いつか君に伝えたい。

ゆこ

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本編

コンクール~ななみside~

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コンクール出ることに決まった。
説明会に行ってきた。

勝宮先生が説明してくれた。
「今回のコンクールは、場所は東京。全国の高校生が出る。作品を学校で作り、コンクールで3種のスイーツを販売し、1番評価の高いものが優勝とする。テーマは、高校生。明日から1週間授業時間に自分たちでは話し合い作るものを決めてくれ。質問あるか?」

「はい!」
手を挙げたのは、2年のトップの相坂先輩だった。
「どうした?」
「作品を作って、仕上げもしてから持っていきますか?あと、イートインスペースありますか?」
「今回はイートインのみ。テイクアウト不可。仕上げは販売先でやる。」
「ありがとうございます。」

「他は?ないな?では以上!解散!」

「「「ありがとうございました。」」」

調理室は3つあるため、別々にした。
高校生かぁ...って思ってて、何も浮かばなくて私たちは連想ゲームをすることにした。
「私は、友情。」
「僕は、恋。」
「俺は、笑顔。」
4人は出れない。だから私は補欠。

「よし、何作るか決めるか。恋は?なんのイメージ?」
「僕はね、バラだなぁ。バラのマカロンは?」
「マカロンって結構好き嫌い分かれるから、パウンドケーキは?」

「バラのパウンドケーキは、確定。」
愛琉くんは、嬉しそうにしていた。
なんで恋なんだろう?後で聞こう。

「次は、笑顔。ハルだね?」
「俺は、みんなが笑顔になるフルーツタルトを作る。」
「いいんじゃない?中野くんらしい。」
「いいよね?なな?」
「いいと思う!頑張れハル。」
ハルは嬉しそうにおう!って言ってた。

「涙は、雪平さんだね?何作るの?」
「私は、ボンボンショコラを4種にする。」
「4種か!いいじゃん!」
「カナエ、考えるの手伝う!」
「ありがとう~ななみ~」

愛琉くんに、なんで恋なの?ってコソッと聞いてみた。まさかの答えが帰ってきた。
「僕、入試の時に雪平さんに恋してたんだ。一目惚れってやつ。」って、わたしに耳元で教えてくれた。なるほど....カナエねぇ~

そんな話をしてたら出来た。

試食しようと準備していた。

そんな時電話がなった。
~♪~♪~
「あれ?私?実家からだ...もしもし。」
カナエは電話に出た。
「えっ?どういうこと?ママが?うん...うん...分かった今すぐ...帰る。」
ピッ...
カナエは、泣いていた。
「カナエ....?」
「みんなごめん。ママが倒れて、手術受けないとみたい。私北海道帰らなきゃ行けなくなった。ごめん。ななみ。私の代わりに涙をテーマのお菓子出して。お願い。賞取ってきてよね?」


カナエに抱きついた。
「どうしよう。私不安だよ。カナエ...。」
だってカナエ、私補欠合格だよ?ねぇ...。
「ななみなら大丈夫だよ?夏休み、頑張ったんでしょ?私は今回出れない。ゴメンね。だから、頼んだよ?」
カナエは1人ずつ握手をし、負けるなと言い残し、先生に全て説明し、荷物をまとめ帰った。

「ハル、愛琉くん、私達優勝するよ。私、カナエの代わりに作るから。涙をテーマに。作るものも決めた。」
「「おう!」」

そうしてるうちにコンクールの日になった。

私達のチーム名。
「チームネージュ(雪)」
カナエ、優勝してくるから。

そう思い、準備した。ケーキの仕上げは、販売先。もう行列はできていた。
やっぱり、反町シェフの教えてる高校と知ればこんなか、と思った。

ちなみに、商品名は、
恋→花~le coup de foudre~(一目惚れ)
笑顔→ 天使~ton sourire~(君の笑顔)
友情→絆~Absolument~(絶対に)

準備が終わり、販売スタートした。
私とハルはバイトのおかげで接客に慣れていた。花王くんは、器用だから皿盛りに徹してもらった。

1番初めに完売したのは、相坂先輩たちのお店のチーム相坂。でも、1番好印象勝負!私たちは笑顔で終わった!

結果発表、私たちは先輩たちに負け、2位だった。けれどびっくりした。
私の作品が優秀賞をとった。
4種のチョコレート。チョコレートのテンパリングを沢山練習した。前までカナエがやってたの沢山見たからでもある。
カナエと愛琉くん、ハル、私をイメージして作った。それぞれ食べて、絆を感じると評価された。

優勝チーム、優秀賞の者は、パリ留学半年。行っている期間は、パリの高校で通うことになるが、パリの店でも学べる。
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