いつか君に伝えたい。

ゆこ

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本編

喜びとドーナツ~ななみside~

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時が流れ、試験の日。
特別推薦は、校内シェフから推薦された人のみ受けれる。推薦者5人は来ていた。
次々の試験で落とされてた。
ハルと私は、
1次試験。国語数学筆記。合格!
2次試験。面接。合格!
最終試験まで来た。

最終試験は、ナッペされたスポンジケーキのデコレーションだった。
※ナッペ・・・ケーキのデコレーションをするときにクリームを塗って行く作業をいう。

緊張したが全員終わった。
やっぱ多忙なのか、反町シェフは、居なかった。

審査結果が出るのは、その場らしい。
30分後私とハルともう一人の人は、合格した。

~~帰り道~~
学校前で喜ぶのはなんか、良くないかなーって思い、今からハルの作業室へ行くことにした。
近くの公園を通っていたらある人から声をかけられた。
「おーい。春川さん!中野くん!」
振り向いたらもう私たちの他に受かった人が居た。
えっと....名前....。
「僕、花王愛琉。花に王と書いて、はなおう。」
「おー。俺は中野ハル。」
「春川ななみです...。」
「君たち、誰の紹介だったの?もしかして、反町大地シェフとか?」
「そうだよ。俺たち反町シェフの推薦者。」
ハルは嬉しそうに言ってた。
花王くん、誰の推薦者なのかな?
「花王くんは、誰かの推薦なの?」
「僕は、勝宮シェフの紹介。僕のお父さんの弟子?だったかな?」
前ハルと見た雑誌に載ってた有名ホテルの花王シェフの息子かな?
「もしかして、ショコラティエの花王シェフ?」
「うん。一応ね~」
「すげーーー。花王、絞りめっちゃ上手かったよな!どうやったらあんなに上手くいくんだ?」
「僕の得意は焼き菓子だからひたすらクッキーを焼いたからかな?でも、春川さんも中野くんも凄かった!じゃ!僕は帰るね!船の時間になりそう!またね!」
花王くんは、走っていった。

「なんか、すごい子だったね。」
「にしても、シェフの息子なんて羨ましいな!まぁ、とりあえず柚希達集めて合格祝いしようぜ!」
「うんっ!」

華と柚希と合流したが....。
2人は珍しく(初めてだと思う)喧嘩をしていた。2人が離れていた。
「華?どうしたの?柚希と喧嘩した?」
「私さ、柚希と待ち合わせしてたの。ここ来る前に。そしたらね、ナンパされた。それを見た柚希が怒っちゃって...」
「柚希、ほんと?」
「.....。」

どうにかしなきゃと思い、ハルを引っ張った。
「ハル...柚希怒ってる...とりあえず、外で出て話してきて。」
「わかった。柚希!!ちょっと買い出し行くぞ!」
「ん!」
2人は、買い出しへ行った。
「華?華はどうしたいの?」
「仲直りしたいよー。」
華は泣きそうだ。
「華?お菓子作ろっか!」
「え...今?やだよ....。なな、何呑気なこと言ってるの。」
「お菓子作ると少しはモヤモヤ消えるよ。
さて、何作る?バナナドーナツでも作るか!」
「ドーナツ作る!」
2人でひとくちバナナドーナツを作った。
ドーナツ生地でバナナを包み、揚げた。
チョコレートをつけたりして完成させた。
「柚希、ドーナツ好きだよね。きっと仲良くできるかな。」

ガチャ...男たちは帰ってきた。

「柚希...ごめんね。私が気をつけてなかったから柚希を困らせたよね?」
「華ごめん。華は悪くないのに俺怒っちゃって、困らせたよな。」
「「一緒にドーナツ食べよ?」」

まさかの柚希とハルは、ドーナツと生クリーム、ピザを買ってきた。

4人で大爆笑しながら、ドーナツパーティをした。ちなみに合格したことを言った。
2人とも喜んでくれた。

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