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白金の花嫁、碧の影
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その荘厳なる入場の余韻を、聖堂はしばし飲み込んでいた。
人々がようやく我に返ったのは、扉が完全に閉じ、陽光が途切れた瞬間だった。
最初にざわめきを発したのは、リンドブルグ王国の貴族たちだ。
白金の光を纏うヴァルメア侯爵夫人――その横顔を見た途端、息を詰まらせる。
「まさか……あれは、エリクセン公爵令嬢では……?」
「いや、ありえぬ。あの方は断罪され、国外追放になったはず――」
「だが、見間違えるものか。あの立ち居振る舞い、目の光……間違いない」
ざわつきは瞬く間に広がり、貴婦人たちが扇を握りしめる音があちこちで響く。
だが、やがて彼らの表情は次第に変わっていった。
驚愕から、戸惑い、そして――都合の良い笑みに。
「なるほど……そうか。あれは“他国の夫人”などではなく、“祖国へ戻ってきた娘”ということだ」
「まさしく。我が国を愛し、再びこの地を“赦した”のだろう」
「王家に反した過去を水に流し、今は属国に貢献している。なんと健気なことか」
まるで自分たちの寛容さを誇示するかのように、言葉が並ぶ。
――それが、彼らの“解釈”だった。
失われた誇りを繕うための、薄っぺらな赦し。
しかし、周辺諸国の代表たちの反応はまるで違っていた。
彼らは目を見開き、やがて深く頷く。
「やはり、ヴァルメア侯爵夫人はエリクセンの令嬢であったか……」
「噂は真実だった。ルシエンテス王国の繁栄の裏には、彼女の采配があったのだ」
「我が国も取引の道を開こう。彼女と手を結ばぬ国は、やがて取り残される」
その眼差しは野心と敬意を帯びていた。
“有能な夫人”――その評価は確信に変わり、各国の使節たちは密やかに動き出す。
静かな外交戦が、この瞬間から幕を開けたのだった。
◆
やがて、聖職者の声が再び響く。
「――これより、新郎新婦の入場です」
扉が開かれる。
人々の視線が再び、王家の花道へと注がれた。
純白の花弁が舞い、金糸の垂れ幕が揺れる。
新郎・ウィリアム王子は緊張と誇りを湛えた顔で、ゆっくりと歩み出る。
その隣には、聖女エリカ。
象牙色のヴェールに包まれたその姿は、神々しくも儚い。
――だが、不思議なことに。
その神聖さは、先ほど入場したヴァルメア夫妻の光の残滓に、かき消されていた。
誰かが小さく手を打つ。
それを皮切りに、祝福の拍手が聖堂を満たしていく――はずだった。
……けれど、その音はどこかまばらだった。
響きは薄く、波のように散っていく。
まるで人々の心が、そこに集中していないかのように。
ウィリアムは戸惑った。
眉をひそめ、周囲を見渡す。
隣の聖女エリカも、次第に不安の色を浮かべていく。
祝福のはずの場が、どこか寒々しく感じられた。
――そのとき。
ウィリアムの視線が、一人の女性を捉えた。
白金と碧の光を纏い、静かに佇む彼女。
民衆の視線を一身に受けながらも、怯むことなく、ただ真っ直ぐにこちらを見つめ返す。
エリザベス・ヴァルメア侯爵夫人。
その名を、王子の胸が思い出した。
彼の唇が自然と動く。
「――エリザベス!」
その声は、聖堂の静寂を切り裂いた。
会衆のざわめきが、一斉に波立つ。
振り返る者、息を呑む者、そして固まる者。
王都の民は知らぬ。かつてこの名が、王国の最も醜い断罪の象徴として囁かれていたことを。
だが呼ばれた本人――エリザベスは、眉ひとつ動かさなかった。
静かに視線を向けただけで、微笑すらしない。
その沈黙の中、ウィリアムは一歩踏み出した。
胸の奥から、久方ぶりの安堵が溢れる。
「無事で……よかった!」
――その言葉が放たれた瞬間。
空気が凍りついた。
聖女エリカが小さく振り向き、目を見開く。
唇が震え、かすれた声が漏れた。
「どうして……」
聖女エリカの頬が強張る。
その隣でエドワードが、わずかに眉を上げた。
そしてエリザベスは、ゆっくりと瞼を伏せる。
――この人は何を言っているのだろう。
彼は、己の行いを覚えていないのだろうか。
あの日、自らの手で「断罪」を宣告した口で。
彼女を罪人に貶め、民の嘲りの中へ突き落としたその声で。
いまさら、何を――。
聖堂の空気が震える。祝福の鐘の音が、再び鳴り響く。
だがその音はもはや、祝福ではなかった。
――崩れゆく王国の、始まりの鐘だった。
「ウィリアム!」
新婦が今日一番幸せな彼女が、怒りと羞恥の色を滲ませ新郎の名を叫ぶ。
腕を引き、行かせまいとする。
ウィリアムは戸惑い、周囲の視線に気づく。
誰もが彼を見ていた――しかし、それは敬意でも羨望でもなく、痛ましげな哀れみ。
ウィリアムとエリザベスの視線が、ふと絡んだ。
その瞬間、時が止まる。
かつて互いを“婚約者”と呼んだ者たちの間に、かすかな風が通り抜ける。
だが――その沈黙を最初に破ったのは、エリザベスだった。
彼女はゆっくりと、裾を摘み上げ、完璧な淑女の礼をした。
動作の一つひとつが流麗で、まるで舞のよう。
姿勢は凛と、微笑は静謐。そこには“感情”も“未練”もない。
ただ――純粋な礼儀と、気品のみがあった。
「……ほお」
「久方ぶりに見ましたな……あの礼を」
周囲から、感嘆の息が漏れる。
誰もがその洗練された所作に、心を奪われた。王城の空気が、一瞬にして“彼女の舞台”へと変わる。
だが、ウィリアムだけは違った。
隣で、何百回も見てきた礼――その懐かしい動きを、今は“正面から”受けることになる違和感。
まるで、自分の知らぬ誰かへ向けられたようで。胸の奥に、奇妙なざわめきが広がった。
エリザベスが礼を終えると、隣にいたエドワードが静かに一歩前へ出た。
胸に手を当て、目線を下げる。その所作はまるで舞台の一幕のように洗練されており、微笑んだその瞬間、聖女エリカですら頬を染めた。
「ルシエンテス王国より参りました。ヴァルメア侯爵、エドワードと申します」
低く、よく通る声。その一言に、周囲が息を呑む。
「妻のエリザベスでございます。此度はご結婚、誠におめでとうございます」
――妻。
その言葉に、ウィリアムの表情が露骨に曇った。唇が震える。信じられないという色が、そのまま瞳に宿る。
「……妻、だと?」
かすれた声。
まるで、自分が見た夢が壊れていくように。
――男というものは、過去の女が今も自分を想っていると錯覚する生き物だ。
それが、どんな愚かな幻想であれ。
「エリザベス! 君は、僕という男がいながら――別の男と、結婚したというのか!」
その言葉に、空気が震えた。
歓声でも、驚愕でもない。
ただ静かに、呆れが満ちていく。
笑顔――だが、目がまったく笑っていない。
エドワードがエリザベスの前へ一歩出た。まるで護るように。まるで“所有”を示すように。
「新郎である王子が――」
静かな声が、聖堂を切り裂いた。
「新婦の前で、別の女性を。それも既婚の身を、呼び捨てにされるのはいかがなものかと」
「っ……!」
ぎくり、とウィリアムが固まる。
慌ててエリカの方を振り返ると、そこにあったのは――“祝福”などではなかった。聖女の顔が怒りと嫉妬に歪み、目には憎悪の炎が宿っていた。
「……ヴァルメア侯爵!」
絞り出すような声。だが、その声音には焦りが混じる。
会話の途切れを察したかのように、周辺諸国の代表たちが次々に立ち上がる。
互いに視線を交わし、次の瞬間には――エドワードとエリザベスの周囲を取り囲んだ。
「お初にお目にかかります、侯爵閣下!」
「本日ようやく、ご挨拶が叶いました!」
「我が国ともぜひ、交易のお話を!」
その場がまるで“祝賀の中心”であるかのように沸き立つ。
新郎新婦ではなく、ルシエンテスの貴族を祝福する声が響く。エドワードは微笑み、エリザベスは優雅に受け答える。
――この瞬間、誰もが悟った。
本日の主役は、もはや王子と聖女ではない。
世界が注目するのは、ヴァルメア侯爵夫妻。新しき秩序の象徴である。
壇上の聖女は、震える指で自らの唇を噛んだ。
爪が白く、血の気を失うほどに。
「……なによ……死んだはずじゃなかったの。話が……違うじゃない……」
囁きは誰にも届かぬほど小さかったが、
その怨嗟の声が、確かに“終焉”の鐘に混じって響いた。
人々がようやく我に返ったのは、扉が完全に閉じ、陽光が途切れた瞬間だった。
最初にざわめきを発したのは、リンドブルグ王国の貴族たちだ。
白金の光を纏うヴァルメア侯爵夫人――その横顔を見た途端、息を詰まらせる。
「まさか……あれは、エリクセン公爵令嬢では……?」
「いや、ありえぬ。あの方は断罪され、国外追放になったはず――」
「だが、見間違えるものか。あの立ち居振る舞い、目の光……間違いない」
ざわつきは瞬く間に広がり、貴婦人たちが扇を握りしめる音があちこちで響く。
だが、やがて彼らの表情は次第に変わっていった。
驚愕から、戸惑い、そして――都合の良い笑みに。
「なるほど……そうか。あれは“他国の夫人”などではなく、“祖国へ戻ってきた娘”ということだ」
「まさしく。我が国を愛し、再びこの地を“赦した”のだろう」
「王家に反した過去を水に流し、今は属国に貢献している。なんと健気なことか」
まるで自分たちの寛容さを誇示するかのように、言葉が並ぶ。
――それが、彼らの“解釈”だった。
失われた誇りを繕うための、薄っぺらな赦し。
しかし、周辺諸国の代表たちの反応はまるで違っていた。
彼らは目を見開き、やがて深く頷く。
「やはり、ヴァルメア侯爵夫人はエリクセンの令嬢であったか……」
「噂は真実だった。ルシエンテス王国の繁栄の裏には、彼女の采配があったのだ」
「我が国も取引の道を開こう。彼女と手を結ばぬ国は、やがて取り残される」
その眼差しは野心と敬意を帯びていた。
“有能な夫人”――その評価は確信に変わり、各国の使節たちは密やかに動き出す。
静かな外交戦が、この瞬間から幕を開けたのだった。
◆
やがて、聖職者の声が再び響く。
「――これより、新郎新婦の入場です」
扉が開かれる。
人々の視線が再び、王家の花道へと注がれた。
純白の花弁が舞い、金糸の垂れ幕が揺れる。
新郎・ウィリアム王子は緊張と誇りを湛えた顔で、ゆっくりと歩み出る。
その隣には、聖女エリカ。
象牙色のヴェールに包まれたその姿は、神々しくも儚い。
――だが、不思議なことに。
その神聖さは、先ほど入場したヴァルメア夫妻の光の残滓に、かき消されていた。
誰かが小さく手を打つ。
それを皮切りに、祝福の拍手が聖堂を満たしていく――はずだった。
……けれど、その音はどこかまばらだった。
響きは薄く、波のように散っていく。
まるで人々の心が、そこに集中していないかのように。
ウィリアムは戸惑った。
眉をひそめ、周囲を見渡す。
隣の聖女エリカも、次第に不安の色を浮かべていく。
祝福のはずの場が、どこか寒々しく感じられた。
――そのとき。
ウィリアムの視線が、一人の女性を捉えた。
白金と碧の光を纏い、静かに佇む彼女。
民衆の視線を一身に受けながらも、怯むことなく、ただ真っ直ぐにこちらを見つめ返す。
エリザベス・ヴァルメア侯爵夫人。
その名を、王子の胸が思い出した。
彼の唇が自然と動く。
「――エリザベス!」
その声は、聖堂の静寂を切り裂いた。
会衆のざわめきが、一斉に波立つ。
振り返る者、息を呑む者、そして固まる者。
王都の民は知らぬ。かつてこの名が、王国の最も醜い断罪の象徴として囁かれていたことを。
だが呼ばれた本人――エリザベスは、眉ひとつ動かさなかった。
静かに視線を向けただけで、微笑すらしない。
その沈黙の中、ウィリアムは一歩踏み出した。
胸の奥から、久方ぶりの安堵が溢れる。
「無事で……よかった!」
――その言葉が放たれた瞬間。
空気が凍りついた。
聖女エリカが小さく振り向き、目を見開く。
唇が震え、かすれた声が漏れた。
「どうして……」
聖女エリカの頬が強張る。
その隣でエドワードが、わずかに眉を上げた。
そしてエリザベスは、ゆっくりと瞼を伏せる。
――この人は何を言っているのだろう。
彼は、己の行いを覚えていないのだろうか。
あの日、自らの手で「断罪」を宣告した口で。
彼女を罪人に貶め、民の嘲りの中へ突き落としたその声で。
いまさら、何を――。
聖堂の空気が震える。祝福の鐘の音が、再び鳴り響く。
だがその音はもはや、祝福ではなかった。
――崩れゆく王国の、始まりの鐘だった。
「ウィリアム!」
新婦が今日一番幸せな彼女が、怒りと羞恥の色を滲ませ新郎の名を叫ぶ。
腕を引き、行かせまいとする。
ウィリアムは戸惑い、周囲の視線に気づく。
誰もが彼を見ていた――しかし、それは敬意でも羨望でもなく、痛ましげな哀れみ。
ウィリアムとエリザベスの視線が、ふと絡んだ。
その瞬間、時が止まる。
かつて互いを“婚約者”と呼んだ者たちの間に、かすかな風が通り抜ける。
だが――その沈黙を最初に破ったのは、エリザベスだった。
彼女はゆっくりと、裾を摘み上げ、完璧な淑女の礼をした。
動作の一つひとつが流麗で、まるで舞のよう。
姿勢は凛と、微笑は静謐。そこには“感情”も“未練”もない。
ただ――純粋な礼儀と、気品のみがあった。
「……ほお」
「久方ぶりに見ましたな……あの礼を」
周囲から、感嘆の息が漏れる。
誰もがその洗練された所作に、心を奪われた。王城の空気が、一瞬にして“彼女の舞台”へと変わる。
だが、ウィリアムだけは違った。
隣で、何百回も見てきた礼――その懐かしい動きを、今は“正面から”受けることになる違和感。
まるで、自分の知らぬ誰かへ向けられたようで。胸の奥に、奇妙なざわめきが広がった。
エリザベスが礼を終えると、隣にいたエドワードが静かに一歩前へ出た。
胸に手を当て、目線を下げる。その所作はまるで舞台の一幕のように洗練されており、微笑んだその瞬間、聖女エリカですら頬を染めた。
「ルシエンテス王国より参りました。ヴァルメア侯爵、エドワードと申します」
低く、よく通る声。その一言に、周囲が息を呑む。
「妻のエリザベスでございます。此度はご結婚、誠におめでとうございます」
――妻。
その言葉に、ウィリアムの表情が露骨に曇った。唇が震える。信じられないという色が、そのまま瞳に宿る。
「……妻、だと?」
かすれた声。
まるで、自分が見た夢が壊れていくように。
――男というものは、過去の女が今も自分を想っていると錯覚する生き物だ。
それが、どんな愚かな幻想であれ。
「エリザベス! 君は、僕という男がいながら――別の男と、結婚したというのか!」
その言葉に、空気が震えた。
歓声でも、驚愕でもない。
ただ静かに、呆れが満ちていく。
笑顔――だが、目がまったく笑っていない。
エドワードがエリザベスの前へ一歩出た。まるで護るように。まるで“所有”を示すように。
「新郎である王子が――」
静かな声が、聖堂を切り裂いた。
「新婦の前で、別の女性を。それも既婚の身を、呼び捨てにされるのはいかがなものかと」
「っ……!」
ぎくり、とウィリアムが固まる。
慌ててエリカの方を振り返ると、そこにあったのは――“祝福”などではなかった。聖女の顔が怒りと嫉妬に歪み、目には憎悪の炎が宿っていた。
「……ヴァルメア侯爵!」
絞り出すような声。だが、その声音には焦りが混じる。
会話の途切れを察したかのように、周辺諸国の代表たちが次々に立ち上がる。
互いに視線を交わし、次の瞬間には――エドワードとエリザベスの周囲を取り囲んだ。
「お初にお目にかかります、侯爵閣下!」
「本日ようやく、ご挨拶が叶いました!」
「我が国ともぜひ、交易のお話を!」
その場がまるで“祝賀の中心”であるかのように沸き立つ。
新郎新婦ではなく、ルシエンテスの貴族を祝福する声が響く。エドワードは微笑み、エリザベスは優雅に受け答える。
――この瞬間、誰もが悟った。
本日の主役は、もはや王子と聖女ではない。
世界が注目するのは、ヴァルメア侯爵夫妻。新しき秩序の象徴である。
壇上の聖女は、震える指で自らの唇を噛んだ。
爪が白く、血の気を失うほどに。
「……なによ……死んだはずじゃなかったの。話が……違うじゃない……」
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