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第2章 血の追求者
2-10:注射の効果がもたらすもの
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「捜査しているところ集まってくれてありがとう。重要なことなので聞いてもらいたくて呼ばせていただきました」
日本医療機関会議室にて時光の母である絵実がメンバーと良歌を呼び、正体がハッキリしていない注射について、また絵実の中で恐らくこの人物ではないかと思われる人物が浮上したためこうして集められた。
「氷山君の話で森園先生に注射の跡の鑑定を依頼していると話を聞き、ここにいる皆さんに街中に繰り出していただき捜査しました。本日だけでも結構な人の数が搬送されたとの報告がありましたが搬送された方々は今どうされていますか?」
情報が少ない中で自分たちのやれることをやり、良歌はその後の詳しい情報を持ち合わせていないため絵実に尋ねる。
「限られた条件の中で本当にありがとうございます。結論から申し上げますと、搬送された方のほとんどが早期発見だったため頭痛や発熱による副作用で済みました。念のため鎮痛の魔法を少々あてさせて落ち着いていただき、万が一のため鎮痛剤も処方しました。少数ですが、しばらく立ち上がることもままならず入院された方もいますが、安静にしていれば近日中に退院出来るでしょう」
「そうでしたか。今のところ大事には至っていないのですね?」
「はい」
これまでに搬送された人々の現状を説明され良歌はホッと胸を撫でおろす。
そしてここから本題に入る。
「では改めて注射された方が搬送された原因について投与された薬のことで話を進めると、「心身操作薬」という薬が投与された可能性が高いです」
「「心身操作薬?」」
志穂と美穂が口を揃えて発言する。
その2人の反応を見て頷き絵実が説明を続ける。
「読んで字の如く、心と身体を操る薬です。遅効性で時間が経てばそれだけ効果が現れる特性を持っています」
まずは薬の効果とそれがいつ頃ハッキリするのかを話す。
次にその薬が一定の時間が経った時にもたらす効果について説明する。
「目に見えて効果が確認出来る期間は早くても10日前後、遅くても2週間過ぎて意思と反して少しずつ体の自由が奪われてしまい薬を投与した人の命じたことが優先順位になって自我を失ってしまいます。言い方が悪いですが操り人形というイメージが近いです」
「酷い…」
説明を聞いた後に恵は思わず口元を覆って言う。
舞香はその様子を見て質問する。
「ちなみにその薬ですが、持続時間はどれほどですか?」
絵実が難しい顔して答える。
「それに関してだけど、性別問わず平均でどれだけ持続するのか一概に言えません。その方の体格、生まれ育った環境、性格、アレルギーなど多くの要素が絡んでくればそれだけ違いが出てきます。少なくともハッキリわかっているのは長く効果が続かないことです。これは事例があるのですがその…」
言葉が詰まり先の言葉が出なくなったのを良歌が察して席を立ち絵実の隣まで行って代わりに説明する。
「森園先生に思うところがあり、ここから先は私の方からお話します。とは言っても私個人も資料でしか確認出来ていないため大まかな説明になることをご了承ください」
まずは先に断りを入れて説明に入る。
「当時殺人と強盗致傷で牢獄に閉じ込められていた40代の男性、今となってはもう故人になっています。罪を犯したとはいえ本人を冒涜するようなことはしたくないので名前は伏せておきます。改めてその男性が仮釈放する当日に森園先生から説明がありました、その薬を試験的にその男性に投与しました」
その言葉にメンバーは息を飲み、その様子がわかっていても良歌は話を続ける。
「先生の説明にもあった通り、遅効性の薬なのですぐに目に見えて効果があるのか確認は出来ません。数日経って、本日搬送された数多くの方と同様の症状が出ましたが処方された薬を服用して収まりました。それから10日経とうとする時でした。男性の目が座り、ボーッとした感じで何処を見ているのかわかりませんでしたが明らかに今までとは違いました。言われたことに従い、どんなに厳しいことを言われてもカッとせず自分の非を認める。投与した薬が成功したと思った時でした」
段々と良歌の口調が重くなり、それでも起きたことを伝えようと励む。
「男性が苦しみ連絡が入り救急搬送されて医師たちが全力で6時間半の蘇生行為に臨みましたが結果は敵わず男性は亡くなってしまいました」
あまりにも衝撃的なことにメンバーは言葉を失ってしまった。
「本当であれば医療の立場である私から説明をしなければならないものを村富警視監に煩わせてしまい申し訳ございません」
絵実はその場に立って良歌に頭を下げる。
「いえ、これは捜査する私たちにも関係ある話ですからどうか気に病まないでください。犯罪者の気持ちに根付いた犯罪抑制のために医療に携わる方が全力で取りかかった課題でもあることは理解しているつもりですよ」
やんわりと包み込むように絵実を優しく宥める。
「そう言っていただけると助かります」
「困った時はお互い様ですからね」
傍から見れば2人だけが納得して話をまとめたような感じでメンバーが置いていかれた感じになった。
「あの~お二人さん、和んでいるところ申し訳ありませんが、結局のところどのような対策で臨んだら良いか教えていただけますか~?」
真奈が珍しくジトーッとした目で声をかけると2人は我に返って気恥ずかしくなり焦る。
「私としたことが失礼しました」
「つい村富警視監の雰囲気に呑み込まれていました」
2人の言い分を聞いた後でも真奈は話を続ける。
「今までの話を大まかにまとめますと、心身操作薬の持続時間は一概に言えないこと。その理由については今先生が話をされていた項目によって違いが生じるからであること。そしてその薬が使われなくなった理由が40代の男性が残酷な経緯で亡くなってしまったこと。ここまでいいですか?」
絵実と良歌が頷くと真奈は更に踏み込んだところまで話を進める。
「では私たちが捜査してきたこと、お二人の今まで出してきた意見を総合して今回誰が騒動を起こしているのか、そろそろハッキリさせていただきたいのですが心当たりがありますね?」
真奈が覗き込むように2人に問うと、絵実の方から切り出す。
「論より証拠、こちらを見てください」
宙に画面を展開させ写真付きのプロフィールが表示される。
その瞬間だった。
「「「「あっ!」」」」
「4人ともこちらの女性をご存じで?」
良歌がまず時光と恵に尋ねる。
「俺は恵さんと先月出かけた時に白衣を着た女性がいるという認識で見かけました」
「私も先輩と同じく、妙に長蛇の列を成しているということでその先に誰がいるのかを確かめた時にその女性を見ました」
達人の事件の時に鉄茂から休みを与えられ、恵と見た女性で印象に残るものだった。
次に志穂と美穂に尋ねようとするが、2人ともこの世の終わりだと言わんばかりの信じられない様子でいた。
今にでも泣いて飛び出しそうな感じでいたため良歌は触れずそっとしておいて話を進める。
「ご覧の通り彼女の名前は東雲菫、165cmのAB型、使用魔法は医療系統です。元日本捜査連合つまり今でいう日本機密捜査機関の歴代メンバーです。ここにいるメンバーで言うまでもないですが、松法さんと三重月さんの立ち位置を彼女が務めていました」
ここへ来て緊張感が一気に高まる。
「これまでの仕業や東雲さんが使用する魔法についてわかりましたが、より具体的にどう立ち回れば対処出来るのか、あらかじめ考えておかないことには無策に挑んだところで関係ない方まで巻き込む可能性があります。そこについてどう考えていますか?」
安全策を用意した上で菫に挑むことを考えている修助に良歌が更に説明を続ける。
「前回の権藤さんの事件同様に東雲さんに関しても理屈が通用する相手ではないので一つの糧として実践記録があるので、惨い演出はなく短く可能な限り編集していますのでそちらをご覧いただければと」
赤外線キーボードを出して宙に画面を大きく展開させ当時の映像を流す。
日本医療機関会議室にて時光の母である絵実がメンバーと良歌を呼び、正体がハッキリしていない注射について、また絵実の中で恐らくこの人物ではないかと思われる人物が浮上したためこうして集められた。
「氷山君の話で森園先生に注射の跡の鑑定を依頼していると話を聞き、ここにいる皆さんに街中に繰り出していただき捜査しました。本日だけでも結構な人の数が搬送されたとの報告がありましたが搬送された方々は今どうされていますか?」
情報が少ない中で自分たちのやれることをやり、良歌はその後の詳しい情報を持ち合わせていないため絵実に尋ねる。
「限られた条件の中で本当にありがとうございます。結論から申し上げますと、搬送された方のほとんどが早期発見だったため頭痛や発熱による副作用で済みました。念のため鎮痛の魔法を少々あてさせて落ち着いていただき、万が一のため鎮痛剤も処方しました。少数ですが、しばらく立ち上がることもままならず入院された方もいますが、安静にしていれば近日中に退院出来るでしょう」
「そうでしたか。今のところ大事には至っていないのですね?」
「はい」
これまでに搬送された人々の現状を説明され良歌はホッと胸を撫でおろす。
そしてここから本題に入る。
「では改めて注射された方が搬送された原因について投与された薬のことで話を進めると、「心身操作薬」という薬が投与された可能性が高いです」
「「心身操作薬?」」
志穂と美穂が口を揃えて発言する。
その2人の反応を見て頷き絵実が説明を続ける。
「読んで字の如く、心と身体を操る薬です。遅効性で時間が経てばそれだけ効果が現れる特性を持っています」
まずは薬の効果とそれがいつ頃ハッキリするのかを話す。
次にその薬が一定の時間が経った時にもたらす効果について説明する。
「目に見えて効果が確認出来る期間は早くても10日前後、遅くても2週間過ぎて意思と反して少しずつ体の自由が奪われてしまい薬を投与した人の命じたことが優先順位になって自我を失ってしまいます。言い方が悪いですが操り人形というイメージが近いです」
「酷い…」
説明を聞いた後に恵は思わず口元を覆って言う。
舞香はその様子を見て質問する。
「ちなみにその薬ですが、持続時間はどれほどですか?」
絵実が難しい顔して答える。
「それに関してだけど、性別問わず平均でどれだけ持続するのか一概に言えません。その方の体格、生まれ育った環境、性格、アレルギーなど多くの要素が絡んでくればそれだけ違いが出てきます。少なくともハッキリわかっているのは長く効果が続かないことです。これは事例があるのですがその…」
言葉が詰まり先の言葉が出なくなったのを良歌が察して席を立ち絵実の隣まで行って代わりに説明する。
「森園先生に思うところがあり、ここから先は私の方からお話します。とは言っても私個人も資料でしか確認出来ていないため大まかな説明になることをご了承ください」
まずは先に断りを入れて説明に入る。
「当時殺人と強盗致傷で牢獄に閉じ込められていた40代の男性、今となってはもう故人になっています。罪を犯したとはいえ本人を冒涜するようなことはしたくないので名前は伏せておきます。改めてその男性が仮釈放する当日に森園先生から説明がありました、その薬を試験的にその男性に投与しました」
その言葉にメンバーは息を飲み、その様子がわかっていても良歌は話を続ける。
「先生の説明にもあった通り、遅効性の薬なのですぐに目に見えて効果があるのか確認は出来ません。数日経って、本日搬送された数多くの方と同様の症状が出ましたが処方された薬を服用して収まりました。それから10日経とうとする時でした。男性の目が座り、ボーッとした感じで何処を見ているのかわかりませんでしたが明らかに今までとは違いました。言われたことに従い、どんなに厳しいことを言われてもカッとせず自分の非を認める。投与した薬が成功したと思った時でした」
段々と良歌の口調が重くなり、それでも起きたことを伝えようと励む。
「男性が苦しみ連絡が入り救急搬送されて医師たちが全力で6時間半の蘇生行為に臨みましたが結果は敵わず男性は亡くなってしまいました」
あまりにも衝撃的なことにメンバーは言葉を失ってしまった。
「本当であれば医療の立場である私から説明をしなければならないものを村富警視監に煩わせてしまい申し訳ございません」
絵実はその場に立って良歌に頭を下げる。
「いえ、これは捜査する私たちにも関係ある話ですからどうか気に病まないでください。犯罪者の気持ちに根付いた犯罪抑制のために医療に携わる方が全力で取りかかった課題でもあることは理解しているつもりですよ」
やんわりと包み込むように絵実を優しく宥める。
「そう言っていただけると助かります」
「困った時はお互い様ですからね」
傍から見れば2人だけが納得して話をまとめたような感じでメンバーが置いていかれた感じになった。
「あの~お二人さん、和んでいるところ申し訳ありませんが、結局のところどのような対策で臨んだら良いか教えていただけますか~?」
真奈が珍しくジトーッとした目で声をかけると2人は我に返って気恥ずかしくなり焦る。
「私としたことが失礼しました」
「つい村富警視監の雰囲気に呑み込まれていました」
2人の言い分を聞いた後でも真奈は話を続ける。
「今までの話を大まかにまとめますと、心身操作薬の持続時間は一概に言えないこと。その理由については今先生が話をされていた項目によって違いが生じるからであること。そしてその薬が使われなくなった理由が40代の男性が残酷な経緯で亡くなってしまったこと。ここまでいいですか?」
絵実と良歌が頷くと真奈は更に踏み込んだところまで話を進める。
「では私たちが捜査してきたこと、お二人の今まで出してきた意見を総合して今回誰が騒動を起こしているのか、そろそろハッキリさせていただきたいのですが心当たりがありますね?」
真奈が覗き込むように2人に問うと、絵実の方から切り出す。
「論より証拠、こちらを見てください」
宙に画面を展開させ写真付きのプロフィールが表示される。
その瞬間だった。
「「「「あっ!」」」」
「4人ともこちらの女性をご存じで?」
良歌がまず時光と恵に尋ねる。
「俺は恵さんと先月出かけた時に白衣を着た女性がいるという認識で見かけました」
「私も先輩と同じく、妙に長蛇の列を成しているということでその先に誰がいるのかを確かめた時にその女性を見ました」
達人の事件の時に鉄茂から休みを与えられ、恵と見た女性で印象に残るものだった。
次に志穂と美穂に尋ねようとするが、2人ともこの世の終わりだと言わんばかりの信じられない様子でいた。
今にでも泣いて飛び出しそうな感じでいたため良歌は触れずそっとしておいて話を進める。
「ご覧の通り彼女の名前は東雲菫、165cmのAB型、使用魔法は医療系統です。元日本捜査連合つまり今でいう日本機密捜査機関の歴代メンバーです。ここにいるメンバーで言うまでもないですが、松法さんと三重月さんの立ち位置を彼女が務めていました」
ここへ来て緊張感が一気に高まる。
「これまでの仕業や東雲さんが使用する魔法についてわかりましたが、より具体的にどう立ち回れば対処出来るのか、あらかじめ考えておかないことには無策に挑んだところで関係ない方まで巻き込む可能性があります。そこについてどう考えていますか?」
安全策を用意した上で菫に挑むことを考えている修助に良歌が更に説明を続ける。
「前回の権藤さんの事件同様に東雲さんに関しても理屈が通用する相手ではないので一つの糧として実践記録があるので、惨い演出はなく短く可能な限り編集していますのでそちらをご覧いただければと」
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