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第4章「こども賢者に、ざまぁ」
第三話
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「そう感じるのは、アンタがあの人に期待されているからだよ」
直後、ヨシタケ達は列の先頭に瞬間移動させられていた。最後尾からではミニチュアサイズにしか見えなかった石造りの神殿が、彼らの前に立ちはだかるようにそびえ立っている。
神殿の前にはプールの監視台のような、脚の長い玉座が設置されており、見上げると少女と見紛うほど愛らしい少年が腰かけていた。紫色の髪と金色の目を持ち、豪奢な金の刺繍が施された黒いローブを羽織っている。
少年はその愛らしい容姿とは裏腹に、虫でも見るような目つきでヨシタケ達を見下ろしていた。
「遅い。あまりにも遅すぎて、凡人を運ぶために瞬間移動を使ってしまった。あの係員はクビだな」
そばで控えていた係員達に指示し、ヨシタケ達を連れて来るのを渋っていた係員をどこかへ連れて行かせる。
彼がいた場所には代わりの係員が立ち、何事もなくプラカードを持って案内していた。
「君が……課題をクリアすれば依頼をタダで受けてくれるっていう、優秀な賢者か?」
「いかにも。僕はノストラ=ザマムス。かの大魔法使い、ザマァーリンの七億七万七千七百七十七番目の弟子さ」
「ザマァーリンの弟子ってことは……もしかして、あの人から俺達の名前を聞いたのか?」
「ご明察。夢の中でお師匠様に頼まれたんだ。"近々、そういう名前の連中が君の元を訪ねてくるから、力になってあげてくれ"とね。お前達の事情も、あらかじめ把握済みさ。だから、特別に課題を受けさせてやる」
ただし、とノストラはヨシタケ達の背後で連なっている列を指差し、告げた。
「課題に挑めるのは、ヨシタケ一人だけだ。ご覧の通り、あとが控えているからね。失敗したら、それで終わりだ。再度、推薦状をもらいに出直してもらうよ」
「イェーイ!」
「さっさと失敗しろー!」
「ざまぁぁぁ!」
ノストラが提示した条件に、順番を待っている者達は歓声をあげる。
どうやら、特別扱いされているヨシタケ達にかなり不満を持っているらしい。万が一、課題をクリアできなければ、彼らから〈ザマァ〉の応酬を受けることになるだろう。
汚らしく野次を飛ばす彼らを、仲間達は怒りの形相で睨んだ。
「うるせー! ヨシタケの次は、お前らの番だからな!」
「ヨシタケが成功したら、貴様らなど〈ザマァ〉で一掃してやる!」
「大人しく首を洗って、待っていなさい!」
(こいつら……俺が勝てるって信じてくれてるんだな。ちょっと泣きそうになるぜ)
頼もしい仲間達の姿に、ヨシタケは勇気づけられた。前世ではそのように信じてくれる仲間などいなかった。
ヨシタケは込み上げてくるものをグッとこらえ、課題についてノストラに尋ねた。
「で? 俺は何をすればいいんだ?」
「簡単なことさ。僕が知らないことを教えてほしい」
ノストラは意地が悪そうに、ニヤリと笑った。
「僕の専門は"占い"でね……人や物のおおよその過去・現在・未来を調べることができるんだ。でも、そのせいで何を見聞きしてもつまらなくなっちゃってさー。そこで"僕が知らないことを教えてくれた人間の依頼は、無償で受けてあげる"ことにしたんだ。今のところ、誰もクリアしてはいないけどね。どう? それでもやる?」
「……やる」
ヨシタケは迷わず頷いた。
正直、ノストラのスペックが高過ぎて「チートじゃねぇか!」とは思ったが、自分だけが知っている奥の手があることに、ヨシタケは既に気づいていた。
(この勝負……俺の勝ちだ!)
「では、ヨシタケ=ハザマによるチャレンジ……開始ぃ!」
係員がドラを叩き、課題の始まりの合図をする。
仲間達と列に並んでいる者達が固唾を飲んで見守る中、ヨシタケは口を開いた。
「……実は俺、前世はこことは違う世界で生きていたんだ」
「知ってるよ。アンタの経歴なんて、とっくに調査済みさ。さほど興味のそそられる内容ではなかったから、大まかにしか調べてないけどね」
「じゃあ、俺がいた世界がどんな世界だったかは知らないんだな?」
「調べてないからね」
途端に、ヨシタケは「してやったり」と笑みを浮かべた。
「だったら、教えてやるよ……君が知らない、俺の世界のことをね!」
ヨシタケは思いつく限り、この世界と己の世界との違いについて話した。
「ざまぁ」でモンスターは倒せないこと、そもそもモンスターや魔法が存在しないこと、代わりに科学が発達しており、ホウキやドラゴンで移動するよりずっと速いこと、名前にやたら「ザマァ」とつくのはこの世界だけであること、プロフィポリスの塔よりもずっと高いタワーが世界中にいくつも建っていること、この世界ではどうかは知らないが、人類が宇宙に行っていること、ラノベという最高に面白い読み物があること……。
全く異なる文化を持つヨシタケの世界に、列の前の方で並んでいる者達は興味深そうに話を聞いていた。
「そんな世界があるなんて、驚きだなぁ」
「プロフィポリスよりデカい塔があるとは……是非、見てみたい」
「俺はラノベという書物を読んでみたいなぁ。可愛い女の子がいっぱい出てくるなんて、最高じゃないか!」
一堂が盛り上がる中、ノストラも「なるほど」とヨシタケの話に興味をそそられた様子で、いつのまにか前のめりになっていた。
「なかなか愉快な世界のようだね。僕でも知らないことが、たくさんありそう」
「だろ?」
ヨシタケは得意げに、胸を張る。
しかしノストラは「でもさ、」と冷たく笑み、尋ねた。
「証拠はあるの?」
「……証拠?」
途端に、ヨシタケは固まった。なんとなく、嫌な予感がした。
「証拠って、何の証拠だ?」
「もちろん、アンタが今話してくれたことが真実であるという証拠さ。本当なら僕が今すぐアンタの世界へ転移して、この目で確かめに行けるといいんだけど、あいにく若輩者なんでね。まだ異世界への転移術は習得していないんだ。できるのはせいぜい、短距離の瞬間移動くらい。だから、アンタが話した内容が真実であると分かるような証拠があれば、信じられるんだけど……」
「そんなの持ってるわけないだろ? ラノベを持って生まれてきたわけじゃねぇんだから」
ノストラはニンマリと満面の笑みを浮かべ、告げた。
「なら、アンタが本当のことを言っているかどうか立証はできないね!」
「そんな! 俺の現在を占えば、嘘を言ってないって分かるはずだろ?!」
「例え真実を話していたとしても、僕は客観的事実がないと認めないってことにしてるんだ。自らに暗示をかけて、話しているかもしれないしね」
ノストラの冷静な判断に、ヨシタケの話を信じ切っていた人々は「なんだ、嘘だったのかよー」と落胆する。
(くそっ! あともう少しだったのに!)
ヨシタケは悔しそうにノストラを見上げ、睨んだ。
ノストラの愛らしい天使のような笑顔が、今は死刑を宣告する悪魔の笑みに見えた。
直後、ヨシタケ達は列の先頭に瞬間移動させられていた。最後尾からではミニチュアサイズにしか見えなかった石造りの神殿が、彼らの前に立ちはだかるようにそびえ立っている。
神殿の前にはプールの監視台のような、脚の長い玉座が設置されており、見上げると少女と見紛うほど愛らしい少年が腰かけていた。紫色の髪と金色の目を持ち、豪奢な金の刺繍が施された黒いローブを羽織っている。
少年はその愛らしい容姿とは裏腹に、虫でも見るような目つきでヨシタケ達を見下ろしていた。
「遅い。あまりにも遅すぎて、凡人を運ぶために瞬間移動を使ってしまった。あの係員はクビだな」
そばで控えていた係員達に指示し、ヨシタケ達を連れて来るのを渋っていた係員をどこかへ連れて行かせる。
彼がいた場所には代わりの係員が立ち、何事もなくプラカードを持って案内していた。
「君が……課題をクリアすれば依頼をタダで受けてくれるっていう、優秀な賢者か?」
「いかにも。僕はノストラ=ザマムス。かの大魔法使い、ザマァーリンの七億七万七千七百七十七番目の弟子さ」
「ザマァーリンの弟子ってことは……もしかして、あの人から俺達の名前を聞いたのか?」
「ご明察。夢の中でお師匠様に頼まれたんだ。"近々、そういう名前の連中が君の元を訪ねてくるから、力になってあげてくれ"とね。お前達の事情も、あらかじめ把握済みさ。だから、特別に課題を受けさせてやる」
ただし、とノストラはヨシタケ達の背後で連なっている列を指差し、告げた。
「課題に挑めるのは、ヨシタケ一人だけだ。ご覧の通り、あとが控えているからね。失敗したら、それで終わりだ。再度、推薦状をもらいに出直してもらうよ」
「イェーイ!」
「さっさと失敗しろー!」
「ざまぁぁぁ!」
ノストラが提示した条件に、順番を待っている者達は歓声をあげる。
どうやら、特別扱いされているヨシタケ達にかなり不満を持っているらしい。万が一、課題をクリアできなければ、彼らから〈ザマァ〉の応酬を受けることになるだろう。
汚らしく野次を飛ばす彼らを、仲間達は怒りの形相で睨んだ。
「うるせー! ヨシタケの次は、お前らの番だからな!」
「ヨシタケが成功したら、貴様らなど〈ザマァ〉で一掃してやる!」
「大人しく首を洗って、待っていなさい!」
(こいつら……俺が勝てるって信じてくれてるんだな。ちょっと泣きそうになるぜ)
頼もしい仲間達の姿に、ヨシタケは勇気づけられた。前世ではそのように信じてくれる仲間などいなかった。
ヨシタケは込み上げてくるものをグッとこらえ、課題についてノストラに尋ねた。
「で? 俺は何をすればいいんだ?」
「簡単なことさ。僕が知らないことを教えてほしい」
ノストラは意地が悪そうに、ニヤリと笑った。
「僕の専門は"占い"でね……人や物のおおよその過去・現在・未来を調べることができるんだ。でも、そのせいで何を見聞きしてもつまらなくなっちゃってさー。そこで"僕が知らないことを教えてくれた人間の依頼は、無償で受けてあげる"ことにしたんだ。今のところ、誰もクリアしてはいないけどね。どう? それでもやる?」
「……やる」
ヨシタケは迷わず頷いた。
正直、ノストラのスペックが高過ぎて「チートじゃねぇか!」とは思ったが、自分だけが知っている奥の手があることに、ヨシタケは既に気づいていた。
(この勝負……俺の勝ちだ!)
「では、ヨシタケ=ハザマによるチャレンジ……開始ぃ!」
係員がドラを叩き、課題の始まりの合図をする。
仲間達と列に並んでいる者達が固唾を飲んで見守る中、ヨシタケは口を開いた。
「……実は俺、前世はこことは違う世界で生きていたんだ」
「知ってるよ。アンタの経歴なんて、とっくに調査済みさ。さほど興味のそそられる内容ではなかったから、大まかにしか調べてないけどね」
「じゃあ、俺がいた世界がどんな世界だったかは知らないんだな?」
「調べてないからね」
途端に、ヨシタケは「してやったり」と笑みを浮かべた。
「だったら、教えてやるよ……君が知らない、俺の世界のことをね!」
ヨシタケは思いつく限り、この世界と己の世界との違いについて話した。
「ざまぁ」でモンスターは倒せないこと、そもそもモンスターや魔法が存在しないこと、代わりに科学が発達しており、ホウキやドラゴンで移動するよりずっと速いこと、名前にやたら「ザマァ」とつくのはこの世界だけであること、プロフィポリスの塔よりもずっと高いタワーが世界中にいくつも建っていること、この世界ではどうかは知らないが、人類が宇宙に行っていること、ラノベという最高に面白い読み物があること……。
全く異なる文化を持つヨシタケの世界に、列の前の方で並んでいる者達は興味深そうに話を聞いていた。
「そんな世界があるなんて、驚きだなぁ」
「プロフィポリスよりデカい塔があるとは……是非、見てみたい」
「俺はラノベという書物を読んでみたいなぁ。可愛い女の子がいっぱい出てくるなんて、最高じゃないか!」
一堂が盛り上がる中、ノストラも「なるほど」とヨシタケの話に興味をそそられた様子で、いつのまにか前のめりになっていた。
「なかなか愉快な世界のようだね。僕でも知らないことが、たくさんありそう」
「だろ?」
ヨシタケは得意げに、胸を張る。
しかしノストラは「でもさ、」と冷たく笑み、尋ねた。
「証拠はあるの?」
「……証拠?」
途端に、ヨシタケは固まった。なんとなく、嫌な予感がした。
「証拠って、何の証拠だ?」
「もちろん、アンタが今話してくれたことが真実であるという証拠さ。本当なら僕が今すぐアンタの世界へ転移して、この目で確かめに行けるといいんだけど、あいにく若輩者なんでね。まだ異世界への転移術は習得していないんだ。できるのはせいぜい、短距離の瞬間移動くらい。だから、アンタが話した内容が真実であると分かるような証拠があれば、信じられるんだけど……」
「そんなの持ってるわけないだろ? ラノベを持って生まれてきたわけじゃねぇんだから」
ノストラはニンマリと満面の笑みを浮かべ、告げた。
「なら、アンタが本当のことを言っているかどうか立証はできないね!」
「そんな! 俺の現在を占えば、嘘を言ってないって分かるはずだろ?!」
「例え真実を話していたとしても、僕は客観的事実がないと認めないってことにしてるんだ。自らに暗示をかけて、話しているかもしれないしね」
ノストラの冷静な判断に、ヨシタケの話を信じ切っていた人々は「なんだ、嘘だったのかよー」と落胆する。
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