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第七章 忍び寄る悪夢
198.疑念
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第048日―3
ジュノが長々と自身の意見を述べる中、シャナがそっと僕に囁きを届けてきた。
『救世主、ここは急いで扉を閉めるべき』
「えっ?」
『霊力を使用すれば、この場の誰も気付かない。勝手に扉が閉まった、と思うはず』
「でも、まだ扉を閉めるかどうか、話し合い中だよ?」
『『彼方の地』には、魔神が封印されている。守護者サツキが、命を懸けてその封印を守っている。それを誰にも邪魔させてはいけない』
シャナは囁きを届けながら、ジュノと『彼方の地』への“扉”との間の位置に、ゆっくりと移動した。
僕は目を閉じた。
瞼の裏に、あの最後の戦いの様相が、ありありと浮かび上がってきた。
そしてそれから数千年、今も『彼方の地』で魔神封印の要の役割を果たし続けている『彼女』の事も。
目を開けた僕は、秘かに霊力を展開した。
そして“扉”を閉めようと試みた。
僕の“想い”に応じるかの如く、“扉”が薄く滲みだした。
いち早くそれに気が付いたらしいジュノが、叫び声を上げた。
「扉が!」
そしてジュノは、消え去ろうとする扉に向けて、突然駈け出した。
視界の中、シャナが僅かに動き、ジュノに接触した。
「きゃっ」
シャナが可愛い声で悲鳴を上げ、尻もちをついた。
そしてジュノも、思いの外、勢いよくこけてしまった。
「大丈夫か?」
周りの人々が、シャナとジュノに駆け寄り、助け起こそうとした。
しかしジュノが差し伸べられた手を振り払うかの如く立ち上がった時、『彼方の地』へと開いていた“扉”は、完全に消滅していた
それを確認したジュノが、呆然とした雰囲気になった。
「扉が……消えた……」
ジュノがシャナを睨みつけた。
「なんで、邪魔したんだ!?」
ちょうどミーシアさんに助け起こされたばかりのシャナが、小首を傾げた。
「邪魔? 何の話?」
「とぼけるな! 突き飛ばしただろう?」
アレルがジュノとシャナの間に入った。
「ジュノ、シャナはたまたま君にぶつかっただけだ」
しかしジュノは激昂した雰囲気のまま叫んだ。
「たまたまなもんか! わざとぶつかって、邪魔したんだ!」
「何の邪魔をしたって言うんだい?」
ナイアさんがジュノに声を掛けた。
「あたしの見間違いじゃ無ければ、あんたは消滅しそうなあの扉へ、周りも見ずにいきなり駆け寄ろうとした。あんた、『彼方の地』に、何か忘れ物でもしてきたのかい?」
「そ、それは……」
ジュノの目が少しばかり泳いだ。
ナイアさんは何故かチラッと僕の顔を見た後、ジュノに探るような視線を向けた。
「魔王エンリルが行きたがるような場所だ。カケル救出って目的達成したんだから、“勝手に”扉が閉まるのは、かえってラッキーだと思うんだけどね」
ナイアさんのその言葉を受けて、ジュノは不機嫌そうに押し黙ってしまった。
成り行きを見守っていたノルン様が、イクタスさんの方を振り返った。
「イクタス殿。『彼方の地』への扉は閉じられた、という理解で宜しいでしょうか?」
「どうやらそのようですじゃ。まあ元々、開けた扉をどうやって閉めようか少し悩んでいたところ。“勝手に”閉まったのは、勇者ナイアの申す通り、ラッキーだったとわしも思いますぞ」
イクタスさんの意見に、皆一様に頷いた。
ノルン様が、すっかり意気消沈しているジュノに、慰めるように話し掛けた。
「『彼方の地』への扉は閉じられたが、開く方法は知られておる。魔王エンリルを倒し、世界が平和になった後、調査が必要なら、その時、再度彼の地に赴けば良いではないか」
ジュノは返事もせず、不貞腐れた表情のまま押し黙っている。
それはともかく、僕は『彼方の地』への”扉“を無事に、そして(多分だけど)誰にも気付かれる事無く閉鎖出来た事に、少しホッとしていた。
しかし気持ちに余裕が出てくると、ジュノの一連の様子に違和感を抱いた。
ジュノはどうして、あんなにも『彼方の地』に拘るのだろうか?
首を捻っていると、シャナが囁きを届けてきた。
『救世主。彼女には注意したほうが良い』
「彼女?」
『説明出来ないけれど、何か嫌な感じがする』
「ごめんシャナ。彼女って?」
『? 今、私と“ぶつかった”……ジュノという子』
「えっ? ジュノって、男の子だよ」
『えっ?』
シャナが困惑したような顔を僕に向けてきた。
『救世主。ジュノは女の子。もしかして勘違いしている?』
「えっえ~~~!?」
僕は思わず大きな声を上げてしまった。
当然ながら、皆の視線が僕に集まった。
ハーミルが怪訝そうな顔で問い掛けてきた。
「急にどうしたの?」
僕はハーミルに囁いた。
「ねえねえ、ジュノって、もしかして……女の子?」
「? もしかしなくても女の子でしょ?」
「そ、そうなの!?」
「知らなかったの?」
「だ、だって、喋り方とか仕草とか、完全に男……」
呆れるハーミルに、僕はただ、引きつった笑顔を返す事しか出来なかった。
「カケルをこの世界に連れ戻し、『彼方の地』への扉も閉ざされた。これ以上ここに留まる必要は無いだろう。皆、帰ろうぞ」
ノルン様の言葉を受けて、僕達は移動を開始した。
ここ『始原の地』の祭壇がある広間は、選定の神殿奥のダンジョンへと繋がっていた。
僕たち全員が祭壇のある広間からダンジョンへと移動したのを確認してから、イクタスさんとミーシアさんが、祭壇のある広間へ続く場所に、念入りに結界を施した。
「少し細工をしておきましたぞ。結界を破り、何者かが再度祭壇のある広間に至らんと試みれば、わしやミーシアは感知出来まする」
イクタスさんの言葉に、ノルン様が感謝の意を示した。
皆と一緒に、ダンジョンの通路を選定の神殿方向へと歩き出した僕の心の中に、突如、念話が届けられた。
『カケルよ……戻って来たか』
「銀色のドラゴンさん!?」
『説明も無しに、汝をあの世界へと送り出した事、改めて詫びようぞ』
「気にしなくて構わないですよ。それより、え~と……銀色のドラゴンさんは、あの世界の事、覚えているんですか?」
『理由は不明だが、我の記憶は断片化してしまっておる。今の我の知識は、その多くを、アレが封印された後、ポポロより聞かされた話に頼っておる』
僕と銀色のドラゴンとの念話に気付いたらしいシャナが、僕達へと囁きを届けてきた。
『古き竜王よ、お久し振り。私はシャナ。私の事は覚えている?』
『シャナ……? この囁き、この力。汝は何者じゃ?』
『その言い方だと、記憶は欠落しているご様子。でもこの世界で、元気なあなたに再会出来て良かった』
『まさか汝は、ポポロの語っていた精霊か? 彼女が初めて交信し、後に自ら実体化して、アレの封印に多大な貢献を果たした精霊の事を、ポポロはいつも話していたが……』
『そう。私もあなたと同じ。実体化した精霊。あれから、ポポロは幸せに暮らせたかしら?』
『ポポロはハイエルフ達の王国の始祖となり、千年の天寿を全うした。しかしシャナと言う精霊は、アレが封印された直後、救世主と共に忽然と姿を消した、と聞いておったが?』
『だから私は今、救世主と共にここにいる』
『カケルの帰還についてきた、という事か?』
驚く銀色のドラゴンに、僕が事情を説明した。
『なるほどのう……さすがは守護者の力を継承せし者、というべきか』
感心する銀色のドラゴンに、シャナが問いかけた。
『古き竜王よ、あなたは魔神をアレ、と表現している。何か理由がある?』
『! その名を口にしてはならぬ。ポポロが語っていた。アレは人の心を糧に力を得る。その名を口にする者が増えれば、いつか力を取り戻してしまうかもしれぬ、と』
『この世界にあの戦いが伝わっていない理由は、それ?』
『そうじゃ。ポポロ達は丹念に、全ての痕跡を拭い去った。神都は完全に破壊され、文字も伝承も全て改変された』
ジュノが長々と自身の意見を述べる中、シャナがそっと僕に囁きを届けてきた。
『救世主、ここは急いで扉を閉めるべき』
「えっ?」
『霊力を使用すれば、この場の誰も気付かない。勝手に扉が閉まった、と思うはず』
「でも、まだ扉を閉めるかどうか、話し合い中だよ?」
『『彼方の地』には、魔神が封印されている。守護者サツキが、命を懸けてその封印を守っている。それを誰にも邪魔させてはいけない』
シャナは囁きを届けながら、ジュノと『彼方の地』への“扉”との間の位置に、ゆっくりと移動した。
僕は目を閉じた。
瞼の裏に、あの最後の戦いの様相が、ありありと浮かび上がってきた。
そしてそれから数千年、今も『彼方の地』で魔神封印の要の役割を果たし続けている『彼女』の事も。
目を開けた僕は、秘かに霊力を展開した。
そして“扉”を閉めようと試みた。
僕の“想い”に応じるかの如く、“扉”が薄く滲みだした。
いち早くそれに気が付いたらしいジュノが、叫び声を上げた。
「扉が!」
そしてジュノは、消え去ろうとする扉に向けて、突然駈け出した。
視界の中、シャナが僅かに動き、ジュノに接触した。
「きゃっ」
シャナが可愛い声で悲鳴を上げ、尻もちをついた。
そしてジュノも、思いの外、勢いよくこけてしまった。
「大丈夫か?」
周りの人々が、シャナとジュノに駆け寄り、助け起こそうとした。
しかしジュノが差し伸べられた手を振り払うかの如く立ち上がった時、『彼方の地』へと開いていた“扉”は、完全に消滅していた
それを確認したジュノが、呆然とした雰囲気になった。
「扉が……消えた……」
ジュノがシャナを睨みつけた。
「なんで、邪魔したんだ!?」
ちょうどミーシアさんに助け起こされたばかりのシャナが、小首を傾げた。
「邪魔? 何の話?」
「とぼけるな! 突き飛ばしただろう?」
アレルがジュノとシャナの間に入った。
「ジュノ、シャナはたまたま君にぶつかっただけだ」
しかしジュノは激昂した雰囲気のまま叫んだ。
「たまたまなもんか! わざとぶつかって、邪魔したんだ!」
「何の邪魔をしたって言うんだい?」
ナイアさんがジュノに声を掛けた。
「あたしの見間違いじゃ無ければ、あんたは消滅しそうなあの扉へ、周りも見ずにいきなり駆け寄ろうとした。あんた、『彼方の地』に、何か忘れ物でもしてきたのかい?」
「そ、それは……」
ジュノの目が少しばかり泳いだ。
ナイアさんは何故かチラッと僕の顔を見た後、ジュノに探るような視線を向けた。
「魔王エンリルが行きたがるような場所だ。カケル救出って目的達成したんだから、“勝手に”扉が閉まるのは、かえってラッキーだと思うんだけどね」
ナイアさんのその言葉を受けて、ジュノは不機嫌そうに押し黙ってしまった。
成り行きを見守っていたノルン様が、イクタスさんの方を振り返った。
「イクタス殿。『彼方の地』への扉は閉じられた、という理解で宜しいでしょうか?」
「どうやらそのようですじゃ。まあ元々、開けた扉をどうやって閉めようか少し悩んでいたところ。“勝手に”閉まったのは、勇者ナイアの申す通り、ラッキーだったとわしも思いますぞ」
イクタスさんの意見に、皆一様に頷いた。
ノルン様が、すっかり意気消沈しているジュノに、慰めるように話し掛けた。
「『彼方の地』への扉は閉じられたが、開く方法は知られておる。魔王エンリルを倒し、世界が平和になった後、調査が必要なら、その時、再度彼の地に赴けば良いではないか」
ジュノは返事もせず、不貞腐れた表情のまま押し黙っている。
それはともかく、僕は『彼方の地』への”扉“を無事に、そして(多分だけど)誰にも気付かれる事無く閉鎖出来た事に、少しホッとしていた。
しかし気持ちに余裕が出てくると、ジュノの一連の様子に違和感を抱いた。
ジュノはどうして、あんなにも『彼方の地』に拘るのだろうか?
首を捻っていると、シャナが囁きを届けてきた。
『救世主。彼女には注意したほうが良い』
「彼女?」
『説明出来ないけれど、何か嫌な感じがする』
「ごめんシャナ。彼女って?」
『? 今、私と“ぶつかった”……ジュノという子』
「えっ? ジュノって、男の子だよ」
『えっ?』
シャナが困惑したような顔を僕に向けてきた。
『救世主。ジュノは女の子。もしかして勘違いしている?』
「えっえ~~~!?」
僕は思わず大きな声を上げてしまった。
当然ながら、皆の視線が僕に集まった。
ハーミルが怪訝そうな顔で問い掛けてきた。
「急にどうしたの?」
僕はハーミルに囁いた。
「ねえねえ、ジュノって、もしかして……女の子?」
「? もしかしなくても女の子でしょ?」
「そ、そうなの!?」
「知らなかったの?」
「だ、だって、喋り方とか仕草とか、完全に男……」
呆れるハーミルに、僕はただ、引きつった笑顔を返す事しか出来なかった。
「カケルをこの世界に連れ戻し、『彼方の地』への扉も閉ざされた。これ以上ここに留まる必要は無いだろう。皆、帰ろうぞ」
ノルン様の言葉を受けて、僕達は移動を開始した。
ここ『始原の地』の祭壇がある広間は、選定の神殿奥のダンジョンへと繋がっていた。
僕たち全員が祭壇のある広間からダンジョンへと移動したのを確認してから、イクタスさんとミーシアさんが、祭壇のある広間へ続く場所に、念入りに結界を施した。
「少し細工をしておきましたぞ。結界を破り、何者かが再度祭壇のある広間に至らんと試みれば、わしやミーシアは感知出来まする」
イクタスさんの言葉に、ノルン様が感謝の意を示した。
皆と一緒に、ダンジョンの通路を選定の神殿方向へと歩き出した僕の心の中に、突如、念話が届けられた。
『カケルよ……戻って来たか』
「銀色のドラゴンさん!?」
『説明も無しに、汝をあの世界へと送り出した事、改めて詫びようぞ』
「気にしなくて構わないですよ。それより、え~と……銀色のドラゴンさんは、あの世界の事、覚えているんですか?」
『理由は不明だが、我の記憶は断片化してしまっておる。今の我の知識は、その多くを、アレが封印された後、ポポロより聞かされた話に頼っておる』
僕と銀色のドラゴンとの念話に気付いたらしいシャナが、僕達へと囁きを届けてきた。
『古き竜王よ、お久し振り。私はシャナ。私の事は覚えている?』
『シャナ……? この囁き、この力。汝は何者じゃ?』
『その言い方だと、記憶は欠落しているご様子。でもこの世界で、元気なあなたに再会出来て良かった』
『まさか汝は、ポポロの語っていた精霊か? 彼女が初めて交信し、後に自ら実体化して、アレの封印に多大な貢献を果たした精霊の事を、ポポロはいつも話していたが……』
『そう。私もあなたと同じ。実体化した精霊。あれから、ポポロは幸せに暮らせたかしら?』
『ポポロはハイエルフ達の王国の始祖となり、千年の天寿を全うした。しかしシャナと言う精霊は、アレが封印された直後、救世主と共に忽然と姿を消した、と聞いておったが?』
『だから私は今、救世主と共にここにいる』
『カケルの帰還についてきた、という事か?』
驚く銀色のドラゴンに、僕が事情を説明した。
『なるほどのう……さすがは守護者の力を継承せし者、というべきか』
感心する銀色のドラゴンに、シャナが問いかけた。
『古き竜王よ、あなたは魔神をアレ、と表現している。何か理由がある?』
『! その名を口にしてはならぬ。ポポロが語っていた。アレは人の心を糧に力を得る。その名を口にする者が増えれば、いつか力を取り戻してしまうかもしれぬ、と』
『この世界にあの戦いが伝わっていない理由は、それ?』
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