恋愛下手な私の今まで。

miyu.

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あきらの彼女8

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「そこが俺んち!」

あきらが指差す方向にアパート。

古くも新しくもなく、キレイすぎず汚すぎずな雰囲気の3階建のアパートだった。

「散らかってるけど上がって!これでもみゆ来る前にめっちゃ掃除したんだけどさ。。」

苦笑いするあきら。

「おじゃましまーす!」

ドキドキの初めての彼氏のおうち!初めてのあきらのおうち!

すごいキレイってわけではなかったけど(笑)ちゃんと掃除してくれたのが分かる。

1Kでユニットバス。

移動式のロフトみたいな所がベッドになってて、ソファーもテーブルもちゃんとあった。

大学生の男の子が住むにはちょうど良い広さなのかな?

「みゆ、そこで何してんの?笑」

リビングのドアの前で固まってしばらく観察しちゃった。笑

「こっち来てソファー座って?」

「う、うん。」

控えめに返事をしてあきらの横に座った。

「さっき買ってきたアイス食おうぜ!」

コンビニの袋からアイスとお酒を出してくれた。

あきらはビール、私はチューハイ。

「今日もお疲れ様ー!」

「くー!バイト後のビールうめえええ!」

豪快にビールを飲むあきらが無邪気で可愛い。

「DVDも今見ていい?」

「見よう見よう!」

「みゆが選んだやつにしよっか?」

「うんっ!」

それぞれ1本ずつ映画のDVDを選んでいた。

あきらが選んだのはアクション系。

私が選んだのはラブコメ系。

あきらは全然興味ないはずだけど、みゆの好きなの選びなって言ってくれた。

イカつい見た目のあきらだから、ちょっとの優しさでもグッと来ちゃう。

DVDをセットしてくれるあきらの後ろ姿を見ながらこっそりニヤってした。

映画を見始めたのはいいんだけど、途中からあきらはウトウトし始めた。

頑張って起きようとして、何回も半目になりながら眠気と格闘してくれてた。笑

私の方も、すごく楽しみにしてた映画だったのにあまり面白くなくて途中から飽きてしまっていた。

「みゆ、みゆ?起きて?」

私もウトウトしちゃってたみたい。

「寝るならお風呂入っておいで?」

このあきらの一言で一気に眠気が覚めた。

「風呂場案内するから。こっちおいで?」

あきらがお風呂の使い方を一通り説明してくれる。

「上がったらこれに着替えてね!」

あきらにTシャツと短パンを渡される。

「ありがとう。」

お風呂に入ってる間、私の頭の中はパニック。

お風呂入った後ってどうするの?映画の続き観るの?それとも寝るの?寝る時は一緒に寝るよね?

色んな疑問が浮かぶけど、答えが見つからない。

シャワーだけだったのであっという間にお風呂タイムは終了!

身体を拭いて、あきらの洋服に着替えて、ゆっくり部屋に戻った。

「これドライヤーね!俺も風呂入って来るから適当に使ってて!」

あきらがお風呂場へ行ってしまった。
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