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青年期
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扉が閉まる直前に聞こえた声。
漫画のヒロインであれば「なんて言ったんだろう。よく聞こえなかった」などと言うと思うが残念ながら俺は主人公ですらない。
ばっちり聞こえるのである。
――おかしいですね。暗示も効かないなんて。
こっわ。なんだよ、表裏激しいどころじゃないぞ。
腹黒もびっくりだ。
ブルリと身震いして一階に下りる。
あの人とは、関わらんでおこう。
ネロのことを疑わずにいい人なのかな、とか思ってたわ。
全然そんなことなかった。
いつ暗示なんてかけられたんだろうか。まるで身に覚えがない。
あの人、詠唱もしなかったよな。
お茶飲んだときか?ネロを引き取りたいと言われたときか?
確かにちょっと揺れたが……はっ、あれか!
どうりでおかしいと思ったよ。
俺がネロを手放そうと考えるなんて。
なんておそろしい。
人の心をねじ曲げるやつがギルドマスターとかダメだろ。
階段を下りていくとギルドにいた人たちが一斉にこちらを見上げた。
なんでそんな見てくるんだろう。
まるで、おもちゃにつられて一斉に視線を揺らす猫のようである。
ざわめきの中、最初の目的地である受付へ。
やっと、たどり着いたよ。
「すみません、親子登録をしたいんですけど」
「あ、はい。それでは、冒険者登録はお済ですか?」
あ、そうじゃん。グレイヴさんも言ってたわ。冒険者登録をすれば、って。
……ま、いいか。
別にクエスト?受けなきゃいけないっていう決まりはないよな。
「まだです」
「冒険者の説明はいりますか?」
一応教えてもらおう。知識は持っておいた方がいい。
「お願いします」
それでは、と話し始めるお姉さん。
顔色一つ変えず面倒くさがらずに教えてくれるなんていい人だな。
18にもなって初歩的な説明を受ける奴なんていないだろうに。
「まずは、冒険者登録をしていただくと、この国の冒険者として登録されます。といっても、クエストをこなさなくてはいけない、というわけではないのでご安心ください」
俺の髪を見ていうのやめてくれないかな。
言われなくても冒険に出る気はないよ。
「ランクは最低ランクFから最高ランクAまでとなっており、上に行くにつれクエストが難しくなります。その分報酬が高かったり、王宮騎士団への道が切り開けたりとメリットも増えていきます」
きっと、命の危険もつくのだろうな。
俺は一生Fのままでいいや。
死にたくないし、騎士団にも興味はない。
「商業ギルドの方でも、同じように身分証明としても使えます。また、街の中心部や国境近くには転移陣がございます。その時にもこのカードが必要になりますので紛失等お気を付けください」
双子の門番が言っていたことは本当らしい。
「違法行為などはまた、クエスト受注時にお話しいたします。ここまでで何か質問はございますか」
「いいえ、とくには。ありがとうございます」
つっかえることなく話を終えたお姉さんはこの仕事に就いて長いのだろう。
にこりと笑い、引き出しから二枚の紙を取り出した。
「それではまずこちらの紙にお名前と少量の魔力を流してください」
と、紙を差し出しながら言うお姉さん。
この紙で冒険者登録をするらしい。
ここら辺はアナログなんだな。もっと、魔法的なのを想像していたんだが。
名前を書く欄と魔力を流す欄に分かれている。
魔力を流す方には、"目”のマークがある。
うーん。やはり魔力か。
大丈夫か?俺だけ登録できませんってならないよな。
恐る恐る紙を手にし、ペンを握る。
名前を書こうとして……また、止まる。
あれ、俺ってただのシルヴァでいいんだよな。
伯爵家からはもう抜けてるんだよな。
うん、たぶん大丈夫。
一抹の不安を覚えながら、ペンを握り直し紙に滑らせる。
よし。
シルヴァ、と。
さあ、緊張の瞬間です。
頑張れ、俺の少ない魔力!
感じたことのない魔力の流れを想像でひねり出す。
想像力だけはあるんだ、俺。
うーん、と唸りながら魔力を流す目のマークのところに手を押し当てる。
すると、一瞬だがポウッと紙が淡く光った…気がした。
出来たのではっ?!
と期待を込めてお姉さんを見ると「はい、登録完了です」との声が。
よっしゃあ。俺の魔力まだある!思わず笑みがこぼれた。
と、喜んだのもつかの間クラっとめまいに襲われる。
あ、この感じ。懐かしい。割と伯爵家にいたときはよくあったな。
魔力不足だ。
やはり成長しても魔力が増えることはないんだな。
分かってたけど。
まあ俺のことはいい。どうせすぐに治る。
さ、次はネロだ。
名前は…俺が書けばいいか。
ネロっと。
「ネロ、この目のところに魔力を流して」
こくんとうなずくネロ。
手のひらをかざすと、すぐに光があふれ出す。
多い。多い。俺の魔力でもいけたんだ、ちょっとでいいと思うぞ。
過剰放出すぎる。
目立つだろうが。
「ネロ、もういいぞ。出しすぎだ」
俺の声にパッと手を離したネロは、紙をこちらに差し出した。
二枚の紙をお姉さんに差し出すと……受け取ってくれない。
なぜ?
お姉さんはぽかんとネロの方を見つめている。
「あの?すみません。これでいいですか」
「……へ、は、はい。大丈夫かと」
受け取ってくれたもののどこか上の空だ。
先ほどまでのしごできお姉さんは、消えてしまったようだ。
「す、すごい魔力量。ここまでの光は初めてだわ」
と、独り言をつぶやくお姉さん。
この世界の人の独り言は俺の知ってる独り言じゃないんだよな。
俺に言ってる?ってレベルにでかい声でしゃべるんだもん。
「冒険者登録できそうですか?」
なかなか動いてくれないのでせっつくように声をかける。
「あ、すみません。すぐにできます」
と、何かパソコンのような機械に先ほどの紙をスキャンしている。
ピーと高い音が鳴ったかと思うと名刺サイズの紙が二枚出てきた。
「こちらシルヴァ様の冒険者カードとなります。こちらはネロ様ですね」
できたようだ。
さっそく受け取り見てみると俺の名前と登録日や、国の名前レベルなんかが記載されている。
一見免許証のようだが顔写真はないんだな。良かった。ネロの写真求められたらどうしようかと思ってたよ。
「それでは、冒険者一日目。おめでとうございます。これからの旅路に祝福を」
先ほどの動揺から一転笑顔に変わったお姉さんに送り出され冒険者となった俺たちは、冒険者ギルドを後にした。
――
ちなみにだが、ギルドを出るときもみんなの視線を集めていた。
聞こえてくる声は……だいたいネロのことだな。
存在は認知しづらいが、やはり冒険者たちが集まるところだけあって、魔力の多さに気づいたらしい。
というか、絶対さっきの過剰放出のせいだよ。
絡んでくることはなかったが、視線がうるさかった。
まずはネロに魔力の制御方法を覚えてもらわなくちゃな。
……俺は教えられないから、本でも買ってみるか。
漫画のヒロインであれば「なんて言ったんだろう。よく聞こえなかった」などと言うと思うが残念ながら俺は主人公ですらない。
ばっちり聞こえるのである。
――おかしいですね。暗示も効かないなんて。
こっわ。なんだよ、表裏激しいどころじゃないぞ。
腹黒もびっくりだ。
ブルリと身震いして一階に下りる。
あの人とは、関わらんでおこう。
ネロのことを疑わずにいい人なのかな、とか思ってたわ。
全然そんなことなかった。
いつ暗示なんてかけられたんだろうか。まるで身に覚えがない。
あの人、詠唱もしなかったよな。
お茶飲んだときか?ネロを引き取りたいと言われたときか?
確かにちょっと揺れたが……はっ、あれか!
どうりでおかしいと思ったよ。
俺がネロを手放そうと考えるなんて。
なんておそろしい。
人の心をねじ曲げるやつがギルドマスターとかダメだろ。
階段を下りていくとギルドにいた人たちが一斉にこちらを見上げた。
なんでそんな見てくるんだろう。
まるで、おもちゃにつられて一斉に視線を揺らす猫のようである。
ざわめきの中、最初の目的地である受付へ。
やっと、たどり着いたよ。
「すみません、親子登録をしたいんですけど」
「あ、はい。それでは、冒険者登録はお済ですか?」
あ、そうじゃん。グレイヴさんも言ってたわ。冒険者登録をすれば、って。
……ま、いいか。
別にクエスト?受けなきゃいけないっていう決まりはないよな。
「まだです」
「冒険者の説明はいりますか?」
一応教えてもらおう。知識は持っておいた方がいい。
「お願いします」
それでは、と話し始めるお姉さん。
顔色一つ変えず面倒くさがらずに教えてくれるなんていい人だな。
18にもなって初歩的な説明を受ける奴なんていないだろうに。
「まずは、冒険者登録をしていただくと、この国の冒険者として登録されます。といっても、クエストをこなさなくてはいけない、というわけではないのでご安心ください」
俺の髪を見ていうのやめてくれないかな。
言われなくても冒険に出る気はないよ。
「ランクは最低ランクFから最高ランクAまでとなっており、上に行くにつれクエストが難しくなります。その分報酬が高かったり、王宮騎士団への道が切り開けたりとメリットも増えていきます」
きっと、命の危険もつくのだろうな。
俺は一生Fのままでいいや。
死にたくないし、騎士団にも興味はない。
「商業ギルドの方でも、同じように身分証明としても使えます。また、街の中心部や国境近くには転移陣がございます。その時にもこのカードが必要になりますので紛失等お気を付けください」
双子の門番が言っていたことは本当らしい。
「違法行為などはまた、クエスト受注時にお話しいたします。ここまでで何か質問はございますか」
「いいえ、とくには。ありがとうございます」
つっかえることなく話を終えたお姉さんはこの仕事に就いて長いのだろう。
にこりと笑い、引き出しから二枚の紙を取り出した。
「それではまずこちらの紙にお名前と少量の魔力を流してください」
と、紙を差し出しながら言うお姉さん。
この紙で冒険者登録をするらしい。
ここら辺はアナログなんだな。もっと、魔法的なのを想像していたんだが。
名前を書く欄と魔力を流す欄に分かれている。
魔力を流す方には、"目”のマークがある。
うーん。やはり魔力か。
大丈夫か?俺だけ登録できませんってならないよな。
恐る恐る紙を手にし、ペンを握る。
名前を書こうとして……また、止まる。
あれ、俺ってただのシルヴァでいいんだよな。
伯爵家からはもう抜けてるんだよな。
うん、たぶん大丈夫。
一抹の不安を覚えながら、ペンを握り直し紙に滑らせる。
よし。
シルヴァ、と。
さあ、緊張の瞬間です。
頑張れ、俺の少ない魔力!
感じたことのない魔力の流れを想像でひねり出す。
想像力だけはあるんだ、俺。
うーん、と唸りながら魔力を流す目のマークのところに手を押し当てる。
すると、一瞬だがポウッと紙が淡く光った…気がした。
出来たのではっ?!
と期待を込めてお姉さんを見ると「はい、登録完了です」との声が。
よっしゃあ。俺の魔力まだある!思わず笑みがこぼれた。
と、喜んだのもつかの間クラっとめまいに襲われる。
あ、この感じ。懐かしい。割と伯爵家にいたときはよくあったな。
魔力不足だ。
やはり成長しても魔力が増えることはないんだな。
分かってたけど。
まあ俺のことはいい。どうせすぐに治る。
さ、次はネロだ。
名前は…俺が書けばいいか。
ネロっと。
「ネロ、この目のところに魔力を流して」
こくんとうなずくネロ。
手のひらをかざすと、すぐに光があふれ出す。
多い。多い。俺の魔力でもいけたんだ、ちょっとでいいと思うぞ。
過剰放出すぎる。
目立つだろうが。
「ネロ、もういいぞ。出しすぎだ」
俺の声にパッと手を離したネロは、紙をこちらに差し出した。
二枚の紙をお姉さんに差し出すと……受け取ってくれない。
なぜ?
お姉さんはぽかんとネロの方を見つめている。
「あの?すみません。これでいいですか」
「……へ、は、はい。大丈夫かと」
受け取ってくれたもののどこか上の空だ。
先ほどまでのしごできお姉さんは、消えてしまったようだ。
「す、すごい魔力量。ここまでの光は初めてだわ」
と、独り言をつぶやくお姉さん。
この世界の人の独り言は俺の知ってる独り言じゃないんだよな。
俺に言ってる?ってレベルにでかい声でしゃべるんだもん。
「冒険者登録できそうですか?」
なかなか動いてくれないのでせっつくように声をかける。
「あ、すみません。すぐにできます」
と、何かパソコンのような機械に先ほどの紙をスキャンしている。
ピーと高い音が鳴ったかと思うと名刺サイズの紙が二枚出てきた。
「こちらシルヴァ様の冒険者カードとなります。こちらはネロ様ですね」
できたようだ。
さっそく受け取り見てみると俺の名前と登録日や、国の名前レベルなんかが記載されている。
一見免許証のようだが顔写真はないんだな。良かった。ネロの写真求められたらどうしようかと思ってたよ。
「それでは、冒険者一日目。おめでとうございます。これからの旅路に祝福を」
先ほどの動揺から一転笑顔に変わったお姉さんに送り出され冒険者となった俺たちは、冒険者ギルドを後にした。
――
ちなみにだが、ギルドを出るときもみんなの視線を集めていた。
聞こえてくる声は……だいたいネロのことだな。
存在は認知しづらいが、やはり冒険者たちが集まるところだけあって、魔力の多さに気づいたらしい。
というか、絶対さっきの過剰放出のせいだよ。
絡んでくることはなかったが、視線がうるさかった。
まずはネロに魔力の制御方法を覚えてもらわなくちゃな。
……俺は教えられないから、本でも買ってみるか。
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