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あ~たらし~い~あ~さが・・・
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ツンツン・・・ツンツン・・・つ「ハッ!」バサバサバサ~
ボクは・・・ショウ!確か前世の記憶?が・・・あのごはん美味しかったな・・・
「いやいや、そうじゃなくて、なんで僕は又こんな場所で寝落ちてるのかな?何事もなかったようだけど」
今は朝。どうやら無事朝を迎えれたようだ。ここは安全地帯なのだろうか?
この世界の大半は魔物の生息域である。そんななかでも時折神に祝福された場所という安全地帯が存在し、旅人や商人が野営や休憩に利用することが多く、なぜか盗賊もその場所だけは襲わないという、不思議空間がある。
「不思議時空・・・」
どうやら前世の記憶が完全に定着し、ボケもセルフ突っ込みも素早くできるようになったようだ。
そしてどうにもその記憶の中では数々のスキルや魔法を駆使して遊び歩いていたようで、有用なものからネタ的なものまで多々あり、一晩寝て脳内アップデートの結果、すべて問題なく使えるようになったようだ。例えば・・・
「この□□□□のなぞは解けてないけど、昨日のように文字を入れることで辞書変換・・・ぃゃ事象変換でいろんなものを出すことができるようだな」
昨日出た焼肉定食という文字をあの□に入れるような感覚で口に出すと、あのような美味しい食事にありつけたのだ、これなら当面の食事は確保でき、色々検証すれば、あの家族を見返すことも・・・
「別にいいや、あの人たちとは別れたんだし、今からは別の『ショウ』としてやっていこう!となればまずは朝ごはんだが・・・これ三文字でもいいのかな?」
とおもい、□に文字を入れるよう考えてみるが・・・できない
「四文字限定なのかな・・・それなら、イメージが大事!これでどうだ!」
そして記憶の中のシーンを思い出しながら創造?すると
[クリエイトします。卵かけごはん特]
できた!文字数がおかしいって?それは昔バイト先でメニューを略すことを思い出し、TKG特(卵かけごはん特)って感じでね?もちろんそのバイト先のイメージもあるから・・・
「生卵、ごはん大盛、味海苔、納豆、味噌汁、漬物・・・豪華な朝ごはんだ!」
これは・・・これだけで商売が・・・いや、貴族連中に目をつけられたらBADENDしか見えてこないな。これは、権力と一切かかわらずにいくか、どこかで後ろ盾を得ないと・・・でもまずは
「しっかりと検証しないとな?それこそ30年・・・は、やめておこう・・・」
妙な前世の記憶に引っ張られそうになるショウであった
ボクは・・・ショウ!確か前世の記憶?が・・・あのごはん美味しかったな・・・
「いやいや、そうじゃなくて、なんで僕は又こんな場所で寝落ちてるのかな?何事もなかったようだけど」
今は朝。どうやら無事朝を迎えれたようだ。ここは安全地帯なのだろうか?
この世界の大半は魔物の生息域である。そんななかでも時折神に祝福された場所という安全地帯が存在し、旅人や商人が野営や休憩に利用することが多く、なぜか盗賊もその場所だけは襲わないという、不思議空間がある。
「不思議時空・・・」
どうやら前世の記憶が完全に定着し、ボケもセルフ突っ込みも素早くできるようになったようだ。
そしてどうにもその記憶の中では数々のスキルや魔法を駆使して遊び歩いていたようで、有用なものからネタ的なものまで多々あり、一晩寝て脳内アップデートの結果、すべて問題なく使えるようになったようだ。例えば・・・
「この□□□□のなぞは解けてないけど、昨日のように文字を入れることで辞書変換・・・ぃゃ事象変換でいろんなものを出すことができるようだな」
昨日出た焼肉定食という文字をあの□に入れるような感覚で口に出すと、あのような美味しい食事にありつけたのだ、これなら当面の食事は確保でき、色々検証すれば、あの家族を見返すことも・・・
「別にいいや、あの人たちとは別れたんだし、今からは別の『ショウ』としてやっていこう!となればまずは朝ごはんだが・・・これ三文字でもいいのかな?」
とおもい、□に文字を入れるよう考えてみるが・・・できない
「四文字限定なのかな・・・それなら、イメージが大事!これでどうだ!」
そして記憶の中のシーンを思い出しながら創造?すると
[クリエイトします。卵かけごはん特]
できた!文字数がおかしいって?それは昔バイト先でメニューを略すことを思い出し、TKG特(卵かけごはん特)って感じでね?もちろんそのバイト先のイメージもあるから・・・
「生卵、ごはん大盛、味海苔、納豆、味噌汁、漬物・・・豪華な朝ごはんだ!」
これは・・・これだけで商売が・・・いや、貴族連中に目をつけられたらBADENDしか見えてこないな。これは、権力と一切かかわらずにいくか、どこかで後ろ盾を得ないと・・・でもまずは
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