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透視21 生徒会メンバーが集まったってお話
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「ちょっとアベル!」
「ん?ミアさんか、当選おめでとう」
「あ、ありがとう」
俺達男子組が教室に戻ると、暫くして着替え終わった女子達が教室に戻ってきた。教室内は生徒会選挙でクラスの候補者全員当選でかなり盛り上がっている。
「ミレリアさんは主席だぜ。当選して当たり前だけど、ルフィアさんとソフィアさんは少し吃驚したな」
普段は友達と話す所をあまり見かけ無いルフィアさんとソフィアさんの机辺りにも人集りが出来ていた。
「そんな事よりウィリアムと決闘するって本当なの!?」
「あ、ああ、どうやらそうらしい」
「そうらしいってアベル!決闘がどういう事か分かってるの!」
「ま、まあ、リックから聞いたが……」
決闘とはこの国で認められいる問題解決方法の一つとの事だ。双方が合意した場合、若しくは裁判所や軍等が認めた場合に行う事が出来る。
前者の場合の最低限のルールとして殺生の禁止、後者の場合は殺生も認められるケースもある。
王立学院に於いても決闘は認められていた。但し殺生以外にも四肢の切断や頭部や心臓等への強打は禁止されており、先生立ち会いの元で行われる。
「……で、ルールは?」
「……ギフトの使用禁止って言ってたな」
「何其れ!?大丈夫なの?彼、あんな髪型だけど剣の腕は一流よ!」
「「…………?」」
髪型と剣の腕前は関係ないよな?
「アベルなら大丈夫だろ。この俺にギフト無しで勝ったんだからな」
「そうだけど……」
リックは笑っていたが、ミアさんは不安そうだった。
そうこうしているとめちゃめちゃ上機嫌のリュシル先生が帰りのホームルームの為に教室に入ってきた。
「はいはいハーイ!皆さん席に着いて下さ~い」
ドタドタガヤガヤと皆が自席に着く。リックも自分の席に戻って行った。
「見事、生徒会選挙に当選した四名のお友達と、ついでにアベル君にも、皆さん拍手~~~」
おっ、なんか小っ恥ずかしいな!
「本当は皆さんと一緒に当選祝勝会を盛大にやりたかったんですが、学院長から落選した子やそのクラスへの配慮をするようにと釘を刺されてまし……じゃなくて、そう仰ってましたので、クラス全体では出来ませんが、お友達単位でやる場合はその点を気を付けて下さいね~」
(((学院長先生に釘を刺されたな)))
グスンと涙ぐむリュシル先生が、最後に新生徒会役員は放課後に学院長室に行くようにと告げてホームルームは終了した。
♢
学院長室には三組の俺達五人と二組のフローラさん、五組のジェスタンも来ていた。
フローラさんは濃い青く長い髪がクルクル縦ロールされているお嬢様風の女の子って言うか、リック情報だと紛れもなく大貴族のお嬢様の筈だ。目が合うと「フン」とソッポを向かれた。
ジェスタンは茶髪の小柄な男子だ。分厚い本を広げて手に持っている。魔術書かと思い覗き見ると、ミアさんも持っている参考書と呼ばれている本だった。
「とりあえず六月迄はこのメンバーで生徒会を運営するわ。皆さん宜しくお願いね」
学院長先生から簡単な挨拶が有り、学校行事の年間予定表が配られた。入学式に貰った物と一緒だが、あの頃は女子寮問題でバタバタしていた為に全く見ていなかった。
二月 入学式
生徒会選挙(前期)
各委員会組織立ち上げ
部活動運営委員会立ち上げ
三月 各委員会活動開始
各部活動開始
フォルティオンベル学院内予選
四月 フォルティオンベル全国大会
校外学習(お泊まり)
五月 中間技術試験
中間学力試験
前期終業
夏季休暇
六月 夏季休暇
後期始業
生徒会選挙(後期)
七月 体育祭
八月 文化祭
九月 技術試験
十月 学力試験
十一月 後期終業
十二月 冬季休暇
一月 春季休暇
二月 新学期
※次年度より生徒会選挙は八月文化祭後予定
……フォルティオンベルって何だ?
「フォルティオンベルって何だ?」
「貴方あ、フォルティオンベルを知らないの!?とんだ田舎者ね!」
隣のフローラさんがそりゃもう吃驚!ってぐらいに驚いていた。まず間違いなく俺の村にはフォルティオンベルなる舌を噛みそうなイベントは無かった筈だ。
「まあまあフローラ、アベルが知らないのは仕方ないわよ」
ミアさんがフローラさんを宥めてくれた。この口振りからして二人は知り合いかな?
「ふん!ミレリアさん、学年首席で、生徒会長で、私よりほ~んのちょっと2mmぐらい可愛いからっていい気にならないで欲しいわね。次回の中間学力試験も生徒会選挙も私がトップを奪って差し上げますわ!」
「フローラ~うるさいし、無駄話しは辞めてくれよ~。僕はこんな無駄な時間はさっさと切り上げて寮で勉強したいんだ~」
背の低いジェスタンが見上げる形でフローラさんを睨んでいる。「何で僕が生徒会なんかやらなきゃならないんだ」とブツブツ言っていた。
新生徒会メンバーで一通り挨拶をしたのだが何が何やら分からなくなってきたぞ!ソフィアさんとルフィアさんも家は武家と言っていたが武家って何だ?ヨシ!一旦整理して見よう!
ミアさんはミレリアさん。ここリムフィリア領の領主リムフィリア侯爵の娘さん。生徒会長。ピンクの髪の美少女。
コレットさんは子爵家の娘さん。白魔術を使う。生徒会会計。緑の髪の美少女。
ソフィアさんとルフィアさんは双子の姉妹で、家は武家の娘さん。お父さんはミアさんの家の家令をしているとか。二人とも生徒会書記。水色の髪の美少女。
リリアンさんは巨メロンの女の子。たしか男爵家の娘さん。金髪の美少女。
レベッカさんは貧……スレンダーな女の子。騎士家の娘さん。槍士。赤髪の美少女。
フローラさんは伯爵家の娘さんで、生徒会副会長。青髪の美少女。
この学院は美少女が多いよな!
続いて男性陣。
リックは騎士家の息子で熱血漢。剣士。武強のギフトを使う。少しアホ。
マルセルは男爵家の息子で意外と冷静。魔術士。水魔のギフトを使う。
ローランドは騎士家の息子で硬派。槍士。襲歩のギフトを使う。
ジェスタンは子爵家の息子さんで、生徒会会計。勉強が好きそうだ。
ついでに、
ウィリアムは金髪おかっぱ頭。
バンジャマンは金髪玉葱頭。
って所か。でフォルティオンベルって結局何だたんだ?
「ん?ミアさんか、当選おめでとう」
「あ、ありがとう」
俺達男子組が教室に戻ると、暫くして着替え終わった女子達が教室に戻ってきた。教室内は生徒会選挙でクラスの候補者全員当選でかなり盛り上がっている。
「ミレリアさんは主席だぜ。当選して当たり前だけど、ルフィアさんとソフィアさんは少し吃驚したな」
普段は友達と話す所をあまり見かけ無いルフィアさんとソフィアさんの机辺りにも人集りが出来ていた。
「そんな事よりウィリアムと決闘するって本当なの!?」
「あ、ああ、どうやらそうらしい」
「そうらしいってアベル!決闘がどういう事か分かってるの!」
「ま、まあ、リックから聞いたが……」
決闘とはこの国で認められいる問題解決方法の一つとの事だ。双方が合意した場合、若しくは裁判所や軍等が認めた場合に行う事が出来る。
前者の場合の最低限のルールとして殺生の禁止、後者の場合は殺生も認められるケースもある。
王立学院に於いても決闘は認められていた。但し殺生以外にも四肢の切断や頭部や心臓等への強打は禁止されており、先生立ち会いの元で行われる。
「……で、ルールは?」
「……ギフトの使用禁止って言ってたな」
「何其れ!?大丈夫なの?彼、あんな髪型だけど剣の腕は一流よ!」
「「…………?」」
髪型と剣の腕前は関係ないよな?
「アベルなら大丈夫だろ。この俺にギフト無しで勝ったんだからな」
「そうだけど……」
リックは笑っていたが、ミアさんは不安そうだった。
そうこうしているとめちゃめちゃ上機嫌のリュシル先生が帰りのホームルームの為に教室に入ってきた。
「はいはいハーイ!皆さん席に着いて下さ~い」
ドタドタガヤガヤと皆が自席に着く。リックも自分の席に戻って行った。
「見事、生徒会選挙に当選した四名のお友達と、ついでにアベル君にも、皆さん拍手~~~」
おっ、なんか小っ恥ずかしいな!
「本当は皆さんと一緒に当選祝勝会を盛大にやりたかったんですが、学院長から落選した子やそのクラスへの配慮をするようにと釘を刺されてまし……じゃなくて、そう仰ってましたので、クラス全体では出来ませんが、お友達単位でやる場合はその点を気を付けて下さいね~」
(((学院長先生に釘を刺されたな)))
グスンと涙ぐむリュシル先生が、最後に新生徒会役員は放課後に学院長室に行くようにと告げてホームルームは終了した。
♢
学院長室には三組の俺達五人と二組のフローラさん、五組のジェスタンも来ていた。
フローラさんは濃い青く長い髪がクルクル縦ロールされているお嬢様風の女の子って言うか、リック情報だと紛れもなく大貴族のお嬢様の筈だ。目が合うと「フン」とソッポを向かれた。
ジェスタンは茶髪の小柄な男子だ。分厚い本を広げて手に持っている。魔術書かと思い覗き見ると、ミアさんも持っている参考書と呼ばれている本だった。
「とりあえず六月迄はこのメンバーで生徒会を運営するわ。皆さん宜しくお願いね」
学院長先生から簡単な挨拶が有り、学校行事の年間予定表が配られた。入学式に貰った物と一緒だが、あの頃は女子寮問題でバタバタしていた為に全く見ていなかった。
二月 入学式
生徒会選挙(前期)
各委員会組織立ち上げ
部活動運営委員会立ち上げ
三月 各委員会活動開始
各部活動開始
フォルティオンベル学院内予選
四月 フォルティオンベル全国大会
校外学習(お泊まり)
五月 中間技術試験
中間学力試験
前期終業
夏季休暇
六月 夏季休暇
後期始業
生徒会選挙(後期)
七月 体育祭
八月 文化祭
九月 技術試験
十月 学力試験
十一月 後期終業
十二月 冬季休暇
一月 春季休暇
二月 新学期
※次年度より生徒会選挙は八月文化祭後予定
……フォルティオンベルって何だ?
「フォルティオンベルって何だ?」
「貴方あ、フォルティオンベルを知らないの!?とんだ田舎者ね!」
隣のフローラさんがそりゃもう吃驚!ってぐらいに驚いていた。まず間違いなく俺の村にはフォルティオンベルなる舌を噛みそうなイベントは無かった筈だ。
「まあまあフローラ、アベルが知らないのは仕方ないわよ」
ミアさんがフローラさんを宥めてくれた。この口振りからして二人は知り合いかな?
「ふん!ミレリアさん、学年首席で、生徒会長で、私よりほ~んのちょっと2mmぐらい可愛いからっていい気にならないで欲しいわね。次回の中間学力試験も生徒会選挙も私がトップを奪って差し上げますわ!」
「フローラ~うるさいし、無駄話しは辞めてくれよ~。僕はこんな無駄な時間はさっさと切り上げて寮で勉強したいんだ~」
背の低いジェスタンが見上げる形でフローラさんを睨んでいる。「何で僕が生徒会なんかやらなきゃならないんだ」とブツブツ言っていた。
新生徒会メンバーで一通り挨拶をしたのだが何が何やら分からなくなってきたぞ!ソフィアさんとルフィアさんも家は武家と言っていたが武家って何だ?ヨシ!一旦整理して見よう!
ミアさんはミレリアさん。ここリムフィリア領の領主リムフィリア侯爵の娘さん。生徒会長。ピンクの髪の美少女。
コレットさんは子爵家の娘さん。白魔術を使う。生徒会会計。緑の髪の美少女。
ソフィアさんとルフィアさんは双子の姉妹で、家は武家の娘さん。お父さんはミアさんの家の家令をしているとか。二人とも生徒会書記。水色の髪の美少女。
リリアンさんは巨メロンの女の子。たしか男爵家の娘さん。金髪の美少女。
レベッカさんは貧……スレンダーな女の子。騎士家の娘さん。槍士。赤髪の美少女。
フローラさんは伯爵家の娘さんで、生徒会副会長。青髪の美少女。
この学院は美少女が多いよな!
続いて男性陣。
リックは騎士家の息子で熱血漢。剣士。武強のギフトを使う。少しアホ。
マルセルは男爵家の息子で意外と冷静。魔術士。水魔のギフトを使う。
ローランドは騎士家の息子で硬派。槍士。襲歩のギフトを使う。
ジェスタンは子爵家の息子さんで、生徒会会計。勉強が好きそうだ。
ついでに、
ウィリアムは金髪おかっぱ頭。
バンジャマンは金髪玉葱頭。
って所か。でフォルティオンベルって結局何だたんだ?
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