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12.真実
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その時、スマホが震えた。画面を見ると倉井からの着信だった。手の甲で涙を拭って、通話ボタンをタップした。
『おい、優月そこに居るか⁉』
倉井は通話が繋がった途端、切羽詰まった口調で訊いてきた。
鼻をすすりながら答える。
「野宮は……野宮はもう、いないんだ」
野宮のことを口に出すとせっかく引っ込めた涙が溢れて、思わずしゃくり声をあげてしまう。
『泣いてんのか?』
倉井は戸惑った様子だ。
当然だ。電話をかけた相手が泣いていたら誰だって戸惑う。だが僕は弁解する余裕もなくただ唸るしかできない。
「…………」
『大丈夫か? 一体どうなってんだ! 優月からは変な手紙が届くし、オマエは泣いてるし」
「手紙?」
気になる言葉に僕は濡れた声のまま聞き返した。
『ああ。差出人が優月の名前で、私は一年前に死んでいるんです、って内容だった。イタズラかと思ったけど、これは優月の字だ。それで気になってあいつに電話したんだけど、繋がらなくって。で、オマエにかけたってわけ。なんか知らないか?』
倉井のところにも野宮からの手紙が。僕と同じだ。
「その手紙、うちにも置いてあった。内容も似たようなものだ。野宮が死んでたって」
『マジか! もしかしてそれで泣いてたのか?』
そうだ、と答えるのが急に恥ずかしくなって僕は黙っていた。するとそれを肯定ととった倉井はカラカラと笑った。
『バカだなあ。本当のわけないだろ? つい最近あいつに会ったばかりじゃんか』
「……本当なんだよ。たぶん……」
『はっ?』
「昨日、野宮と泊まりで旅行に行ったんだ。そして今朝起きたらいなくなってた。帰ってきてから彼女の家を訪ねたけど、家の人は野宮は去年自殺したってお墓の場所まで教えてくれた……」
沈黙のあと、少し怒気を孕んだ倉井の声が言った。
『ふざけてんのか、怒るぞ?』
「ふざけてなんかない、今日あった本当のことだ!」
僕も語気を強めた。その真剣さが伝わったのか倉井は押し黙った。
そして再びの沈黙。
『マジかよ……。今から車で迎えに行く。だからその優月の墓ってところに行こう。なんか分かるかもしれねーし』
それだけ言い残すと倉井は僕の都合を訊くこともなく通話を終わらせた。
それから三十分もしないうちに倉井はやって来た。黒いTシャツにモスグリーンのカーゴパンツ姿で現れた彼女は、僕を有無も言わさず乗ってきた軽自動車の助手席に押し込んだ。
さっきまで降っていた雨は、道路に水溜りを残していつの間にか止んでいた。水溜りは薄暮に浮かぶ街灯を写している。
助手席でそれを何気なく見ていると、ふとした違和感を感じた。
「倉井、君車の免許持ってるのか?」
「当たり前だろ。車の免許なんて十八歳になった途端に取ったわ!」
くだらないこと訊くなというふうに運転席に乗り込んだ倉井がバン! とドアを閉めて言った。
十八歳になった途端? おかしくないか? 十八歳なら高三になる歳だ。ならば倉井と同級生の野宮も高三のはず……。でも野宮は自分は高二と言っていた。高二なら十七歳だ。これじゃあ、計算が合わない。
「……あっ」
そこまで考えた時、パズルのピースが嵌るようにぴったりと辻褄が合うことに気づいた。
「本当なら野宮も高三だったんだ。でも去年死んだから年齢も止まったまま……」
「何ぶつぶつ言ってんだ? 出発するぞ。シートベルト締めろ」
シートベルトを締めると倉井はエンジンをかけた。鈍いエンジン音が鳴ると同時に車体が身震いを始めた。
「待ってくれ。……もし公園なんかで自殺したらちょっとした騒ぎになるはずだよな?」
「普通に考えてそうなるだろうな。警察も来るだろうし」
病院以外で人が亡くなると、事件性の有無にかかわらず警察が出動する。たとえ自分の家であってもだ。それが公共性の高い公園ならば尚更だ。
「なあ、倉井。先に図書館に寄ってくれないか」
「なんで?」
「去年の新聞を調べるんだ。公園で自殺だなんて本当だとしたら記事になってるはず」
ハンドルを握る倉井は、分かった、と頷くと車を発進させた。
閉館時間ギリギリで滑り込んだ図書館は、利用者の姿も少なく閑散としていた。
「来たはいいが、調べるたって日付分かってんのか?」
「いや。でも家の人は去年の今頃って言ってた。たぶん八月から九月の間だと思う。僕は九月を調べるから、君は八月を頼む!」
「任せろ!」
僕たちは手分けしてそれぞれ一か月分の新聞を洗い始めた。
月初めから月末にかけて、一部づつ特に地域面を重点的に調べていく。緊張で汗ばんだ手に紙面が吸い付く。破れそうになるのも構わずページをめくった。
最初の一週間分には火災に不審者情報、交通事故、果てはリニューアルオープンした府内の商業施設の紹介など、様々な情報が記載されていた。
だがどこにも公園で少女が自殺したというニュースはない。
やっぱり野宮が死んだなんて嘘なんだ。そう考えながら次の一週間分を調べ始めた途端、僕は凍りついた。
それは僕の誕生日の翌日——九月九日付けの記事だった。地域面の隅に『公園で少女が自殺か』という見出しの小さい記事を見つけた。
『8日午後9時50分頃、京都市藤見区の公園を通りかかった男性から、「公園内で女の子が首を吊っている」と119番があった。京都市消防局の救急隊員が駆けつけたところ、心肺停止状態の少女がおり、病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。
死亡した少女は市内の高校に通う野宮優月さん(_17_)。捜査関係者によると、現場の状況から自殺を図ったとみられる。現場に遺書などはなく、京都府警藤見署が詳しい死因を調べている。』
——全身が粟だった。野宮は本当に一年前に死んでいた。しかもちょうど今日、僕の誕生日にだ。何か因果めいたものを感じてゴクリと生唾を飲みこんだ。
僕は声も出すことが出来なくなって、隣で八月分の新聞を調べる倉井の肩をバシバシ叩いた。
「なんだよ! 痛いって!」
目を尖らせて振り返る彼女に例の記事を指差す。すると彼女も察したようでハッとした。
「見つけたのか⁉」
僕が頷くと倉井は手にしていた新聞を放ったらかし、地域面の小さな記事に注目した。
「……嘘だろ? 違うよな、同姓同名の別人だよな? 優月が死んでたなんて……」
潤んだ声で倉井はこっちを向いた。目尻はたれて今にも涙がこぼれてしまいそうだ。
「別人だって言いたいけど……たぶん彼女だ」
「嫌だ、私は信じない! たしかにあいつは存在した!」
「僕も信じたくないよ。でもこの狭い街で氏名年齢、自殺場所まで同じ別人がいるわけないだろ」
倉井が僕よりもパニックになってくれたおかげで、逆に冷静に考えることが出来た。
この記事の少女は野宮だ。現に彼女はここにいないし聞いた話通りだ。僕たちが会って話していた相手は幽霊だった。新聞記事の裏付けを得てこの説の真実味がさらに増した。
「まだだ。墓を見に行こう。どうせその住所も嘘っぱちだ!」
二ヶ月分の新聞を返して僕たちは図書館を出た。外はとっくに日が暮れていて、空には月が顔を出している。夕立ちで湿ったアスファルトを車まで歩いていると秋の虫の声が聞こえてくる。静かな夜だ。
そんな静寂を裂いて倉井が駆けて行く。その足音からは倉井の焦りがみえた。
彼女はいち早く車に飛び乗るとエンジンをかけて窓から顔を出した。
「早く乗れ!」
促されて小走りで助手席に乗り込むと僕がシートベルトを着けるよりも先にタイヤが軋り音を立てて車は急発進した。
夜の国道を軽自動車はひた走った。
『おい、優月そこに居るか⁉』
倉井は通話が繋がった途端、切羽詰まった口調で訊いてきた。
鼻をすすりながら答える。
「野宮は……野宮はもう、いないんだ」
野宮のことを口に出すとせっかく引っ込めた涙が溢れて、思わずしゃくり声をあげてしまう。
『泣いてんのか?』
倉井は戸惑った様子だ。
当然だ。電話をかけた相手が泣いていたら誰だって戸惑う。だが僕は弁解する余裕もなくただ唸るしかできない。
「…………」
『大丈夫か? 一体どうなってんだ! 優月からは変な手紙が届くし、オマエは泣いてるし」
「手紙?」
気になる言葉に僕は濡れた声のまま聞き返した。
『ああ。差出人が優月の名前で、私は一年前に死んでいるんです、って内容だった。イタズラかと思ったけど、これは優月の字だ。それで気になってあいつに電話したんだけど、繋がらなくって。で、オマエにかけたってわけ。なんか知らないか?』
倉井のところにも野宮からの手紙が。僕と同じだ。
「その手紙、うちにも置いてあった。内容も似たようなものだ。野宮が死んでたって」
『マジか! もしかしてそれで泣いてたのか?』
そうだ、と答えるのが急に恥ずかしくなって僕は黙っていた。するとそれを肯定ととった倉井はカラカラと笑った。
『バカだなあ。本当のわけないだろ? つい最近あいつに会ったばかりじゃんか』
「……本当なんだよ。たぶん……」
『はっ?』
「昨日、野宮と泊まりで旅行に行ったんだ。そして今朝起きたらいなくなってた。帰ってきてから彼女の家を訪ねたけど、家の人は野宮は去年自殺したってお墓の場所まで教えてくれた……」
沈黙のあと、少し怒気を孕んだ倉井の声が言った。
『ふざけてんのか、怒るぞ?』
「ふざけてなんかない、今日あった本当のことだ!」
僕も語気を強めた。その真剣さが伝わったのか倉井は押し黙った。
そして再びの沈黙。
『マジかよ……。今から車で迎えに行く。だからその優月の墓ってところに行こう。なんか分かるかもしれねーし』
それだけ言い残すと倉井は僕の都合を訊くこともなく通話を終わらせた。
それから三十分もしないうちに倉井はやって来た。黒いTシャツにモスグリーンのカーゴパンツ姿で現れた彼女は、僕を有無も言わさず乗ってきた軽自動車の助手席に押し込んだ。
さっきまで降っていた雨は、道路に水溜りを残していつの間にか止んでいた。水溜りは薄暮に浮かぶ街灯を写している。
助手席でそれを何気なく見ていると、ふとした違和感を感じた。
「倉井、君車の免許持ってるのか?」
「当たり前だろ。車の免許なんて十八歳になった途端に取ったわ!」
くだらないこと訊くなというふうに運転席に乗り込んだ倉井がバン! とドアを閉めて言った。
十八歳になった途端? おかしくないか? 十八歳なら高三になる歳だ。ならば倉井と同級生の野宮も高三のはず……。でも野宮は自分は高二と言っていた。高二なら十七歳だ。これじゃあ、計算が合わない。
「……あっ」
そこまで考えた時、パズルのピースが嵌るようにぴったりと辻褄が合うことに気づいた。
「本当なら野宮も高三だったんだ。でも去年死んだから年齢も止まったまま……」
「何ぶつぶつ言ってんだ? 出発するぞ。シートベルト締めろ」
シートベルトを締めると倉井はエンジンをかけた。鈍いエンジン音が鳴ると同時に車体が身震いを始めた。
「待ってくれ。……もし公園なんかで自殺したらちょっとした騒ぎになるはずだよな?」
「普通に考えてそうなるだろうな。警察も来るだろうし」
病院以外で人が亡くなると、事件性の有無にかかわらず警察が出動する。たとえ自分の家であってもだ。それが公共性の高い公園ならば尚更だ。
「なあ、倉井。先に図書館に寄ってくれないか」
「なんで?」
「去年の新聞を調べるんだ。公園で自殺だなんて本当だとしたら記事になってるはず」
ハンドルを握る倉井は、分かった、と頷くと車を発進させた。
閉館時間ギリギリで滑り込んだ図書館は、利用者の姿も少なく閑散としていた。
「来たはいいが、調べるたって日付分かってんのか?」
「いや。でも家の人は去年の今頃って言ってた。たぶん八月から九月の間だと思う。僕は九月を調べるから、君は八月を頼む!」
「任せろ!」
僕たちは手分けしてそれぞれ一か月分の新聞を洗い始めた。
月初めから月末にかけて、一部づつ特に地域面を重点的に調べていく。緊張で汗ばんだ手に紙面が吸い付く。破れそうになるのも構わずページをめくった。
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死亡した少女は市内の高校に通う野宮優月さん(_17_)。捜査関係者によると、現場の状況から自殺を図ったとみられる。現場に遺書などはなく、京都府警藤見署が詳しい死因を調べている。』
——全身が粟だった。野宮は本当に一年前に死んでいた。しかもちょうど今日、僕の誕生日にだ。何か因果めいたものを感じてゴクリと生唾を飲みこんだ。
僕は声も出すことが出来なくなって、隣で八月分の新聞を調べる倉井の肩をバシバシ叩いた。
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「……嘘だろ? 違うよな、同姓同名の別人だよな? 優月が死んでたなんて……」
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「別人だって言いたいけど……たぶん彼女だ」
「嫌だ、私は信じない! たしかにあいつは存在した!」
「僕も信じたくないよ。でもこの狭い街で氏名年齢、自殺場所まで同じ別人がいるわけないだろ」
倉井が僕よりもパニックになってくれたおかげで、逆に冷静に考えることが出来た。
この記事の少女は野宮だ。現に彼女はここにいないし聞いた話通りだ。僕たちが会って話していた相手は幽霊だった。新聞記事の裏付けを得てこの説の真実味がさらに増した。
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そんな静寂を裂いて倉井が駆けて行く。その足音からは倉井の焦りがみえた。
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