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《第一部》番外編
ザックとジャックとトッポ(カルマ事情)
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カルマ・フォンド α男
カルマは、砂漠の民の長のイーサン一族の出身で、昔よりキャラバンを構成して各地でバザールを開設していたフォンド家の息子である。フォンド家は、グランデール侯爵家の情報網の一端を担っている家だった。
その為にカルマは、アスラン王国を巡る砂漠のキャラバンに同行していた。キャラバンは、海の向こうからの交易品を年に数回届けてくれる民で、その商品を待ち遠しいと思う客は多くてバサール開催は毎回盛況であった。
グローバルな生活をしていたカルマは、幼い頃から様々な言語と噂話を聞いて過ごしていた。特に彼には人の話を良く覚えているという特技があって、一週間前や1か月前の客との話を覚えていたり、喧嘩などで諍いの原因を良く覚えているので、双方が揉めてもカルマは、理路整然に説明をすることができた。それを父親の幼馴染のネーサン・グランデールに見出されてカラスの一員に誘われた。彼としては一時期経験を積むためにと言う軽い気持ちでカラスの修行を受けたが、彼の能力は直ぐに頭角を表して3年後にはカラスの親方になった。
情報を聞いて、それを貯めることは情報戦の中で最も重要な事である。それができるカルマは、今でもグランデール侯爵家で重宝されていて、アーサー・グランデール侯爵の右腕として働いている。
バザールも、定期的に開催するところも増えてキャラバンの数も増えた。キャラバンやバザールの管理運営しているのが、カルマが、社長を勤めるフォンド商会である。王都のように常設するところには、定期的に品物を変えたり売り子も変えたりする。それもフォンド商会の仕事である。
クラーブが産まれる3ヵ月前にカルマは、双子の男の子を授かった。カルマの家ではお祭り騒ぎでαの双子を祝った。その2ヵ月後に妻のミラが、双子を置いて乳母に行くことが決まるとは考えてもいなかった。双子はまだ生まれて2か月で、まだまだ母親が必要だった。
サラン様の乳母にと思っていた者が、出産後のひだちがわるく母乳が出ず、乳母ができない事態に陥ってしまい、仕方なくサラン様は自分が飲ませると覚悟をする。当時、貴族の夫人は殆ど初めのお乳以外は飲まさないとされていた。その上サラン様の母乳だけではαの子供は母乳が足りないと言われてアーサー様が、カルマに頭を下げて頼んできた。
主人であるグランデール侯爵家に背ける筈もなく、ミラを王都に送り出した。双子の乳は、カルマの母親の知り合いの伝手で3人の乳母を雇って賄う。それを知ったグランデール城に維城するネーサン・グランデールが、カルマに大金を送ってくれたので、カルマは、破産せずに済んだ。
あれから5年、ミラは2年後に家に戻り、双子はスクスク育って大病もせずに大きくなった。
2人を武道、語学などを学ぶに為に、ウッダム湖にいるトルファのところに送った後に事件が起きる。ルナ・オーデンス伯爵が事故に遭われた。
ルナ様の事件は、あまりに唐突でカラスの網にも情報は引っかかって来なかった。ある意味カラスの敗北と言って良い。それを踏まえてマスターをはじめとするカラスの長は、躍起に原因を探っていた。それは、カール元帥が持つ影も同じであった。大体の原因は、わかってきたが、そのパンドラの箱を簡単に開けれない。次代の若者が育つ迄の時間が、アスラン王国を継続させるためには必須だった。
先ずは、幼くしてオーデンス伯爵家の継承権を持った『オーデンスのΩ』であるリュウール様の消息を消すことを急いだ、次に次代を残す事の一環として、リュウール様と番となるとほぼ確定的のクラーブ様を隠さなければならない。これには、サラン様は、早々に手放すことを決断して、一人息子の命をカルマに託し、当主のアーサー様がカルマに言った。
「サランの決断を無にする訳にはできない。立派なカラスの総帥を育てて欲しい」
それは、もう命令であってカルマ自体は受け入れるしかない。
幼い頃に母親と離された双子にとって、クラーブの乳兄弟だという意識はない。母親を無理やり取られたという意識しかなかった。特に、穏やかな性格のジャックは、中々乳母の乳を飲まなかった。ジャックが飲まないのがわかるとトッポは、授乳の途中に急に飲まなくなる。夜泣きも酷く大変だったが、離乳を早めて乗り越えた。だが、2人にとっては、母親を取られたことを根に持っているようだった。双子の心情は良くわかっているが、相手は主人となる人物である。カルマがクラーブをザックとしてウッダムに来た時の2人の冷ややかな対応にカルマは今でも忘れられない。
ウッダムを管理しているトルファから、『3人をお前の下に入れないといつまでも確執は続く』と言われて、3人に『これからカルマ親方で、お前たちはカラスの下っ端だ』と言って、3人の修行は、トルファとマスターに任せた。
ウッダムのオアシスを管理しているトルファは、砂漠の長の家の息子で医学に興味を持ち、大学で医学生物学を収め他の学問も精通している勉強大好き男であった。次期の砂漠の長であったが、民を病から救いたいと言って砂漠の真ん中にあるウッダムに病院を開設していた。
トルファは、3人に自分の得意分野を磨くよう指導した。ジャックは歴史と生物学、トッポは地理と天体、ザックにはありとあらゆる学問を広く浅く教え、特に経済学は深く勉強させた。その他には言語特にキリアス語とハーデン語は徹底的に教えた。
武道は、カラスの長でカルマの幼馴染みのマスターが、彼の弟子たちのプログラムで鍛えた。ザックとジャックは、長剣が得意で、トッポは短剣が得意だった。そのほかには、自分の本心を顔に出さない訓練や情報を勝ち取る戦略の組み方等のカラスの長としての訓練も行った。その中でもジャックは、穏やかな感じで含蓄無害で近づき相手に警戒をいだかせないところを買われて、マスターから裏の仕事特に拷問を含む研修を受けさせると言われる程芯が強い側面を持っていた。トッポは、父親のカルマに似て情報を管理する事に長けていた。ザックは、分析を徹底的に仕込まれていた。
だが、ザックはいつも何か焦っていた。それは、自分の番だと思っているリュウールの為にと言う焦りだと周りは推察していたが、トルファとマスターは、その焦りを利用してザックを煽り努力させていた。
3年後には3人の実力も他の者とは一線を画していたが、3人の関係は双子と1人と言う関係であった。
それを、受けてトルファが、
「3人で外に出して見ないか」
と言った。
「それについては、賛成だが、どこに行くかが問題だ」
カルマが、答えると
「アレを見せるのは早いだろうか」
トルファは、フォンテン村を暗に示す。
「あそこの慰霊祭は、今年始めてだから供物を届けさせると言うのはどうだろう。今からなら、馬車を走らせながらなら慰霊祭の前に着くだろう」
「あれは、まだ惨事が起きてからまだ一年で、傷跡も生々しいが、子供に見せてっも大丈夫だろうか」
カルマは、暗に反対の意を込めて言った。
「いいや、あれは上に立つものとして知っておく必要があると思っている。アスラン家は、すでにフェルナンデス殿下やセバスチャン殿下に見せることを密かに計画している。だから、臣下としてのザックが、見て感じることは大切だと思う」
「それは、そうだが」
「トッポには、星と地図の説明をしておけば、無事に目的地に着ける。大丈夫だと思う」
「警護はいるだろうか?」
「警護はやめておけ、双子が気づく、お前はオーデンスで待っておけば良い。寄る村は全て砂漠の民の所にすれば、大丈夫だ」
トルファが、そう言って、3人は旅に行った。
カルマは、祈りながらオーデンスのバザールで待っていた。三人が、無事にバザールのカルマの部屋に来た時3人の関係は、少しぎくしゃくしているところはあったが、双子と独りではなかった。友人になりかけの青臭さがあるが、認め合った高揚感もあった。
「親方、フォンて村に荷物は届けました。牧師はいなかったので、焼けた楠木に祈りを捧げている人に渡しました」
ザックが言う。
「わかった。明日は慰霊祭だ。オーデンス中が、各地の教会で祈りを捧げます。お前たちも慰霊祭に出るなら行っても良い」
「出ます。もう一度フォンテン村に行って目に焼き付けてきます」
3人は、一緒に頷いていた。
カルマは、いつも冷静さを常としているザックの食いつきに彼の成長を見た。
そして、今でも忘れられないのは、ザックが自分の身分を宣言して話した言葉
「皆さん、僕は、クラーブ・グランデールです。グランデール侯爵家の息子です。この地に来て初めて僕は、自分の使命を自覚しました。アスラン王国を脅かす者から人々も国土も守るために生きると言うこと、そして二度とこの風景を再現させないと言うことを皆さまの前で誓います。
『オーデンスのΩ』は、まだまだ幼くて皆さんの前には出れませんが、彼は必ずエルデ高原に降り立ちます。それまで、皆さんが力を合わせてオーデンスを守ってください。アスラン王国は、ここにある全てを見捨てることはありません。それを信じて頑張っていきましょう」
それを民衆とともに聞いた時に、ザックが番にとらわれるあまりに視野が狭くなっていた事に気づき、本来の目的を自覚してくれたことを嬉しく思った。そして、3人が慰霊祭から戻ってきたときに見せた双子の様子、彼らもザックを主として信頼できると確信した心の変化を見て、カルマはほっと胸をなでおろした。
カルマはあの3人の成長を回想するたびに『3人がオーデンスに着いた時の雰囲気とフォンテン村の慰霊祭に行って帰った時、3人の関係が変化した。友人から主従関係にそれが一番嬉しくてそれをアーサー様にご報告差し上げた時に大層感謝された事』を思い出すのであった。
カルマは、砂漠の民の長のイーサン一族の出身で、昔よりキャラバンを構成して各地でバザールを開設していたフォンド家の息子である。フォンド家は、グランデール侯爵家の情報網の一端を担っている家だった。
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グローバルな生活をしていたカルマは、幼い頃から様々な言語と噂話を聞いて過ごしていた。特に彼には人の話を良く覚えているという特技があって、一週間前や1か月前の客との話を覚えていたり、喧嘩などで諍いの原因を良く覚えているので、双方が揉めてもカルマは、理路整然に説明をすることができた。それを父親の幼馴染のネーサン・グランデールに見出されてカラスの一員に誘われた。彼としては一時期経験を積むためにと言う軽い気持ちでカラスの修行を受けたが、彼の能力は直ぐに頭角を表して3年後にはカラスの親方になった。
情報を聞いて、それを貯めることは情報戦の中で最も重要な事である。それができるカルマは、今でもグランデール侯爵家で重宝されていて、アーサー・グランデール侯爵の右腕として働いている。
バザールも、定期的に開催するところも増えてキャラバンの数も増えた。キャラバンやバザールの管理運営しているのが、カルマが、社長を勤めるフォンド商会である。王都のように常設するところには、定期的に品物を変えたり売り子も変えたりする。それもフォンド商会の仕事である。
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先ずは、幼くしてオーデンス伯爵家の継承権を持った『オーデンスのΩ』であるリュウール様の消息を消すことを急いだ、次に次代を残す事の一環として、リュウール様と番となるとほぼ確定的のクラーブ様を隠さなければならない。これには、サラン様は、早々に手放すことを決断して、一人息子の命をカルマに託し、当主のアーサー様がカルマに言った。
「サランの決断を無にする訳にはできない。立派なカラスの総帥を育てて欲しい」
それは、もう命令であってカルマ自体は受け入れるしかない。
幼い頃に母親と離された双子にとって、クラーブの乳兄弟だという意識はない。母親を無理やり取られたという意識しかなかった。特に、穏やかな性格のジャックは、中々乳母の乳を飲まなかった。ジャックが飲まないのがわかるとトッポは、授乳の途中に急に飲まなくなる。夜泣きも酷く大変だったが、離乳を早めて乗り越えた。だが、2人にとっては、母親を取られたことを根に持っているようだった。双子の心情は良くわかっているが、相手は主人となる人物である。カルマがクラーブをザックとしてウッダムに来た時の2人の冷ややかな対応にカルマは今でも忘れられない。
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ウッダムのオアシスを管理しているトルファは、砂漠の長の家の息子で医学に興味を持ち、大学で医学生物学を収め他の学問も精通している勉強大好き男であった。次期の砂漠の長であったが、民を病から救いたいと言って砂漠の真ん中にあるウッダムに病院を開設していた。
トルファは、3人に自分の得意分野を磨くよう指導した。ジャックは歴史と生物学、トッポは地理と天体、ザックにはありとあらゆる学問を広く浅く教え、特に経済学は深く勉強させた。その他には言語特にキリアス語とハーデン語は徹底的に教えた。
武道は、カラスの長でカルマの幼馴染みのマスターが、彼の弟子たちのプログラムで鍛えた。ザックとジャックは、長剣が得意で、トッポは短剣が得意だった。そのほかには、自分の本心を顔に出さない訓練や情報を勝ち取る戦略の組み方等のカラスの長としての訓練も行った。その中でもジャックは、穏やかな感じで含蓄無害で近づき相手に警戒をいだかせないところを買われて、マスターから裏の仕事特に拷問を含む研修を受けさせると言われる程芯が強い側面を持っていた。トッポは、父親のカルマに似て情報を管理する事に長けていた。ザックは、分析を徹底的に仕込まれていた。
だが、ザックはいつも何か焦っていた。それは、自分の番だと思っているリュウールの為にと言う焦りだと周りは推察していたが、トルファとマスターは、その焦りを利用してザックを煽り努力させていた。
3年後には3人の実力も他の者とは一線を画していたが、3人の関係は双子と1人と言う関係であった。
それを、受けてトルファが、
「3人で外に出して見ないか」
と言った。
「それについては、賛成だが、どこに行くかが問題だ」
カルマが、答えると
「アレを見せるのは早いだろうか」
トルファは、フォンテン村を暗に示す。
「あそこの慰霊祭は、今年始めてだから供物を届けさせると言うのはどうだろう。今からなら、馬車を走らせながらなら慰霊祭の前に着くだろう」
「あれは、まだ惨事が起きてからまだ一年で、傷跡も生々しいが、子供に見せてっも大丈夫だろうか」
カルマは、暗に反対の意を込めて言った。
「いいや、あれは上に立つものとして知っておく必要があると思っている。アスラン家は、すでにフェルナンデス殿下やセバスチャン殿下に見せることを密かに計画している。だから、臣下としてのザックが、見て感じることは大切だと思う」
「それは、そうだが」
「トッポには、星と地図の説明をしておけば、無事に目的地に着ける。大丈夫だと思う」
「警護はいるだろうか?」
「警護はやめておけ、双子が気づく、お前はオーデンスで待っておけば良い。寄る村は全て砂漠の民の所にすれば、大丈夫だ」
トルファが、そう言って、3人は旅に行った。
カルマは、祈りながらオーデンスのバザールで待っていた。三人が、無事にバザールのカルマの部屋に来た時3人の関係は、少しぎくしゃくしているところはあったが、双子と独りではなかった。友人になりかけの青臭さがあるが、認め合った高揚感もあった。
「親方、フォンて村に荷物は届けました。牧師はいなかったので、焼けた楠木に祈りを捧げている人に渡しました」
ザックが言う。
「わかった。明日は慰霊祭だ。オーデンス中が、各地の教会で祈りを捧げます。お前たちも慰霊祭に出るなら行っても良い」
「出ます。もう一度フォンテン村に行って目に焼き付けてきます」
3人は、一緒に頷いていた。
カルマは、いつも冷静さを常としているザックの食いつきに彼の成長を見た。
そして、今でも忘れられないのは、ザックが自分の身分を宣言して話した言葉
「皆さん、僕は、クラーブ・グランデールです。グランデール侯爵家の息子です。この地に来て初めて僕は、自分の使命を自覚しました。アスラン王国を脅かす者から人々も国土も守るために生きると言うこと、そして二度とこの風景を再現させないと言うことを皆さまの前で誓います。
『オーデンスのΩ』は、まだまだ幼くて皆さんの前には出れませんが、彼は必ずエルデ高原に降り立ちます。それまで、皆さんが力を合わせてオーデンスを守ってください。アスラン王国は、ここにある全てを見捨てることはありません。それを信じて頑張っていきましょう」
それを民衆とともに聞いた時に、ザックが番にとらわれるあまりに視野が狭くなっていた事に気づき、本来の目的を自覚してくれたことを嬉しく思った。そして、3人が慰霊祭から戻ってきたときに見せた双子の様子、彼らもザックを主として信頼できると確信した心の変化を見て、カルマはほっと胸をなでおろした。
カルマはあの3人の成長を回想するたびに『3人がオーデンスに着いた時の雰囲気とフォンテン村の慰霊祭に行って帰った時、3人の関係が変化した。友人から主従関係にそれが一番嬉しくてそれをアーサー様にご報告差し上げた時に大層感謝された事』を思い出すのであった。
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