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渦巻く嫉妬と淡い思いで
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カルロスとのやり取りを終えると、すぐに二人のもとへ次々と人々が押し寄せてきた。
夜会の中心が、完全にエドワードとエリザベスへと移ったのだ。
侯爵位を得た新たな貴公子と、その婚約者。
そして彼女が――かつて「王太子妃」と呼ばれた存在であること。
この二つが重なれば、誰もが挨拶をせずにはいられなかった。
第一声を発したのは、王都の名門伯爵だった。
「これは……ヴァルメア侯爵、本日は誠におめでとうございます。そして……婚約者殿。まことにお美しい」
彼は深く一礼しながらも、視線はどうしてもエリザベスの顔から離せない。
その様子を皮切りに、若き令息たちが代わる代わる言葉を掛けた。
「まるで神殿の女神のようだ」
「サファイアよりも貴女の瞳のほうが……」
「お会いできて光栄です、どうか一曲――」
熱を帯びた視線が次々と注がれ、エリザベスの白い肌にわずかな朱を灯す。
だが彼女は乱されることなく、王妃教育を受けた者として完璧な礼と穏やかな笑みで応じた。
「ご厚情を感謝いたします。けれど、今宵の主役は侯爵ですわ」
そうやわらかく返すその声音に、男たちは一層魅了され、言葉を失った。
――その様子を、エドワードは冷静な面持ちで見ていた。
だが心の奥では、彼女が誰に向かっても微笑みを返すたび、強烈な独占欲が胸を掻き立てていた。
彼は彼女の手を離さない。
まるで「この手は誰にも渡さぬ」と示すかのように。
さらに時折、会話に割り込むように低い声を差し挟んだ。
「――彼女と踊るのは、私だけだ」
その言葉に令息たちは慌てて引き下がり、互いに苦笑を交わすしかなかった。
そう、彼らは理解したのだ。
ヴァルメア侯爵の愛情は冗談ではなく、本気だと。
一方で、広間の隅に集まる女性陣の囁きは一層鋭さを増していた。
「王妃の座を降りても、今度は侯爵夫人だなんて……」
「王家の宝石を賜るなんて破格すぎる」
「殿方の視線を独り占めして……!」
だが、当のエリザベスは微動だにしない。
彼女は、どれほどの嫉妬や敵意に晒されても揺るがない強さを持っていた。
その姿に、エドワードはますます誇らしさを募らせる。
(……これほどの女を、俺は手に入れたのだ)
嫉妬に苦しむどころか、むしろ愉快でならない。
彼女を讒言しようとする声など、隣で彼女の手を握っている自分の存在を前にすれば無意味だと知っていたから。
次々に寄せられる挨拶を受け流しつつ、二人は広間をゆるやかに回り、やがて最初の舞曲の合図が響いた。
楽団が一斉に音を奏で、煌びやかな旋律が夜会の幕を開ける。
人々の視線が再び彼らへと集まる。
誰もが――ヴァルメア侯爵とその婚約者の初めての舞踏を待ち望んでいた。
エドワードは自然な仕草で彼女の腰に手を添え、低く囁いた。
「行こう。……今宵、君が誰のものかを、皆の前で示そう」
エリザベスは一瞬驚いたように彼を見上げ、すぐに微笑みを返した。
「ええ、喜んで」
二人が舞踏の輪の中央へと進み出た瞬間、広間の空気が変わる。
羨望、嫉妬、称賛、動揺――あらゆる感情が入り混じり、熱を帯びていった。
だが、彼らはただ互いだけを見つめていた。
他の誰も目に入らぬように。
その姿こそが、何よりも強い宣言となって、夜会に集うすべての者の胸に刻まれていった。
楽団の弦が高らかに鳴り響き、華やかな舞踏曲が広間を満たす。
人々が見守る中、エドワードはエリザベスの手を取り、ゆるやかに一歩を踏み出した。
彼女のドレスの裾が、深碧の波のように広がる。
髪に飾られた宝石は燦めき、王家の贈り物であるサファイアの首飾りは、光を受けて星々のように瞬いた。
誰もが息を呑んだ。
だが、当の二人は他の視線など存在しないかのように、互いだけを見つめていた。
「……美しい」
エドワードは舞いながら低く囁く。
その声音は音楽に紛れて彼女にしか届かない。
「今宵、君は誰よりも輝いている。……いや、君はいつだって私の目にそう映っているが」
エリザベスは頬を染め、囁くように答えた。
「そういうエドワード様こそ、見てください。ご令嬢方の視線を独占しておりますわ」
旋回の拍子、彼は彼女の腰をしっかりと引き寄せる。
周囲の目を気にせず、指先に力を込めて。
「興味ないな。それよりも覚えてけ。君が微笑むのは私のためだけでいい」
甘やかな囁きに、エリザベスの瞳が揺れる。
その瞬間、彼女の頬にかかる一房の髪が解けた。
エドワードは迷わず指でそれをすくい取り、耳元へとかき上げる。
その仕草ひとつで、彼の独占欲と深い愛情が周囲に伝わる。
見ていた男たちは息を詰め、女たちは嫉妬の炎を燃やした。
「……まるで、王と王妃のようだ」
「恐ろしいほど釣り合っている」
「でも彼女は……亡命妃だったはず……!」
囁きは広間に渦巻いた。
だが、二人は気にも留めない。
音楽と視線の中心で、ただ互いの鼓動を確かめ合っていた。
最後の一音が鳴り響き、二人の舞踏が静かに終わる。
拍手が広間を揺らし、人々の賞賛が惜しみなく降り注いだ。
その中を割って、一人の男が進み出る。
王太子カルロスである。
「侯爵。――そして麗しき婚約者殿」
彼は笑みを浮かべ、自然に一礼した。
「次の一曲、私に賜れますか?」
広間がどよめいた。
王太子の申し出を断れる者などいない。
エリザベスはわずかにエドワードを見上げたが、彼の目には抑えきれぬ激情が宿っていた。
「光栄でございますわ。殿下」
エリザベスはカルロスの手を取った。
広間の視線が再び集中する。
エドワードの心臓は音楽よりも激しく鼓動し、胸を焼くような嫉妬が込み上げた。
(カルロス……。お前の笑みが、彼女に向けられることすら許したくない)
彼は片手で杯を持ち、冷ややかに周囲へ視線を投げた。
誰の目にも、彼が嫉妬に苛まれていることは明らかだった。
だがそれすら、彼の愛情の深さを示す証のように映り、人々はますます噂を膨らませた。
一方で、舞踏の中央。
カルロスとエリザベスが踊る姿は絵画のように美しく、広間に新たな熱を呼んでいた。
「……久しぶりだね、エリザベス」
「ええ、殿下。再びこのような形でお会いするとは思ってもおりませんでしたわ」
揺れる光の中、彼女は淑やかに微笑み、長い睫毛を伏せる。
カルロスの心臓が一瞬、強く脈打った。
「サファイアが、君によく似合っている。贈った甲斐があったよ」
囁きは優しく、どこか懐かしさを帯びていた。
エリザベスは礼儀正しく微笑み、首元の宝石に意識を向けた。
「お心遣いに感謝いたします。殿下からの贈り物、大切にさせていただきますわ。懐かしい……。過去にも友好の証として、王章を編み込んだリボンを花束に結んで贈ってくださいましたね」
その言葉に、カルロスは目を見開いた。
忘れてしまったと思っていた――いや、むしろ自分ひとりだけが覚えているはずだと信じていた思い出。
それを、彼女は確かに憶えていたのだ。
「そ、んな昔のことをよく覚えていたね」
息を呑み、そして笑みが溢れる。
隠しきれぬほどの喜びが顔に広がり、少年のような無垢ささえ漂わせた。
王太子が公の場で見せたことのないその表情に、会場はざわめいた。
廷臣たちが互いに顔を見合わせ、驚きと興奮の囁きが広間を揺らす。
「ふふ、覚えておりますわ。あの頃はまだルシエンテス王国がここまで飛躍する前のこと。あの絹のリボンは大層貴重だったはずですから。それをわたくしに贈ってくださったそのお心がとても嬉しかったのです」
「っ、そう? 嬉しいが照れ臭いね」
カルロスの胸に、熱が蘇る。
幼き日の憧れ、言葉にできなかった甘やかな感情。
それはまぎれもなく、エリザベスに抱いた初恋の記憶だった。
あの時の想いが、音楽に合わせてふたたび胸を焦がし始める。
その笑みがどこか愛おしげに見えるのを、エドワードは鋭く睨みつける。
彼女が他の誰かに微笑むだけで胸が裂けそうなのに、相手がカルロスとなればなおさらだった。
(忘れるな。彼女はもう“王太子妃”ではない。……彼女は、俺の婚約者だ)
嫉妬に焼かれながらも、エドワードは不敵に微笑む。
その表情には、誰も寄せ付けぬ圧倒的な自負があった。
そう――彼女を手にしているのは、自分だけなのだ。
夜会の中心が、完全にエドワードとエリザベスへと移ったのだ。
侯爵位を得た新たな貴公子と、その婚約者。
そして彼女が――かつて「王太子妃」と呼ばれた存在であること。
この二つが重なれば、誰もが挨拶をせずにはいられなかった。
第一声を発したのは、王都の名門伯爵だった。
「これは……ヴァルメア侯爵、本日は誠におめでとうございます。そして……婚約者殿。まことにお美しい」
彼は深く一礼しながらも、視線はどうしてもエリザベスの顔から離せない。
その様子を皮切りに、若き令息たちが代わる代わる言葉を掛けた。
「まるで神殿の女神のようだ」
「サファイアよりも貴女の瞳のほうが……」
「お会いできて光栄です、どうか一曲――」
熱を帯びた視線が次々と注がれ、エリザベスの白い肌にわずかな朱を灯す。
だが彼女は乱されることなく、王妃教育を受けた者として完璧な礼と穏やかな笑みで応じた。
「ご厚情を感謝いたします。けれど、今宵の主役は侯爵ですわ」
そうやわらかく返すその声音に、男たちは一層魅了され、言葉を失った。
――その様子を、エドワードは冷静な面持ちで見ていた。
だが心の奥では、彼女が誰に向かっても微笑みを返すたび、強烈な独占欲が胸を掻き立てていた。
彼は彼女の手を離さない。
まるで「この手は誰にも渡さぬ」と示すかのように。
さらに時折、会話に割り込むように低い声を差し挟んだ。
「――彼女と踊るのは、私だけだ」
その言葉に令息たちは慌てて引き下がり、互いに苦笑を交わすしかなかった。
そう、彼らは理解したのだ。
ヴァルメア侯爵の愛情は冗談ではなく、本気だと。
一方で、広間の隅に集まる女性陣の囁きは一層鋭さを増していた。
「王妃の座を降りても、今度は侯爵夫人だなんて……」
「王家の宝石を賜るなんて破格すぎる」
「殿方の視線を独り占めして……!」
だが、当のエリザベスは微動だにしない。
彼女は、どれほどの嫉妬や敵意に晒されても揺るがない強さを持っていた。
その姿に、エドワードはますます誇らしさを募らせる。
(……これほどの女を、俺は手に入れたのだ)
嫉妬に苦しむどころか、むしろ愉快でならない。
彼女を讒言しようとする声など、隣で彼女の手を握っている自分の存在を前にすれば無意味だと知っていたから。
次々に寄せられる挨拶を受け流しつつ、二人は広間をゆるやかに回り、やがて最初の舞曲の合図が響いた。
楽団が一斉に音を奏で、煌びやかな旋律が夜会の幕を開ける。
人々の視線が再び彼らへと集まる。
誰もが――ヴァルメア侯爵とその婚約者の初めての舞踏を待ち望んでいた。
エドワードは自然な仕草で彼女の腰に手を添え、低く囁いた。
「行こう。……今宵、君が誰のものかを、皆の前で示そう」
エリザベスは一瞬驚いたように彼を見上げ、すぐに微笑みを返した。
「ええ、喜んで」
二人が舞踏の輪の中央へと進み出た瞬間、広間の空気が変わる。
羨望、嫉妬、称賛、動揺――あらゆる感情が入り混じり、熱を帯びていった。
だが、彼らはただ互いだけを見つめていた。
他の誰も目に入らぬように。
その姿こそが、何よりも強い宣言となって、夜会に集うすべての者の胸に刻まれていった。
楽団の弦が高らかに鳴り響き、華やかな舞踏曲が広間を満たす。
人々が見守る中、エドワードはエリザベスの手を取り、ゆるやかに一歩を踏み出した。
彼女のドレスの裾が、深碧の波のように広がる。
髪に飾られた宝石は燦めき、王家の贈り物であるサファイアの首飾りは、光を受けて星々のように瞬いた。
誰もが息を呑んだ。
だが、当の二人は他の視線など存在しないかのように、互いだけを見つめていた。
「……美しい」
エドワードは舞いながら低く囁く。
その声音は音楽に紛れて彼女にしか届かない。
「今宵、君は誰よりも輝いている。……いや、君はいつだって私の目にそう映っているが」
エリザベスは頬を染め、囁くように答えた。
「そういうエドワード様こそ、見てください。ご令嬢方の視線を独占しておりますわ」
旋回の拍子、彼は彼女の腰をしっかりと引き寄せる。
周囲の目を気にせず、指先に力を込めて。
「興味ないな。それよりも覚えてけ。君が微笑むのは私のためだけでいい」
甘やかな囁きに、エリザベスの瞳が揺れる。
その瞬間、彼女の頬にかかる一房の髪が解けた。
エドワードは迷わず指でそれをすくい取り、耳元へとかき上げる。
その仕草ひとつで、彼の独占欲と深い愛情が周囲に伝わる。
見ていた男たちは息を詰め、女たちは嫉妬の炎を燃やした。
「……まるで、王と王妃のようだ」
「恐ろしいほど釣り合っている」
「でも彼女は……亡命妃だったはず……!」
囁きは広間に渦巻いた。
だが、二人は気にも留めない。
音楽と視線の中心で、ただ互いの鼓動を確かめ合っていた。
最後の一音が鳴り響き、二人の舞踏が静かに終わる。
拍手が広間を揺らし、人々の賞賛が惜しみなく降り注いだ。
その中を割って、一人の男が進み出る。
王太子カルロスである。
「侯爵。――そして麗しき婚約者殿」
彼は笑みを浮かべ、自然に一礼した。
「次の一曲、私に賜れますか?」
広間がどよめいた。
王太子の申し出を断れる者などいない。
エリザベスはわずかにエドワードを見上げたが、彼の目には抑えきれぬ激情が宿っていた。
「光栄でございますわ。殿下」
エリザベスはカルロスの手を取った。
広間の視線が再び集中する。
エドワードの心臓は音楽よりも激しく鼓動し、胸を焼くような嫉妬が込み上げた。
(カルロス……。お前の笑みが、彼女に向けられることすら許したくない)
彼は片手で杯を持ち、冷ややかに周囲へ視線を投げた。
誰の目にも、彼が嫉妬に苛まれていることは明らかだった。
だがそれすら、彼の愛情の深さを示す証のように映り、人々はますます噂を膨らませた。
一方で、舞踏の中央。
カルロスとエリザベスが踊る姿は絵画のように美しく、広間に新たな熱を呼んでいた。
「……久しぶりだね、エリザベス」
「ええ、殿下。再びこのような形でお会いするとは思ってもおりませんでしたわ」
揺れる光の中、彼女は淑やかに微笑み、長い睫毛を伏せる。
カルロスの心臓が一瞬、強く脈打った。
「サファイアが、君によく似合っている。贈った甲斐があったよ」
囁きは優しく、どこか懐かしさを帯びていた。
エリザベスは礼儀正しく微笑み、首元の宝石に意識を向けた。
「お心遣いに感謝いたします。殿下からの贈り物、大切にさせていただきますわ。懐かしい……。過去にも友好の証として、王章を編み込んだリボンを花束に結んで贈ってくださいましたね」
その言葉に、カルロスは目を見開いた。
忘れてしまったと思っていた――いや、むしろ自分ひとりだけが覚えているはずだと信じていた思い出。
それを、彼女は確かに憶えていたのだ。
「そ、んな昔のことをよく覚えていたね」
息を呑み、そして笑みが溢れる。
隠しきれぬほどの喜びが顔に広がり、少年のような無垢ささえ漂わせた。
王太子が公の場で見せたことのないその表情に、会場はざわめいた。
廷臣たちが互いに顔を見合わせ、驚きと興奮の囁きが広間を揺らす。
「ふふ、覚えておりますわ。あの頃はまだルシエンテス王国がここまで飛躍する前のこと。あの絹のリボンは大層貴重だったはずですから。それをわたくしに贈ってくださったそのお心がとても嬉しかったのです」
「っ、そう? 嬉しいが照れ臭いね」
カルロスの胸に、熱が蘇る。
幼き日の憧れ、言葉にできなかった甘やかな感情。
それはまぎれもなく、エリザベスに抱いた初恋の記憶だった。
あの時の想いが、音楽に合わせてふたたび胸を焦がし始める。
その笑みがどこか愛おしげに見えるのを、エドワードは鋭く睨みつける。
彼女が他の誰かに微笑むだけで胸が裂けそうなのに、相手がカルロスとなればなおさらだった。
(忘れるな。彼女はもう“王太子妃”ではない。……彼女は、俺の婚約者だ)
嫉妬に焼かれながらも、エドワードは不敵に微笑む。
その表情には、誰も寄せ付けぬ圧倒的な自負があった。
そう――彼女を手にしているのは、自分だけなのだ。
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