優しさで包んでいるようで、実は相手を計算づくで導いてしまうのですもの。けれど――」
エリザベスは絡めた手に力を込め、真っ直ぐに見つめた。
「私は、そんなあなたを誇りに思います」
その言葉に、エドワードの瞳が柔らかに揺れた。
そして、とても嬉しそうに微笑んだのだった。
◆
シルフリード公爵領――広大な館の執務室。
壁一面を覆う地図と交易記録を前に、当主エルマー・フォン・シルフリードは重々しく腰を下ろしていた。
「……これが今回の交渉の記録か」
低く響く声に、息子クラウディオは居心地悪そうに背筋を伸ばす。
「はい。結果として、ヴァルメア侯爵家が主導権を握り、我が家は……割高で薬草を仕入れることとなりました」
その言葉を聞くなり、机を叩く音が執務室に響いた。
エルマーの瞳は風を裂く稲光のごとく鋭い。
「割高だと? しかも輸出していた食糧の流れすら断たれたと記されている!
我らが尻拭いに赴いたのに、なぜ“風”が土に頭を垂れねばならんのだ!」
怒声に空気が震え、クラウディオは息を詰めた。だが必死に声を絞り出す。
「父上……! 確かに交渉では敗北しました。ですが、どうかお聞きください!」
叱責の嵐の中で、彼は一歩前へ踏み出す。その瞳は熱を帯びていた。
「この結果は屈辱かもしれません。けれど島で目にしたのは、それ以上の価値がある光景だったのです!」
言葉と共にあふれ出すのは、畑で見た奇跡。
土が脈打つように肥え、薬草も野菜も瑞々しく育つ大地。
そして――その中心に立ち、四属性を自在に操る女性、エリザベス。
「彼女は土を根本から変えていました! もし我が領に取り入れられれば、薬草も食糧も飛躍的に増産できるのです。都の市場を独占することだって――」
そこまで言い切る前に、エルマーは低く咳払いをした。
その一音でクラウディオは言葉を呑む。
「……お前は熱を帯びて帰ってきたようだな」
父はゆっくりと茶を口に運び、沈黙ののち口を開く。
「四属性を扱える魔導士など、伝承の中にしか存在しない。お前の報告を疑うわけではない。だが――本当に彼女が一人で四つを扱っていたのか?」
「はい。私の目で確かに見ました。土に水を留め、風で循環させ、火で温め……そして土魔法で畝を築く。彼女一人の手で畑が息づいていたのです」
クラウディオの熱弁に、エルマーは目を細めた。
確かに、すべての報告に辻褄は合う。だが――彼の胸には別の疑念が湧き上がっていた。
(信じ難い。だが、もし本当に四属性を操れるのだとしたら……なぜリンドブルグ王国は彼女を手放した?)
彼女は王太子妃であったはずだ。
大国が抱え込むべき力を、なぜ辺境へと追いやったのか。
力を恐れたのか、それとも価値を見抜けなかったのか――。
いずれにせよ、常識を超えた存在であることは間違いない。
だからこそ、父として、領主として、結論はただ一つだった。
「……我が領で再現することは不可能だ」
エルマーの声は静かでありながら、鋭く切り捨てる響きを持っていた。
「エリザベス嬢は特別な存在だ。その力を欲するのは理解できる。だが――真似ることはできぬ。だからこそ、ヴァルメア侯爵家と正しく協定を結ぶのだ。力を奪うのではなく、信頼を積み重ねる。……それが、風を導く我らシルフリードの在り方だ」
その言葉に、クラウディオの胸にあった昂りは、ゆるやかに沈静していく。
理性では理解していたことを、父から改めて突きつけられたのだ。
「……はい。承知しました、父上」
深く頭を垂れる息子に、エルマーはわずかに口元を緩めた。
「その熱は悪くない。だが熱は時に暴風となる。お前が次代を担うなら――風を活かし、土に従え。そうすれば領は揺るがぬ」
「……肝に銘じます」
父の言葉が執務室に静かに落ち着きをもたらした。
クラウディオはなおも俯いていたが、やがて顔を上げる。
その瞳には、先ほどまでの昂りとは違う、凛とした光が宿っていた。
「……父上。ならば私は、この縁を守ります」
静かな決意を帯びた声に、エルマーの眉がわずかに動く。
「ヴァルメア侯爵家と、エリザベス様との協定。確かに私は交渉で押し切られました。しかし、あの島で感じたのは敗北ではなく――新たな可能性でした。彼らが築いた豊かさを壊さず、友として手を携える。それが、次代の我が責務だと」
エルマーはしばし無言で息子を見つめ、やがてゆるやかに頷いた。
「……ようやく風が定まったな。よかろう。友を得る風ならば、いずれ我らの翼をも広げるだろう」
その言葉にクラウディオは深く頭を垂れる。
胸の中で、島の土の匂いと共に吹き抜けた柔らかな風を思い出していた。
――それは敗北の風ではなく、未来へと繋がる友好の風。
(次にあの地を訪れるときは、父に誇れる成果を持ち帰ろう。エリザベス様とヴァルメア家に、恥じぬように……)
若き嫡子の胸に、新たな誓いが静かに刻まれた。
0
あなたにおすすめの小説
城伯末女だけど、案外したたかに生きてます
遥風 かずら
恋愛
城ゲーの城主キャラ、ルーシャ・ホワイトとして寝る間も惜しんで活動する真白光莉は、女友達から心配されるほど沼ってしまい、体調を崩しがちだった。
そんなある日、今日こそやめると決意した光莉はゲームを始めた途端、猛烈な眠気に襲われる。
深い眠りに落ちていた光莉は誰かの声にしつこく起こされている気がして、声を張り上げながら目を開ける。するとそこにいたのはゲームでよく見る女将軍の姿だった。沼っていた城ゲームのキャラになっていた光莉は、自分の身分が城伯爵の末女だったことに嘆くも強固な娘として生きていくことを決意。
期待されているかなんて関係ない、不器用でも城伯の娘として手強く生きてみせる――そう思いながら、戦いと恋愛が繰り広げられる世界に身を委ねるのだった。
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
お姫様は死に、魔女様は目覚めた
悠十
恋愛
とある大国に、小さいけれど豊かな国の姫君が側妃として嫁いだ。
しかし、離宮に案内されるも、離宮には侍女も衛兵も居ない。ベルを鳴らしても、人を呼んでも誰も来ず、姫君は長旅の疲れから眠り込んでしまう。
そして、深夜、姫君は目覚め、体の不調を感じた。そのまま気を失い、三度目覚め、三度気を失い、そして……
「あ、あれ? えっ、なんで私、前の体に戻ってるわけ?」
姫君だった少女は、前世の魔女の体に魂が戻ってきていた。
「えっ、まさか、あのまま死んだ⁉」
魔女は慌てて遠見の水晶を覗き込む。自分の――姫君の体は、嫁いだ大国はいったいどうなっているのか知るために……
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる