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第四章 すれ違う想い
51. 懸念
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第017日―1
翌日昼前、帝城からの迎えの馬車に乗って、僕とハーミルは帝城に参内した。
ナイアさんやアレル達は、既に午前中の早い時間帯に皇帝からの下問が終わり、それぞれ出立して行った、との事であった。
僕達は城内の一室に通され、そこでしばらく待たされた後、改めて皇帝ガイウスの居室へと案内された。
「カケル、それにハーミルも久しぶりだな」
作法通り臣礼を取る僕達に、皇帝ガイウスは、にこやかに声をかけてきた。
部屋の中には、ノルン様の姿も有った。
「此度は大冒険であったな……」
既に詳細を聞いているであろう皇帝ガイウスは、そう口にしながら、僕達に室内のソファーに腰を下ろすよう促した。
そして僕達が席に着いてから、改めて問い掛けてきた。
「時にカケルよ。メイとの出会いについて、もう一度詳しく聞かせてくれぬか?」
400年前のあの世界での出来事、或いは守護者や自分の力の事を最初に下問されると思っていた僕にとって、彼のその質問は少し意外であった。
僕は促されるままに、メイとの出会いから今までについて、再度説明を行った。
僕の話を聞き終えた皇帝ガイウスは、何故か難しい顔をしたまま押し黙ってしまった。
不安になった僕は、おずおずとたずねてみた。
「あの……メイは元気にしているでしょうか?」
皇帝ガイウスが、はっとしたような雰囲気で顔を上げた。
「ん? ああ、元気にしておるぞ。早速、午後からでも治療師達に記憶の件、見てもらうつもりじゃ。それと二人共、宝珠の件はくれぐれも内密に頼むぞ」
僕とハーミルは頷いた。
「ところでカケルよ。守護者の力を継承した、とか?」
「実は僕もよく分からないんですが、イクタスさんの話では、そういう事みたいです」
「イクタスは確かに“継承した”と申したのか?」
僕はノルン様の方に顔を向けた。
北の塔最上階で、イクタスさんがそう口にしていた、と記憶しているのだけど……
「父上、イクタス殿は、確かにカケルが守護者の力を継承した、と話しておりました」
ノルン様は、小さく頷きながら、僕の記憶を肯定してくれた。
皇帝ガイウスが、少し身を乗り出してきた。
「話では、守護者は勇者の選別を行ってきたという。カケルは、その……アレルかナイア、どちらかの勇者を斃したい。そういう衝動に駆られたりはせぬのか?」
言われて僕は、改めて守護者について、400年前のあの世界で聞いた話を思い起こした。
曰く、守護者は審判を行い、複数の勇者の内、一人を残して消去する、と。
しかし現状、アレルやナイアさんを斃したいという、物騒な気持ちにはなれそうになかった。
それにそもそも守護者であるサツキも、そうした衝動に基づいて、では無く、そうしないと『彼方の地』に帰れないから、という単純な理由で“審判”を繰り返してきた、と語っていた。
「今の所、そういった衝動とは無縁です」
「そうか。ならハーミルと二人で、今後もアレルとナイアを助けてやってくれ」
――◇―――◇―――◇――
カケルとハーミルを退出させたガイウスは、ノルンに話しかけた。
「カケルは危険では無いだろうか?」
「危険、と申されますと?」
「勇者が二人誕生している現在、伝承通りなら、『大いなる力の干渉』が行われ、勇者は一人に絞られるはず。今はそうでなくとも、いつ守護者としての力が彼をして、それを実行させないとも限らない。そうは思わぬか?」
「しかしカケルが守護者の力を継承した事で、その伝承の前提が崩れたのでは?」
「そうだと良いが……」
ガイウスが、何かをじっと考え込む素振りを見せた。
そんな父に、ノルンは問い掛けた。
「まだ何か気がかりな点でも?」
「いやなに、守護者は弱点も無く、不死身の存在だというではないか。しかも複数の勇者達をまるで赤子の手を捻るかの如く圧倒したとか。カケル自身が、己が力に目覚め、この世界を支配したいという野望に取りつかれては面倒な事になる、と思ってな」
「それは……カケルに限っては、無いとは思いますが……」
「いずれにせよ、カケルの動向は注意深く見守らねばなるまい」
――◇―――◇―――◇――
「ふ~~疲れた~」
馬車で帝都の中心街まで送ってもらった後、僕の隣に立つハーミルが、思いっきりのびをした。
時間はちょうどお昼時。
僕達はここ中心街で、お昼ご飯を食べて帰る事にしていたのだ。
「やっぱり、私に宮仕えは無理だわ」
「でも礼儀作法、すごくびしって決まっていて、ちょっと尊敬しちゃったよ」
「そりゃあね、元帝国剣術師範の娘ですから」
少し自慢げにハーミルが鼻を鳴らしたその時……
「カケル君?」
ふいに背後から呼びかけられて、僕は振り向いた。
視線の先には、水色の長髪を風に靡かせた、よく見知ったエルフの女性が、驚いたような顔をして立っていた。
自然に顔が綻んだ。
「ミーシアさん!」
ハーミルが僕の耳元で囁いた。
「……カケル、誰よこの人?」
「ミーシアさんって言って、アルザスの街の冒険者ギルドの人だよ。依頼の件とかで、すごくお世話になったんだ」
話していると、ミーシアさんが僕達の会話に加わってきた。
「ふふふ、もしかして彼女さんかしら? 初めまして、ミーシアです」
ミーシアさんの言葉を聞いたハーミルが、やや照れた感じになった、
「彼女だなんてそんな。あ、ハーミルです。初めまして」
僕はミーシアさんに聞いてみた。
「ミーシアさんは、帝都に何か用事ですか?」
「朝からギルド関連の買い出しで帝都に来ているのよ。そう言えば……」
話しながら、ミーシアさんが少し周囲を見回す素振りを見せた。
「メイちゃんは?」
まさか宝珠絡みの件で、今は帝城に滞在しています、とは言えない僕は、無難と思える言葉を探してみた。
「メイは記憶喪失の件で、ちょっと治療に出かけているんですよ」
「そう……メイちゃん、早く記憶戻るといいわね」
優しく微笑んだミーシアさんが、話題を変えてきた。
「そうそう、二人共お昼まだだったら、一緒に食べない? 有名な剣聖さんとも、もっとお近付きになりたいし」
どうやらミーシアさんは、目の前の少女が、帝国剣術大会五連覇中である事に気付いたらしい。
僕達は連れ立って、近くのレストランに入って行った。
お昼時で店内は混みあっていたけれど、ちょうど運良く空いていたテーブル席に、すぐ座る事が出来た。
食事の席で、ミーシアさんが僕に聞いてきた。
「そう言えばカケル君、もう二週間近くアルザスに戻って来てないわよね。もしかして冒険の拠点、帝都に変えちゃった?」
「そう言う訳じゃないんですが、色々ありまして。でも、また必ずアルザスには戻りますので、その時は宜しくお願いします」
「それにしても、剣聖を彼女にしちゃうなんて、カケル君も見かけによらずしっかりしているわね?」
「ミーシアさんって、凄く良い人ですね。あ、このお肉、食べますか?」
ミーシアさんと話すハーミルは何故か上機嫌であった。
とは言え、一応、突っ込んでおかないと……
「ハーミルは冒険の仲間で、彼女とかじゃないですよ?」
しかしなんだか二人で盛り上がっていて、あんまり話を聞いてもらえない。
僕達の穏やか?な昼食タイムは、こうして過ぎて行った。
会計を済ませて外に出た所で、ハーミルはカケルに声を掛けた。
「カケル、先に帰っといて。ちょっと、ミーシアさんから買い物に付き合ってって頼まれたから」
「いいよ。僕もこの機会に、少し道具屋とか覗いてから帰る事にするから」
ハーミルとミーシアは、カケルと別れて一緒に歩き出した。
そしてカケルの姿が通りの向こうに消えた後、ハーミルが改めてミーシアに向き直った。
「単純に買い物に付き合って欲しいって話じゃないですよね?」
「さすがは剣聖といったところかしら。もしかして、気付かれていた?」
「魔力が無い分、勘だけは鋭いんですよ」
ハーミルの言葉に、ミーシアが微笑んだ。
「あなたはカケル君を助けて、一緒に彼の力の秘密を探りたいのよね?」
ハーミルの身体に緊張が走った。
翌日昼前、帝城からの迎えの馬車に乗って、僕とハーミルは帝城に参内した。
ナイアさんやアレル達は、既に午前中の早い時間帯に皇帝からの下問が終わり、それぞれ出立して行った、との事であった。
僕達は城内の一室に通され、そこでしばらく待たされた後、改めて皇帝ガイウスの居室へと案内された。
「カケル、それにハーミルも久しぶりだな」
作法通り臣礼を取る僕達に、皇帝ガイウスは、にこやかに声をかけてきた。
部屋の中には、ノルン様の姿も有った。
「此度は大冒険であったな……」
既に詳細を聞いているであろう皇帝ガイウスは、そう口にしながら、僕達に室内のソファーに腰を下ろすよう促した。
そして僕達が席に着いてから、改めて問い掛けてきた。
「時にカケルよ。メイとの出会いについて、もう一度詳しく聞かせてくれぬか?」
400年前のあの世界での出来事、或いは守護者や自分の力の事を最初に下問されると思っていた僕にとって、彼のその質問は少し意外であった。
僕は促されるままに、メイとの出会いから今までについて、再度説明を行った。
僕の話を聞き終えた皇帝ガイウスは、何故か難しい顔をしたまま押し黙ってしまった。
不安になった僕は、おずおずとたずねてみた。
「あの……メイは元気にしているでしょうか?」
皇帝ガイウスが、はっとしたような雰囲気で顔を上げた。
「ん? ああ、元気にしておるぞ。早速、午後からでも治療師達に記憶の件、見てもらうつもりじゃ。それと二人共、宝珠の件はくれぐれも内密に頼むぞ」
僕とハーミルは頷いた。
「ところでカケルよ。守護者の力を継承した、とか?」
「実は僕もよく分からないんですが、イクタスさんの話では、そういう事みたいです」
「イクタスは確かに“継承した”と申したのか?」
僕はノルン様の方に顔を向けた。
北の塔最上階で、イクタスさんがそう口にしていた、と記憶しているのだけど……
「父上、イクタス殿は、確かにカケルが守護者の力を継承した、と話しておりました」
ノルン様は、小さく頷きながら、僕の記憶を肯定してくれた。
皇帝ガイウスが、少し身を乗り出してきた。
「話では、守護者は勇者の選別を行ってきたという。カケルは、その……アレルかナイア、どちらかの勇者を斃したい。そういう衝動に駆られたりはせぬのか?」
言われて僕は、改めて守護者について、400年前のあの世界で聞いた話を思い起こした。
曰く、守護者は審判を行い、複数の勇者の内、一人を残して消去する、と。
しかし現状、アレルやナイアさんを斃したいという、物騒な気持ちにはなれそうになかった。
それにそもそも守護者であるサツキも、そうした衝動に基づいて、では無く、そうしないと『彼方の地』に帰れないから、という単純な理由で“審判”を繰り返してきた、と語っていた。
「今の所、そういった衝動とは無縁です」
「そうか。ならハーミルと二人で、今後もアレルとナイアを助けてやってくれ」
――◇―――◇―――◇――
カケルとハーミルを退出させたガイウスは、ノルンに話しかけた。
「カケルは危険では無いだろうか?」
「危険、と申されますと?」
「勇者が二人誕生している現在、伝承通りなら、『大いなる力の干渉』が行われ、勇者は一人に絞られるはず。今はそうでなくとも、いつ守護者としての力が彼をして、それを実行させないとも限らない。そうは思わぬか?」
「しかしカケルが守護者の力を継承した事で、その伝承の前提が崩れたのでは?」
「そうだと良いが……」
ガイウスが、何かをじっと考え込む素振りを見せた。
そんな父に、ノルンは問い掛けた。
「まだ何か気がかりな点でも?」
「いやなに、守護者は弱点も無く、不死身の存在だというではないか。しかも複数の勇者達をまるで赤子の手を捻るかの如く圧倒したとか。カケル自身が、己が力に目覚め、この世界を支配したいという野望に取りつかれては面倒な事になる、と思ってな」
「それは……カケルに限っては、無いとは思いますが……」
「いずれにせよ、カケルの動向は注意深く見守らねばなるまい」
――◇―――◇―――◇――
「ふ~~疲れた~」
馬車で帝都の中心街まで送ってもらった後、僕の隣に立つハーミルが、思いっきりのびをした。
時間はちょうどお昼時。
僕達はここ中心街で、お昼ご飯を食べて帰る事にしていたのだ。
「やっぱり、私に宮仕えは無理だわ」
「でも礼儀作法、すごくびしって決まっていて、ちょっと尊敬しちゃったよ」
「そりゃあね、元帝国剣術師範の娘ですから」
少し自慢げにハーミルが鼻を鳴らしたその時……
「カケル君?」
ふいに背後から呼びかけられて、僕は振り向いた。
視線の先には、水色の長髪を風に靡かせた、よく見知ったエルフの女性が、驚いたような顔をして立っていた。
自然に顔が綻んだ。
「ミーシアさん!」
ハーミルが僕の耳元で囁いた。
「……カケル、誰よこの人?」
「ミーシアさんって言って、アルザスの街の冒険者ギルドの人だよ。依頼の件とかで、すごくお世話になったんだ」
話していると、ミーシアさんが僕達の会話に加わってきた。
「ふふふ、もしかして彼女さんかしら? 初めまして、ミーシアです」
ミーシアさんの言葉を聞いたハーミルが、やや照れた感じになった、
「彼女だなんてそんな。あ、ハーミルです。初めまして」
僕はミーシアさんに聞いてみた。
「ミーシアさんは、帝都に何か用事ですか?」
「朝からギルド関連の買い出しで帝都に来ているのよ。そう言えば……」
話しながら、ミーシアさんが少し周囲を見回す素振りを見せた。
「メイちゃんは?」
まさか宝珠絡みの件で、今は帝城に滞在しています、とは言えない僕は、無難と思える言葉を探してみた。
「メイは記憶喪失の件で、ちょっと治療に出かけているんですよ」
「そう……メイちゃん、早く記憶戻るといいわね」
優しく微笑んだミーシアさんが、話題を変えてきた。
「そうそう、二人共お昼まだだったら、一緒に食べない? 有名な剣聖さんとも、もっとお近付きになりたいし」
どうやらミーシアさんは、目の前の少女が、帝国剣術大会五連覇中である事に気付いたらしい。
僕達は連れ立って、近くのレストランに入って行った。
お昼時で店内は混みあっていたけれど、ちょうど運良く空いていたテーブル席に、すぐ座る事が出来た。
食事の席で、ミーシアさんが僕に聞いてきた。
「そう言えばカケル君、もう二週間近くアルザスに戻って来てないわよね。もしかして冒険の拠点、帝都に変えちゃった?」
「そう言う訳じゃないんですが、色々ありまして。でも、また必ずアルザスには戻りますので、その時は宜しくお願いします」
「それにしても、剣聖を彼女にしちゃうなんて、カケル君も見かけによらずしっかりしているわね?」
「ミーシアさんって、凄く良い人ですね。あ、このお肉、食べますか?」
ミーシアさんと話すハーミルは何故か上機嫌であった。
とは言え、一応、突っ込んでおかないと……
「ハーミルは冒険の仲間で、彼女とかじゃないですよ?」
しかしなんだか二人で盛り上がっていて、あんまり話を聞いてもらえない。
僕達の穏やか?な昼食タイムは、こうして過ぎて行った。
会計を済ませて外に出た所で、ハーミルはカケルに声を掛けた。
「カケル、先に帰っといて。ちょっと、ミーシアさんから買い物に付き合ってって頼まれたから」
「いいよ。僕もこの機会に、少し道具屋とか覗いてから帰る事にするから」
ハーミルとミーシアは、カケルと別れて一緒に歩き出した。
そしてカケルの姿が通りの向こうに消えた後、ハーミルが改めてミーシアに向き直った。
「単純に買い物に付き合って欲しいって話じゃないですよね?」
「さすがは剣聖といったところかしら。もしかして、気付かれていた?」
「魔力が無い分、勘だけは鋭いんですよ」
ハーミルの言葉に、ミーシアが微笑んだ。
「あなたはカケル君を助けて、一緒に彼の力の秘密を探りたいのよね?」
ハーミルの身体に緊張が走った。
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