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【世界観を紹介するぜ!】
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しおりを挟む引き続き、ノア&エリックの現状説明――
ノア
「今オレたちがいるのは《V探偵事務所》内。事務所はオレたちの自宅も兼ねている。時刻は午前10時。今日は1件も依頼がなく、オレはさっきまでブログを書いていて、アニキはゲームをしていた」
エリック
「お前、冒頭のブログで《ビッグな事件に出会って華麗に解決》とか書いてたよな。依頼内容をネットに垂れ流すなど守秘義務違反。そんなことをしていいと思ってるのか?」
ノア
「あ……確かにそうだよな……。さすがアニキ、マジ超かっけー!」
エリック
「ごく一般的な話をしただけでこの調子……それがノアという奴だ。周囲から度々ブラコン呼ばわりされているが、本人に恥ずかしがる様子はない」
ノア
「ちなみに《V探偵事務所》の〝V〟は〝ヴァンクール〟という単語の頭文字なんだ。ヴァンクールとは〝勝利者〟を意味する言葉。アニキってセンスもいいよな!」
エリック
「ヴァンクールは俺の〝推し馬〟の名前でもあるぜ?」
ノア
「アニキは競馬が趣味なんだ。本作には何の関係もないけどなっ(;´∀`)」
エリック
「これで最低限の説明はできただろう。そろそろ本題へ移るか。 (メタ発言連発のギャグ探偵パロディ……果たして何のトラブルもなく終わるのだろうか。ラストまで穏やかに過ごせることを祈る……)」
ノア
「にしても暇だよな……。依頼の電話もメールも全くこない。敏腕探偵のアニキがいるってのになんなんだよ、この過疎っぷり」
エリック
「やっぱゲームしようぜ。新作の格ゲー買ってあるぞ」
ノア
「マジ!? じゃあ早速――って違う! オレは探偵として華々しい活躍をしたいんだよ! 困ってる人の話を聞いて颯爽と解決! 誰かの役に立ちつつ自分がヒーローになれるって最高じゃね?」
エリック
「……お前は本当に優しいよな。『ワイルドな男・チョイワル・不良・ヤンキー』なんて要素に憧れてイキがってるくせに」
ノア
「憧れてるんじゃなくて、オレは既にチョイワルな男だけどな。裏社会では《ケンカ負けなしの最凶高校生》と恐れられていて――」
エリック
「そんな設定どこにもないだろ(-_-;)」
ノア
「ぐっ……さすがアニキ……。最強にクールでシブくて優しい不良教師だぜ」
エリック
「世界線が変わっても相変わらずだな、お前は……。どのみち依頼が1件もない今、ゲームして暇を潰すくらいしか――」
ノア
「ダメ! 今からビッグな事件を探しに街へ繰り出そうぜ!」
エリック
「あのなぁ……。ビッグな事件ってのはそのへんに転がってるモンじゃねーぞ」
ノア
「そんな決めつけは禁止! はい、車のカギ! 運転はアニキに任せるから。今すぐ行こ(*^▽^*)」
エリック
(ノアは本来、俺の意見を真っ向から否定して我を通そうとする奴じゃないんだが……ストーリー進行に不慣れなせいで強引な進め方になっているんだろうか。ほんのり嫌な予感がしないこともないが……現時点では気晴らしのドライブとでも思っておくか……)
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