129 / 180
第129話 行方不明者と古代の神殿
しおりを挟む
馬車はアルテを出て森へと向かっていく。
その道中、様々な人とすれ違うことがあった。
比較的辺境と思われるこのアルテ村だが、それだけの人が集まってくることにボクは驚きを隠せないでいた。
特に、ハンターだけじゃなく商人や貴族といった人も混じっていたことが驚きだった。
どうやら想像以上にこのアルテ村は期待されているらしい。
「アルテ北西にダンジョンが見つかったらしい。なんでも中にはお宝がたんまりあったとかで、街のほうではちょっとした騒ぎなんだとか」
「なかなか価値のあるマジックアイテムが見つかったって話だ。今なら安く仕入れられるかもしれないな」
(ふぅん)
「遥お姉様、今の話は……」
「今はあまりに気になくていいと思いますよ。どうも北側ではダンジョンやら何やらがよく見つかるようでして」
ハンターの少女たちも今の話は聞いていたようで、少し興味を持ったような顔をしている。
「ほかに何かいい話はないですかね……」
街道を森へ向けて進む最中、聞き耳を立てながら噂話を収集することにした。
するとまた興味深い話が聞こえてきたのだ。
「古代の神殿って聞いたことあるか?」
「あぁ。なんでもアルテ北にある裂け目の奥にあったっていう古代遺跡のことだろ? 侵入しようとしたけど侵入できない上に、高濃度の魔素が渦巻いているせいで何人も死人が出たっていう」
「おう、それだ。ついさっきの話だが高ランクパーティーが全滅したらしい。早馬に乗った神殿の僧兵が話をしてた」
「高ランク? どこの誰だ?」
「Aランクパーティーの【叡智の探究者】だ」
「なんだって!? あそこはSランクがいただろ?」
「行方不明だとさ」
「なんてこったい。じゃあ救助は」
「何人か死体は回収したらしいけど、Sランクまでは探せなかったとさ」
「ギルドマスターは?」
「ヒンメス様は立ち入り禁止を宣言されたよ。捜索や回収については後程計画するらしい」
「最低でもSランクだけでも生きてればいいが」
「あぁ。なんたってヒンメス様の妹の娘だからな」
(う~ん。ヒンメスさんはあの時点では知らなかったのか)
どうやら何か事件が起きたようだ。
「あそこ8人だったよな」
「あぁ。前衛2中衛3後衛3だな。回収された死体はAランク戦士2とAランク探索者1、Cランク運び屋2だ。Aランク魔術師とBランク弓使い、Sランク神官は行方不明だ」
「こりゃあ荒れるな」
「とりあえず、ギルドの動向を見守ろうぜ」
「だな」
ボクが聞き取れたのはここまでだった。
死んでしまった人は仕方ないにしても、行方不明の人は少し気がかりだ。
でも、魔素が濃い場所かぁ。
長くは持たないかもしれないね。
「遥かお姉様、何をお考えで?」
ボクが考え込んでしまったのを見て気になったのか、瑞歌さんが語り掛けてきた。
う~ん、様子だけ見るべきだろうか?
「いえ、ちょっとその遺跡とやらが気になりまして」
「なるほど。では少し遠回りをいたしましょう。ミレさん」
瑞歌さんがそう言葉をかけると、ミレは頷いて進路を森から方向をずらし、森沿いに北に向かうように進めさせた。
「あ、ありがとうございます。現地に着きましたら、ボクと酒呑童子さん、瑞歌さんとミレたち以外は馬車で待機していてください。それと瑞歌さん、人払いの結界をお願いします」
「わかりましたわ」
「わ、わかりました」
「おう」
危険な場所らしいので新しく加わった8人を連れていくことはできない。
影響の及ばないボクたちだけで行くのが最適だろう。
「あ、現地に到着したら瑞葉を連れてきますね」
「わかりましたわ」
ダンジョン化してる可能性があるので、瑞葉を連れて行くといいかもしれない。
馬車は街道をそっと離れ、誰もいない場所まで行く。
そして誰にも見られないようそっと姿を隠すとペガサスさんたちが空を飛んで馬車をけん引した。
当然一瞬馬車が少し傾いてみんな驚くが、すぐに安定するので何事もなかったかのように車内は落ち着きを取り戻した。
この馬車は空を飛ぶと水平になるよう魔法が掛かっているらしく、空中でぶら下がった状態になることはない。
なんというか、とてもご都合主義な馬車なのだ。
「遥お姉様、瑞歌お姉様、今何が」
「ちょっと空を飛んでいるだけですわ。気にせずその場にいなさいな」
「そ、空!?」
「ちょ、暴れないでちょうだい」
「大丈夫ですから。落ちたりしませんから寛いでいてください」
若干パニックになるものの、シーラがお茶とクッキーを取り出したことで車内は一時的に落ち着いた雰囲気を取り戻した。
まぁ、この状態で外に出ようとしても出られないから落ちることはあり得ないんだけどね。
しばらく談笑を続けていると、目標を発見したらしく馬車は緩やかに下降を始めた。
最初と違って傾きを感じないので車内に異変はない。
「どうやら到着したようですね」
まるで空飛ぶ救急車とでも言わんばかりの速度で現地へと向かったわけだが、少し急ぎすぎたかもしれない。
まだ現場には人が残っているのが確認できた。
長い台車には布に包まれたものが5本積み重なっているのが見える。
あれが件の遺体なのだろう。
「さて、人払いをしたまま降りるしかないですね」
遺体についてはあとで考えておこう。
まずは裂け目へと降りることが重要だ。
「オレは飛び降りても大丈夫だけどよ、遥はだめだろ?」
「はい、死ぬほど怖いです」
これがボクの率直な感想だ。
「では私が下にお連れしますわ。お姉様たちは私のそばにいてくださいな」
瑞歌さんがそう言い終わると、ボクたちは急いで瑞歌さんの周りに集まった。
すると、足元が薄く輝き、そのまま円盤が出現。
ボクたちをエレベーターの要領で遺跡部分まで運んでくれたのだ。
「ありがとうございます。ここに転移水晶を設置します」
ボクはさっそく台座と転移水晶を設置し、そのまま起動させた。
繋がっている先はボクたちの拠点だ。
「さて、少し行ってきますね」
「おうよ」
「いってらっしゃいませ」
みんなに見送られながら開いたゲートをくぐって転移部屋へと移動する。
「遥様お帰りなさいませ!」
転移部屋待機係のフェアリーノームがボクを見てにこやかに挨拶をしてくれる。
「ただいまです。瑞葉はいますか?」
「はい、お部屋でゆっくりしております。お呼びしますか?」
「お願いします。少しダンジョンと思われる場所へ行くので」
「わかりました。少々お待ちくださいませ」
待機係のフェアリーノームはそう言うとタタタと駆け出して部屋へと向かっていった。
それからしばらくして……。
「お母様!!」
「おっと」
駆け寄ってきた瑞葉を抱きとめるとその頭をボクはそっと撫でる。
「何やらダンジョンへ行くと聞きました!」
「はい。ダンジョンだとは思いますが、色々問題のあるところのようでして」
「なら私の力が役に立つと思います!」
「では行きましょう」
「はい!!」
笑顔の瑞葉と手を繋いで再びゲートを通り、現場へと戻る。
「おう、戻ったか。瑞葉にっこにこだな」
ゲートを出てすぐに出会ったのは酒呑童子さんだった。
酒呑童子と瑞葉は馬が合うようで早いうちから仲良くなっていたのだ。
「酒呑童子お姉ちゃんこんにちは。瑞歌さんもこんにちはー」
「はい、こんにちはですわ」
小さくて元気で可愛らしい瑞葉が来てからというもの、瑞歌さんもすっかり柔らかくなったような気がする。
「準備はどうですか?」
早速突入したいところだが、現在の状況はどうなっているのだろうか。
「いつでも大丈夫ですわ。しばらくはこの遺跡地には誰も立ち寄らないでしょう。それにしても、ただの人間がよくここに入れましたわね」
「短時間なら何とか大丈夫とは聞きましたけど、よくこんな危ない場所にある古代の神殿なんかに来ようと思いましたよね」
瑞歌さんが疑問に思うのももっともで、ここは大地の裂け目の底にある。
近くにはポツポツと黒い水溜りのような魔素だまりがあり、非常に危険な状場所となっていた。
おそらく、通常の人間だと1~2時間が活動限界といったところだろう。
「では行きましょう。魔素は回収していきますよ」
「わかりましたわ」
「おう。魔素ってのは変なにおいがするからすぐわかるぜ」
「ダンジョンマッピングなら私にお任せです!」
こうしてボクたちは古代の神殿と呼ばれる場所へと足を踏み入れるのだった。
その道中、様々な人とすれ違うことがあった。
比較的辺境と思われるこのアルテ村だが、それだけの人が集まってくることにボクは驚きを隠せないでいた。
特に、ハンターだけじゃなく商人や貴族といった人も混じっていたことが驚きだった。
どうやら想像以上にこのアルテ村は期待されているらしい。
「アルテ北西にダンジョンが見つかったらしい。なんでも中にはお宝がたんまりあったとかで、街のほうではちょっとした騒ぎなんだとか」
「なかなか価値のあるマジックアイテムが見つかったって話だ。今なら安く仕入れられるかもしれないな」
(ふぅん)
「遥お姉様、今の話は……」
「今はあまりに気になくていいと思いますよ。どうも北側ではダンジョンやら何やらがよく見つかるようでして」
ハンターの少女たちも今の話は聞いていたようで、少し興味を持ったような顔をしている。
「ほかに何かいい話はないですかね……」
街道を森へ向けて進む最中、聞き耳を立てながら噂話を収集することにした。
するとまた興味深い話が聞こえてきたのだ。
「古代の神殿って聞いたことあるか?」
「あぁ。なんでもアルテ北にある裂け目の奥にあったっていう古代遺跡のことだろ? 侵入しようとしたけど侵入できない上に、高濃度の魔素が渦巻いているせいで何人も死人が出たっていう」
「おう、それだ。ついさっきの話だが高ランクパーティーが全滅したらしい。早馬に乗った神殿の僧兵が話をしてた」
「高ランク? どこの誰だ?」
「Aランクパーティーの【叡智の探究者】だ」
「なんだって!? あそこはSランクがいただろ?」
「行方不明だとさ」
「なんてこったい。じゃあ救助は」
「何人か死体は回収したらしいけど、Sランクまでは探せなかったとさ」
「ギルドマスターは?」
「ヒンメス様は立ち入り禁止を宣言されたよ。捜索や回収については後程計画するらしい」
「最低でもSランクだけでも生きてればいいが」
「あぁ。なんたってヒンメス様の妹の娘だからな」
(う~ん。ヒンメスさんはあの時点では知らなかったのか)
どうやら何か事件が起きたようだ。
「あそこ8人だったよな」
「あぁ。前衛2中衛3後衛3だな。回収された死体はAランク戦士2とAランク探索者1、Cランク運び屋2だ。Aランク魔術師とBランク弓使い、Sランク神官は行方不明だ」
「こりゃあ荒れるな」
「とりあえず、ギルドの動向を見守ろうぜ」
「だな」
ボクが聞き取れたのはここまでだった。
死んでしまった人は仕方ないにしても、行方不明の人は少し気がかりだ。
でも、魔素が濃い場所かぁ。
長くは持たないかもしれないね。
「遥かお姉様、何をお考えで?」
ボクが考え込んでしまったのを見て気になったのか、瑞歌さんが語り掛けてきた。
う~ん、様子だけ見るべきだろうか?
「いえ、ちょっとその遺跡とやらが気になりまして」
「なるほど。では少し遠回りをいたしましょう。ミレさん」
瑞歌さんがそう言葉をかけると、ミレは頷いて進路を森から方向をずらし、森沿いに北に向かうように進めさせた。
「あ、ありがとうございます。現地に着きましたら、ボクと酒呑童子さん、瑞歌さんとミレたち以外は馬車で待機していてください。それと瑞歌さん、人払いの結界をお願いします」
「わかりましたわ」
「わ、わかりました」
「おう」
危険な場所らしいので新しく加わった8人を連れていくことはできない。
影響の及ばないボクたちだけで行くのが最適だろう。
「あ、現地に到着したら瑞葉を連れてきますね」
「わかりましたわ」
ダンジョン化してる可能性があるので、瑞葉を連れて行くといいかもしれない。
馬車は街道をそっと離れ、誰もいない場所まで行く。
そして誰にも見られないようそっと姿を隠すとペガサスさんたちが空を飛んで馬車をけん引した。
当然一瞬馬車が少し傾いてみんな驚くが、すぐに安定するので何事もなかったかのように車内は落ち着きを取り戻した。
この馬車は空を飛ぶと水平になるよう魔法が掛かっているらしく、空中でぶら下がった状態になることはない。
なんというか、とてもご都合主義な馬車なのだ。
「遥お姉様、瑞歌お姉様、今何が」
「ちょっと空を飛んでいるだけですわ。気にせずその場にいなさいな」
「そ、空!?」
「ちょ、暴れないでちょうだい」
「大丈夫ですから。落ちたりしませんから寛いでいてください」
若干パニックになるものの、シーラがお茶とクッキーを取り出したことで車内は一時的に落ち着いた雰囲気を取り戻した。
まぁ、この状態で外に出ようとしても出られないから落ちることはあり得ないんだけどね。
しばらく談笑を続けていると、目標を発見したらしく馬車は緩やかに下降を始めた。
最初と違って傾きを感じないので車内に異変はない。
「どうやら到着したようですね」
まるで空飛ぶ救急車とでも言わんばかりの速度で現地へと向かったわけだが、少し急ぎすぎたかもしれない。
まだ現場には人が残っているのが確認できた。
長い台車には布に包まれたものが5本積み重なっているのが見える。
あれが件の遺体なのだろう。
「さて、人払いをしたまま降りるしかないですね」
遺体についてはあとで考えておこう。
まずは裂け目へと降りることが重要だ。
「オレは飛び降りても大丈夫だけどよ、遥はだめだろ?」
「はい、死ぬほど怖いです」
これがボクの率直な感想だ。
「では私が下にお連れしますわ。お姉様たちは私のそばにいてくださいな」
瑞歌さんがそう言い終わると、ボクたちは急いで瑞歌さんの周りに集まった。
すると、足元が薄く輝き、そのまま円盤が出現。
ボクたちをエレベーターの要領で遺跡部分まで運んでくれたのだ。
「ありがとうございます。ここに転移水晶を設置します」
ボクはさっそく台座と転移水晶を設置し、そのまま起動させた。
繋がっている先はボクたちの拠点だ。
「さて、少し行ってきますね」
「おうよ」
「いってらっしゃいませ」
みんなに見送られながら開いたゲートをくぐって転移部屋へと移動する。
「遥様お帰りなさいませ!」
転移部屋待機係のフェアリーノームがボクを見てにこやかに挨拶をしてくれる。
「ただいまです。瑞葉はいますか?」
「はい、お部屋でゆっくりしております。お呼びしますか?」
「お願いします。少しダンジョンと思われる場所へ行くので」
「わかりました。少々お待ちくださいませ」
待機係のフェアリーノームはそう言うとタタタと駆け出して部屋へと向かっていった。
それからしばらくして……。
「お母様!!」
「おっと」
駆け寄ってきた瑞葉を抱きとめるとその頭をボクはそっと撫でる。
「何やらダンジョンへ行くと聞きました!」
「はい。ダンジョンだとは思いますが、色々問題のあるところのようでして」
「なら私の力が役に立つと思います!」
「では行きましょう」
「はい!!」
笑顔の瑞葉と手を繋いで再びゲートを通り、現場へと戻る。
「おう、戻ったか。瑞葉にっこにこだな」
ゲートを出てすぐに出会ったのは酒呑童子さんだった。
酒呑童子と瑞葉は馬が合うようで早いうちから仲良くなっていたのだ。
「酒呑童子お姉ちゃんこんにちは。瑞歌さんもこんにちはー」
「はい、こんにちはですわ」
小さくて元気で可愛らしい瑞葉が来てからというもの、瑞歌さんもすっかり柔らかくなったような気がする。
「準備はどうですか?」
早速突入したいところだが、現在の状況はどうなっているのだろうか。
「いつでも大丈夫ですわ。しばらくはこの遺跡地には誰も立ち寄らないでしょう。それにしても、ただの人間がよくここに入れましたわね」
「短時間なら何とか大丈夫とは聞きましたけど、よくこんな危ない場所にある古代の神殿なんかに来ようと思いましたよね」
瑞歌さんが疑問に思うのももっともで、ここは大地の裂け目の底にある。
近くにはポツポツと黒い水溜りのような魔素だまりがあり、非常に危険な状場所となっていた。
おそらく、通常の人間だと1~2時間が活動限界といったところだろう。
「では行きましょう。魔素は回収していきますよ」
「わかりましたわ」
「おう。魔素ってのは変なにおいがするからすぐわかるぜ」
「ダンジョンマッピングなら私にお任せです!」
こうしてボクたちは古代の神殿と呼ばれる場所へと足を踏み入れるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜
キノア9g
ファンタジー
「異世界に転移したら、ぼっちでした!?」
20歳の普通の会社員、ぼっちーが目を覚ましたら、そこは見知らぬ異世界の草原。手元には謎のスマホと簡単な日用品だけ。サバイバル知識ゼロでお金もないけど、せっかくの異世界生活、ブログで記録を残していくことに。
一風変わったブログ形式で、異世界の日常や驚き、見知らぬ土地での発見を綴る異世界サバイバル記録です!地道に生き抜くぼっちーの冒険を、どうぞご覧ください。
毎日19時更新予定。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる