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幼少期
34~ステラの話5~
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道理で伯爵から魔道具に関していい返事が返ってこなかったわけだ。知らなかったんだな。
あのくそ親父め!知らないならそう言ってくれ。
もったいぶりやがって。
なに、お前のためだとか言ってごまかしてんだ。
好感度でも上げようってのか?
残念ながら、上がる好感度はねえよ。
っていうか、ステラも言ってくれよ。
いろいろ考えちゃったじゃないか。
「シルヴァ様には、言っておきたかったのですが、ゲームには私との絡みがありませんので…」
いや、いいよ!ゲームはっ!
母上を助けてる時点でゲームとは大幅にずれてんだろうがっ!
今更、そんなこと気にするんじゃないよ。
ステラの主張にため息をつきながら改めて魔道具を見てみる。
見慣れてきたとはいえ、ギラギラしていて俺の趣味ではない。
できるなら外してしまいたい。
「この魔道具ってどんな効果があるの?」
「それは、魔力を吸収しないようにするものです」
それは、つまり?俺、死ぬくね?
魔力欠乏症で死ぬんだろ?ただでさえ無い魔力が無くなったら危ないのでは?
「そこは、私も不安だったのですが…シルヴァ様、最近はリュカ様と一緒におられたでしょう?それに、ご飯も自分で作っておられたようですし。それが良かったのかと…」
どういうこと?
ご飯に関しては食物にも魔力があるよ、って話だとして…
「兄上といたのには何の関係が?触れなきゃ魔力は吸わないんだろ?」
「いえ、それがそうでもないのです。普通にしている分には何も問題はないのですが、魔力が極端に減ると触れなくても吸ってしまうようで…」
え!マジ?!
リュカの魔力勝手に吸ってたってこと?
「というのもですね、この世界魔力は空気中にあるんです。なので、通常魔法を使ってもしばらくすれば魔力は戻るのです。ですが、シルヴァ様の体は、魔力が極端に減ると空気中からよりも手っ取り早く近くの人間から吸ってしまうようで…」
えー。超迷惑じゃん。
「でも、待って。魔力は魔法を使わないと減らないんでしょ?なら、吸収もされないんじゃない?」
俺、魔法使ったこと無いもん。
「えーっと、たいへん言いづらいのですが…シルヴァ様はまず魔力の器が少ないようで。さらに、器官に穴が開いているせいで、何もしなくても勝手に魔力が減っていくようで…」
「はぁ?!聞いてないんだけど?!てか、魔力の器って何?」
思わずデカボイスで叫んでしまった。
「魔力の器というのは…なんというか…ああ!あれです。よくRPGなんかで出てくるMPみたいなものです」
「つまり魔法を使うためのエネルギーってこと?」
「です」
その、器ってのが少なすぎて魔法を使おうとしてもMPがないから発動する魔法がないと…
追加情報でどんどん、俺が可哀想になっていくな…とほほ。
「先生質問。魔力量とその魔力の器って何が違うの?」
挙手をしてステラに聞いてみる。
「それはですね、私もよくわかりません。が、なんとここに魔法のスペシャリストがいらっしゃいます」
二人して母上を見ること数秒、、やっと自分に向けられたものだと気付いた母上が自分を指さした。
「私?!…まあそうね、魔力量というのは、多ければ多いほど魔法の性能が上がるの。例えば同じ魔法を使ったとしても魔力の多いものが使えば敵を一気に5人片づけられるけど、少なければ威力が弱くて一人しか倒せない…って感じね」
なんだその脳筋な説明は。わかりやすいんだかわかりにくいんだか。
「魔力の器というのは…MPというのはよくわからないけど、魔法を使うためのエネルギー、それで大体合っているわ。ただ、こっちも少ないと打てる魔法の数が少なくて、実践だとやっぱり不利ね」
ステラと二人顎に手を置いてふむふむと頷く。
つまりさんざん魔力量が少ないと嘆いてはいたが、本当は魔力の器が少ない、が正しかったわけか。
まあ、たいして変わらないな。魔法が使えないことには変わらないし。
とまあ、学校ごっこはいったん置いといて気になるのはこっちだ。
器官に穴が空いているとは?
「器官に穴が空いているのって、その情報確かなの?怖いんだけど。本当に、死なないんだよね」
器官ってまずどこだよ。
「確かなはずです。ゲームの公式から出てる情報なので」
ああ、公式。そりゃ一番確かな情報だ。
誤情報という線が消えたな。
…速攻死ぬキャラにそんな不憫な情報入れる必要ある?
シルヴァ絶対制作陣に嫌われてただろ。
本当にモブなのか怪しいレベルだな。
「ちなみに器官というのは、魔力の器のことです。魔力の器は心臓のすぐ近くにあると言われていますけど、実際には目で見えません。魔法を使うと心臓あたりが熱く感じることから言われるようになったそうです」
はぁー。結局MPがたまることはないから魔法は使えないよってことね。
ただ、俺が魔法を使えないことがはっきりしただけだったな。
あのくそ親父め!知らないならそう言ってくれ。
もったいぶりやがって。
なに、お前のためだとか言ってごまかしてんだ。
好感度でも上げようってのか?
残念ながら、上がる好感度はねえよ。
っていうか、ステラも言ってくれよ。
いろいろ考えちゃったじゃないか。
「シルヴァ様には、言っておきたかったのですが、ゲームには私との絡みがありませんので…」
いや、いいよ!ゲームはっ!
母上を助けてる時点でゲームとは大幅にずれてんだろうがっ!
今更、そんなこと気にするんじゃないよ。
ステラの主張にため息をつきながら改めて魔道具を見てみる。
見慣れてきたとはいえ、ギラギラしていて俺の趣味ではない。
できるなら外してしまいたい。
「この魔道具ってどんな効果があるの?」
「それは、魔力を吸収しないようにするものです」
それは、つまり?俺、死ぬくね?
魔力欠乏症で死ぬんだろ?ただでさえ無い魔力が無くなったら危ないのでは?
「そこは、私も不安だったのですが…シルヴァ様、最近はリュカ様と一緒におられたでしょう?それに、ご飯も自分で作っておられたようですし。それが良かったのかと…」
どういうこと?
ご飯に関しては食物にも魔力があるよ、って話だとして…
「兄上といたのには何の関係が?触れなきゃ魔力は吸わないんだろ?」
「いえ、それがそうでもないのです。普通にしている分には何も問題はないのですが、魔力が極端に減ると触れなくても吸ってしまうようで…」
え!マジ?!
リュカの魔力勝手に吸ってたってこと?
「というのもですね、この世界魔力は空気中にあるんです。なので、通常魔法を使ってもしばらくすれば魔力は戻るのです。ですが、シルヴァ様の体は、魔力が極端に減ると空気中からよりも手っ取り早く近くの人間から吸ってしまうようで…」
えー。超迷惑じゃん。
「でも、待って。魔力は魔法を使わないと減らないんでしょ?なら、吸収もされないんじゃない?」
俺、魔法使ったこと無いもん。
「えーっと、たいへん言いづらいのですが…シルヴァ様はまず魔力の器が少ないようで。さらに、器官に穴が開いているせいで、何もしなくても勝手に魔力が減っていくようで…」
「はぁ?!聞いてないんだけど?!てか、魔力の器って何?」
思わずデカボイスで叫んでしまった。
「魔力の器というのは…なんというか…ああ!あれです。よくRPGなんかで出てくるMPみたいなものです」
「つまり魔法を使うためのエネルギーってこと?」
「です」
その、器ってのが少なすぎて魔法を使おうとしてもMPがないから発動する魔法がないと…
追加情報でどんどん、俺が可哀想になっていくな…とほほ。
「先生質問。魔力量とその魔力の器って何が違うの?」
挙手をしてステラに聞いてみる。
「それはですね、私もよくわかりません。が、なんとここに魔法のスペシャリストがいらっしゃいます」
二人して母上を見ること数秒、、やっと自分に向けられたものだと気付いた母上が自分を指さした。
「私?!…まあそうね、魔力量というのは、多ければ多いほど魔法の性能が上がるの。例えば同じ魔法を使ったとしても魔力の多いものが使えば敵を一気に5人片づけられるけど、少なければ威力が弱くて一人しか倒せない…って感じね」
なんだその脳筋な説明は。わかりやすいんだかわかりにくいんだか。
「魔力の器というのは…MPというのはよくわからないけど、魔法を使うためのエネルギー、それで大体合っているわ。ただ、こっちも少ないと打てる魔法の数が少なくて、実践だとやっぱり不利ね」
ステラと二人顎に手を置いてふむふむと頷く。
つまりさんざん魔力量が少ないと嘆いてはいたが、本当は魔力の器が少ない、が正しかったわけか。
まあ、たいして変わらないな。魔法が使えないことには変わらないし。
とまあ、学校ごっこはいったん置いといて気になるのはこっちだ。
器官に穴が空いているとは?
「器官に穴が空いているのって、その情報確かなの?怖いんだけど。本当に、死なないんだよね」
器官ってまずどこだよ。
「確かなはずです。ゲームの公式から出てる情報なので」
ああ、公式。そりゃ一番確かな情報だ。
誤情報という線が消えたな。
…速攻死ぬキャラにそんな不憫な情報入れる必要ある?
シルヴァ絶対制作陣に嫌われてただろ。
本当にモブなのか怪しいレベルだな。
「ちなみに器官というのは、魔力の器のことです。魔力の器は心臓のすぐ近くにあると言われていますけど、実際には目で見えません。魔法を使うと心臓あたりが熱く感じることから言われるようになったそうです」
はぁー。結局MPがたまることはないから魔法は使えないよってことね。
ただ、俺が魔法を使えないことがはっきりしただけだったな。
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