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第七章 忍び寄る悪夢
201.衝撃
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第048日―6
ハーミルが今日の出来事――『始原の地』奥の祭壇でノルン様が儀式を行って『彼方の地』への扉を開き、僕をこの世界へと帰還させた事――を、キースさんに話し始めた。
話が佳境に入った頃、誰かが廊下側の入り口に現れた。
視線を向けてみると、そこには全身を黒っぽいローブで覆い、フードを目深に被り込んだ小柄な人物が立っていた。
僕より一瞬早く、キースさんがその人物に声を掛けた。
「アル殿。そんな所に立っていないで、中に入られよ」
メイ――“アル”という名前は、身元を隠すために彼女が使用している偽名だ――が、おずおずといった感じで部屋に入って来た。
彼女は僕の隣に腰を下ろすと、周囲から見えない位置で、そっと僕の服の裾を掴んできた。
僕は彼女に声を掛けた。
「アル、久し振り。元気だった?」
メイは少し俯き加減のまま、小さくコクリと頷きを返してくれた。
キースさんが口を開いた。
「アル殿はここへ来てから、殆ど毎日、自室で過ごされている様子。せっかく三人顔を合わせたのだ。明日は皆で街に出掛けてみてはどうかな? そう言えば小耳に挟んだのだが、今、帝都には有名なサーカス団が来ているそうだ。街の中央広場で、連日、迫力のある見事な技を披露していて大人気だとか。一緒に楽しんで来るといい」
メイが魔王エンリルの実の娘であり、かつノルン様と母親を同じくする宝珠の顕現者であるという、彼女が抱える複雑な背景に関しては、僕を含めた少数の人間しか知らない。
特にメイ自身の出生の秘密を考えると、皇帝ガイウスには絶対に知られるわけにはいかない。
メイもそうした自分の立場をよく理解し、僕やハーミルが不在の間は極力外出を避けてきたのだろう。
僕を信じて、僕を頼って、その結果こうした窮屈な思いをさせてしまっている事に、今更ながら彼女に対して申し訳ない気持ちで一杯になった。
僕はキースさんに頭を下げた。
「お気遣い、ありがとうございます」
そしてメイに視線を向け、努めて明るい口調で声を掛けた。
「キースさんもこう仰って下さっているし、明日は朝から皆で街に遊びに行こう」
フードの陰から覗くメイの口元が、微かに綻ぶのが見えた。
夕食後、部屋に戻って一人で寛いでいると、部屋の扉が小さくノックされた。
―――コンコン
扉を開けると、廊下にはメイが立っていた。
「カケル、入っても良い?」
「どうしたの? まあ、中に入って」
僕はメイを部屋の中に招き入れ、ベッドの端に並んで腰かけた。
彼女が僕に問い掛けてきた。
「拉致された先の世界での事って、まだ思い出せないの?」
「うん。ハーミルにも同じ事聞かれたんだけど……ごめんね」
「いいの。カケル、元気そうだし、きっとそんなに酷い目にあったわけじゃ無いよね?」
「覚えてはないけれど、酷い目には合ってないと思うよ」
実際はあの世界で女神に敵視され、“酷い目”という言葉では片付けられない程の体験をしてしまったのだけど。
一度なんかは完全に消滅させられたし。
それはともかく、僕の感覚的には、まだ十数時間しか経っていないはずのあの戦い含めて、全てがなんだか懐かしい不思議な気分。
数千年前の世界での体験の数々に思いを馳せていると、メイが再び問いかけてきた。
「『彼方の地』には、いきなり転移しちゃったって話していたけれど、そこでは何も起こらなかった?」
僕はこれまで通りの説明を繰り返した。
「うん。特に何も起こらなかったよ。シャナと一緒に転移して、しばらくしたらイクタスさん達が、扉を開いて『彼方の地』にやって来た……って感じだよ」
「そう……」
メイはしばらく思案顔になった後、再び口を開いた。
「『彼方の地』に、魔神……みたいな何かがいたりしなかった? 或いは何かが封印されているような……例えば遺跡みたいな場所とかなかった?」
「えっ?」
魔神?
封印!?
メイは一体何を……!!?
思わず彼女の顔を見返してしまったけれど、メイはそれに構わず言葉を続けてきた。
「私がナブー達と『始原の地』の祭壇の封印解除に行った時の事、覚えている?」
「勿論、覚えているよ」
あの時、僕は何が何でもメイを“助け出す”のだと決意し、結局、マルドゥクの本拠、ラルサの要塞にまで乗り込み、彼女をこうして“助け出す”事に成功したのだ。
「あの祭壇で私が身動き出来なくなっていた時、やって来たマルドゥクが私に囁いたわ」
メイはそこで言葉を区切り、僕の目をじっと見つめてきた。
「私の宝珠には魔神の力の一部が封じられている。儀式が完遂すれば、私は【混沌の鍵】となって死ぬ、と」
そう前置きしてから、メイは淡々と語りだした。
その儀式の少し前から激しい頭痛に何度も見舞われていた事、
そしてその度に何者かに内側から侵食される感覚が襲ってきていた事、
さらには僕をこの世界に呼び戻す手掛かりを求めて、単独で『彼方の地』への扉を開こうとした際、語り掛けてきた“天の声”についても。
彼女が聞かせてくれた諸々の事項に、僕は強い衝撃を受けた。
特に、マルドゥクがメイに告げてきたという【混沌の鍵】。
これはもしや、『彼女』が自分の全てを犠牲にして、数千年間守り抜いてきた封印をこじ開け、魔神を再びこの世界に解き放つための“極めて危険な何か”なのではあるまいか。
心臓が早鐘のように打ち鳴らされるのをはっきりと自覚しつつ、僕はメイに問い掛けた。
「その話、他の誰かにした事ある?」
メイは首を横に振った。
「ううん。カケルに今話すのが初めて」
これは極めて重要かつ緊急性の高い情報なのは間違いない。
少なくともここで聞き流したり、僕とメイ、二人の間だけで留めてしまって良い話だとはとても思えない。
「メイ、ちょっと待ってね」
「カケル?」
不安そうな顔で僕を見上げてくるメイに笑顔を向けた後、僕は目を閉じた。
そして心を落ち着けつつ、シャナに念話で呼びかけてみた。
『シャナ、聞こえる?』
『救世主、何かあった?』
驚くべき事に、帝都を去る事数千kmの彼方、ヤーウェン近郊にいるはずのシャナから囁きが返ってきた!
『凄いね……これって、距離の制限って無いのかな?』
『救世主と私はパスで深く繋がっている。例え救世主がどこにいようとも、救世主の声は私に必ず届く』
言われてみれば、シャナは数千年の時の壁をものともせず、僕の召喚に応じてしまった”実績“がある。
それはともかく、一刻も早く相談しないと。
『実は……』
話を切り出そうとしたところで、メイから声を掛けられた。
「カケル、もしかして私の事、嫌いになった?」
「えっ?」
念話を中断して目を開くと、メイが泣きそうな顔になっていた。
「私、得体の知れない魔神に魅入られているのかも。そんな女の子、気持ち悪いよね」
どうやら僕がシャナと念話でコンタクトを取ろうとしている事を知らないメイからすると、一大決心の下行った自分の告白のせいで、僕が難しい顔をして黙り込んでしまったように見えたらしい。
僕は思わずメイを抱きしめていた。
「そんな事位でメイを嫌いになったりするものか。メイの事は必ず守り抜く。例え相手が魔神であっても。だから安心して」
「カケル……」
腕の中のメイが潤んだ瞳で僕を見上げてくる中、再びシャナから囁きが届いた。
『救世主、今誰かと一緒にいる?』
『実は、メイがここにいるんだけど……』
僕は手短に、今、メイから聞かされた話をシャナに伝えた。
話を聞き終えたシャナもまた、事の重大さを直ちに理解してくれたらしい。
『救世主、いますぐメイを連れて、私の所へ転移出来る?』
僕は昼間見た、シャナに与えられた区画の情景を思い出した。
『うん、可能だと思うよ』
『私は今ここで一人。しばらく誰もここへは近付けないようにする。今すぐここに来て』
『分かった』
シャナとの念話を終えた僕は、腕の中にいるメイに囁いた。
「メイの中の魔神、何とか出来るかもしれない」
メイの目が大きく見開かれた。
「ほんと?」
「うん。今からちょっと転移したい場所があるんだけど、いいかな?」
メイがやや不安げな表情になった。
「どこへ行くの?」
「シャナの事、覚えているでしょ? 別の世界から僕についてきちゃった女の子」
メイが頷くのを確認してから、僕は言葉を続けた。
「今から彼女の所へ転移するから、一緒に来て」
「それは構わないけれど……でもどうして突然シャナって子のところに転移するの? もしかして彼女は、魔神について何か知っているの?」
「それはシャナから直接聞いた方が良いと思うよ」
僕は霊力を展開した。
次の瞬間、僕達はヤーウェン郊外に設置された幕舎の中、シャナに与えられた区画へと転移していた。
ハーミルが今日の出来事――『始原の地』奥の祭壇でノルン様が儀式を行って『彼方の地』への扉を開き、僕をこの世界へと帰還させた事――を、キースさんに話し始めた。
話が佳境に入った頃、誰かが廊下側の入り口に現れた。
視線を向けてみると、そこには全身を黒っぽいローブで覆い、フードを目深に被り込んだ小柄な人物が立っていた。
僕より一瞬早く、キースさんがその人物に声を掛けた。
「アル殿。そんな所に立っていないで、中に入られよ」
メイ――“アル”という名前は、身元を隠すために彼女が使用している偽名だ――が、おずおずといった感じで部屋に入って来た。
彼女は僕の隣に腰を下ろすと、周囲から見えない位置で、そっと僕の服の裾を掴んできた。
僕は彼女に声を掛けた。
「アル、久し振り。元気だった?」
メイは少し俯き加減のまま、小さくコクリと頷きを返してくれた。
キースさんが口を開いた。
「アル殿はここへ来てから、殆ど毎日、自室で過ごされている様子。せっかく三人顔を合わせたのだ。明日は皆で街に出掛けてみてはどうかな? そう言えば小耳に挟んだのだが、今、帝都には有名なサーカス団が来ているそうだ。街の中央広場で、連日、迫力のある見事な技を披露していて大人気だとか。一緒に楽しんで来るといい」
メイが魔王エンリルの実の娘であり、かつノルン様と母親を同じくする宝珠の顕現者であるという、彼女が抱える複雑な背景に関しては、僕を含めた少数の人間しか知らない。
特にメイ自身の出生の秘密を考えると、皇帝ガイウスには絶対に知られるわけにはいかない。
メイもそうした自分の立場をよく理解し、僕やハーミルが不在の間は極力外出を避けてきたのだろう。
僕を信じて、僕を頼って、その結果こうした窮屈な思いをさせてしまっている事に、今更ながら彼女に対して申し訳ない気持ちで一杯になった。
僕はキースさんに頭を下げた。
「お気遣い、ありがとうございます」
そしてメイに視線を向け、努めて明るい口調で声を掛けた。
「キースさんもこう仰って下さっているし、明日は朝から皆で街に遊びに行こう」
フードの陰から覗くメイの口元が、微かに綻ぶのが見えた。
夕食後、部屋に戻って一人で寛いでいると、部屋の扉が小さくノックされた。
―――コンコン
扉を開けると、廊下にはメイが立っていた。
「カケル、入っても良い?」
「どうしたの? まあ、中に入って」
僕はメイを部屋の中に招き入れ、ベッドの端に並んで腰かけた。
彼女が僕に問い掛けてきた。
「拉致された先の世界での事って、まだ思い出せないの?」
「うん。ハーミルにも同じ事聞かれたんだけど……ごめんね」
「いいの。カケル、元気そうだし、きっとそんなに酷い目にあったわけじゃ無いよね?」
「覚えてはないけれど、酷い目には合ってないと思うよ」
実際はあの世界で女神に敵視され、“酷い目”という言葉では片付けられない程の体験をしてしまったのだけど。
一度なんかは完全に消滅させられたし。
それはともかく、僕の感覚的には、まだ十数時間しか経っていないはずのあの戦い含めて、全てがなんだか懐かしい不思議な気分。
数千年前の世界での体験の数々に思いを馳せていると、メイが再び問いかけてきた。
「『彼方の地』には、いきなり転移しちゃったって話していたけれど、そこでは何も起こらなかった?」
僕はこれまで通りの説明を繰り返した。
「うん。特に何も起こらなかったよ。シャナと一緒に転移して、しばらくしたらイクタスさん達が、扉を開いて『彼方の地』にやって来た……って感じだよ」
「そう……」
メイはしばらく思案顔になった後、再び口を開いた。
「『彼方の地』に、魔神……みたいな何かがいたりしなかった? 或いは何かが封印されているような……例えば遺跡みたいな場所とかなかった?」
「えっ?」
魔神?
封印!?
メイは一体何を……!!?
思わず彼女の顔を見返してしまったけれど、メイはそれに構わず言葉を続けてきた。
「私がナブー達と『始原の地』の祭壇の封印解除に行った時の事、覚えている?」
「勿論、覚えているよ」
あの時、僕は何が何でもメイを“助け出す”のだと決意し、結局、マルドゥクの本拠、ラルサの要塞にまで乗り込み、彼女をこうして“助け出す”事に成功したのだ。
「あの祭壇で私が身動き出来なくなっていた時、やって来たマルドゥクが私に囁いたわ」
メイはそこで言葉を区切り、僕の目をじっと見つめてきた。
「私の宝珠には魔神の力の一部が封じられている。儀式が完遂すれば、私は【混沌の鍵】となって死ぬ、と」
そう前置きしてから、メイは淡々と語りだした。
その儀式の少し前から激しい頭痛に何度も見舞われていた事、
そしてその度に何者かに内側から侵食される感覚が襲ってきていた事、
さらには僕をこの世界に呼び戻す手掛かりを求めて、単独で『彼方の地』への扉を開こうとした際、語り掛けてきた“天の声”についても。
彼女が聞かせてくれた諸々の事項に、僕は強い衝撃を受けた。
特に、マルドゥクがメイに告げてきたという【混沌の鍵】。
これはもしや、『彼女』が自分の全てを犠牲にして、数千年間守り抜いてきた封印をこじ開け、魔神を再びこの世界に解き放つための“極めて危険な何か”なのではあるまいか。
心臓が早鐘のように打ち鳴らされるのをはっきりと自覚しつつ、僕はメイに問い掛けた。
「その話、他の誰かにした事ある?」
メイは首を横に振った。
「ううん。カケルに今話すのが初めて」
これは極めて重要かつ緊急性の高い情報なのは間違いない。
少なくともここで聞き流したり、僕とメイ、二人の間だけで留めてしまって良い話だとはとても思えない。
「メイ、ちょっと待ってね」
「カケル?」
不安そうな顔で僕を見上げてくるメイに笑顔を向けた後、僕は目を閉じた。
そして心を落ち着けつつ、シャナに念話で呼びかけてみた。
『シャナ、聞こえる?』
『救世主、何かあった?』
驚くべき事に、帝都を去る事数千kmの彼方、ヤーウェン近郊にいるはずのシャナから囁きが返ってきた!
『凄いね……これって、距離の制限って無いのかな?』
『救世主と私はパスで深く繋がっている。例え救世主がどこにいようとも、救世主の声は私に必ず届く』
言われてみれば、シャナは数千年の時の壁をものともせず、僕の召喚に応じてしまった”実績“がある。
それはともかく、一刻も早く相談しないと。
『実は……』
話を切り出そうとしたところで、メイから声を掛けられた。
「カケル、もしかして私の事、嫌いになった?」
「えっ?」
念話を中断して目を開くと、メイが泣きそうな顔になっていた。
「私、得体の知れない魔神に魅入られているのかも。そんな女の子、気持ち悪いよね」
どうやら僕がシャナと念話でコンタクトを取ろうとしている事を知らないメイからすると、一大決心の下行った自分の告白のせいで、僕が難しい顔をして黙り込んでしまったように見えたらしい。
僕は思わずメイを抱きしめていた。
「そんな事位でメイを嫌いになったりするものか。メイの事は必ず守り抜く。例え相手が魔神であっても。だから安心して」
「カケル……」
腕の中のメイが潤んだ瞳で僕を見上げてくる中、再びシャナから囁きが届いた。
『救世主、今誰かと一緒にいる?』
『実は、メイがここにいるんだけど……』
僕は手短に、今、メイから聞かされた話をシャナに伝えた。
話を聞き終えたシャナもまた、事の重大さを直ちに理解してくれたらしい。
『救世主、いますぐメイを連れて、私の所へ転移出来る?』
僕は昼間見た、シャナに与えられた区画の情景を思い出した。
『うん、可能だと思うよ』
『私は今ここで一人。しばらく誰もここへは近付けないようにする。今すぐここに来て』
『分かった』
シャナとの念話を終えた僕は、腕の中にいるメイに囁いた。
「メイの中の魔神、何とか出来るかもしれない」
メイの目が大きく見開かれた。
「ほんと?」
「うん。今からちょっと転移したい場所があるんだけど、いいかな?」
メイがやや不安げな表情になった。
「どこへ行くの?」
「シャナの事、覚えているでしょ? 別の世界から僕についてきちゃった女の子」
メイが頷くのを確認してから、僕は言葉を続けた。
「今から彼女の所へ転移するから、一緒に来て」
「それは構わないけれど……でもどうして突然シャナって子のところに転移するの? もしかして彼女は、魔神について何か知っているの?」
「それはシャナから直接聞いた方が良いと思うよ」
僕は霊力を展開した。
次の瞬間、僕達はヤーウェン郊外に設置された幕舎の中、シャナに与えられた区画へと転移していた。
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気になった方は是非読んでみてください。
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