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鍵を開けると僕が開けるよりも早くマキナがガラガラと勢いよく開けて許可なしに入ってくる。
「あー靴のままー床が汚れちゃうよ」
「え、カナタの家は一々靴を脱ぐの? 変な習慣ね」
「マキナの住んでた所では脱がなかったんだ」
「まあそんなことはどうでもいいのよ。はい、これ」
そう言って靴を脱ごうとする素振りもせずに僕に差し出すのは学ラン。
少しマキナの匂いが染み付いていた。
受け取ってハンガーでドアの縁に吊しておく。
ん……あれ。
「私がなんでカナタの家を知ってるか疑問に思ってるわね?」
ずばりその通りだった。
「へへん、私にかかればこのくらい簡単よ。」
鼻を高くしながら真紅の長髪を手でサラサラと払いながら僕の股間を指さす。
「え?」
女の子が目の前にいることを忘れて股間をまさぐるが何もない。
「違うわよバカ! ポケットよポケット!」
「あぁーそっちか」
「普通分かるでしょ!」
制服の左ポケットに何やら硬い物が入っていた。
取り出して見ると青緑に光輝くクリスタルだった。
いつの間に入れていたのだろう。
「それはね私の世界にある鉱石で絆石って言って相手の居場所を教えてくれるのよ」
そう言ってマキナがコートのポケットから僕のと瓜二つな絆石を取り出す。
二つは同じように妖艶に輝いていた。
「一つのの絆石を半分に割って一つずつ持つの。で、相手が近いとこうやって輝いていて知らせてくれるって訳」
「へぇー面白いねこれ。地球のどこを探してもこんな石はないよ。」
「まあね、こんな廃れた世界にはないでしょうね」
どこか誇らしげに言った。確かに今の地球は問題だらけだ。止まない戦争、環境問題など色々と。別世界から来た者の印象は悪いようだ。
まあ、悪魔とかそんなバケモノがいないだけで僕は充分満足できるけどね。
「まあ服を貸してくれたお礼よ。それはあげる」
別に欲しくなかったし、この絆石とやらを持っているってことは僕のいる場所が特定されやすいってことだけど断るのも悪いので貰っておいた。
「マキナはこれからどうするの? 元いた世界に帰るの?」
首を横に振って否定する。
「ううん、カナタももう分かってると思うけど私の世界にはもう戻るところがないのよ。」
大方予想は出来ていた。
マキナのボロボロになった高そうなコート。擦り傷だらけの体。そしてマキナを襲ったあの悪魔の腕。
ここから僕が考えついた答えは襲われて逃亡してきたと言うことだ。
傷つける恐れがあるので聞くつもりはなかったが、場合が場合だ。
「話せるのなら話してくれる?」
今度はマキナは首を縦に振った。
「あー靴のままー床が汚れちゃうよ」
「え、カナタの家は一々靴を脱ぐの? 変な習慣ね」
「マキナの住んでた所では脱がなかったんだ」
「まあそんなことはどうでもいいのよ。はい、これ」
そう言って靴を脱ごうとする素振りもせずに僕に差し出すのは学ラン。
少しマキナの匂いが染み付いていた。
受け取ってハンガーでドアの縁に吊しておく。
ん……あれ。
「私がなんでカナタの家を知ってるか疑問に思ってるわね?」
ずばりその通りだった。
「へへん、私にかかればこのくらい簡単よ。」
鼻を高くしながら真紅の長髪を手でサラサラと払いながら僕の股間を指さす。
「え?」
女の子が目の前にいることを忘れて股間をまさぐるが何もない。
「違うわよバカ! ポケットよポケット!」
「あぁーそっちか」
「普通分かるでしょ!」
制服の左ポケットに何やら硬い物が入っていた。
取り出して見ると青緑に光輝くクリスタルだった。
いつの間に入れていたのだろう。
「それはね私の世界にある鉱石で絆石って言って相手の居場所を教えてくれるのよ」
そう言ってマキナがコートのポケットから僕のと瓜二つな絆石を取り出す。
二つは同じように妖艶に輝いていた。
「一つのの絆石を半分に割って一つずつ持つの。で、相手が近いとこうやって輝いていて知らせてくれるって訳」
「へぇー面白いねこれ。地球のどこを探してもこんな石はないよ。」
「まあね、こんな廃れた世界にはないでしょうね」
どこか誇らしげに言った。確かに今の地球は問題だらけだ。止まない戦争、環境問題など色々と。別世界から来た者の印象は悪いようだ。
まあ、悪魔とかそんなバケモノがいないだけで僕は充分満足できるけどね。
「まあ服を貸してくれたお礼よ。それはあげる」
別に欲しくなかったし、この絆石とやらを持っているってことは僕のいる場所が特定されやすいってことだけど断るのも悪いので貰っておいた。
「マキナはこれからどうするの? 元いた世界に帰るの?」
首を横に振って否定する。
「ううん、カナタももう分かってると思うけど私の世界にはもう戻るところがないのよ。」
大方予想は出来ていた。
マキナのボロボロになった高そうなコート。擦り傷だらけの体。そしてマキナを襲ったあの悪魔の腕。
ここから僕が考えついた答えは襲われて逃亡してきたと言うことだ。
傷つける恐れがあるので聞くつもりはなかったが、場合が場合だ。
「話せるのなら話してくれる?」
今度はマキナは首を縦に振った。
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