5歳で前世の記憶が混入してきた  --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--

ばふぉりん

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色々なお話

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「創造主!?」

 そうだね・・・そうぞうしゅさまだよー?念話OKかな?声に出すと、完全にボクの独り言になっちゃうからね?ソレも怖いかさっさと・・

「逝ってこい!」

 強制的に新生ハウス送りにして、中で待機していた者たちの手によって機能追加をされものの数秒で

「ただいま!」

「しゃべった!?」

 そうだね・・・しゃべったよー

「よっし、とりあえず今回のミッションはコレでコンプリートだな?まぁ、追加ミッションが続々と・・・舞い込んできてる訳なんだけど・・・まずは・・・お帰り00末岡さんもこの通り元気になったぞ?少し席外すから、いっぱい話してこい」

 そう言って末岡さんと00を残して廊下に・・・

「やっと喋れるんだ・・・長くなっても仕方が・・・そうだった・・・今のは戦場だったな」

 気を利かせたつもりで部屋から出たが、そこは・・・獲物を待ち構えるサバンナの真っ只中だった・・・

「出てきたわよ!?」
「さぁ!話しなさい!」
「洗いざらいね!?」
「君は何者で何をしにきたの?」
「待ちなさい!そんな一気に話しかけたら怯えてしまうでしょ?」
「こんな狭い廊下でなく、談話室を確保してるから!」
「「「「「さぁ?行きましょうか聞かせてもらうわよ?」」」」」

 そして前後数人の女性に囲まれてドナドナされていき・・・談話室にはもっと多くの女性が・・・ここだけ聞けば「何そのハーレム!」だけど、半分以上の目が血走ってた・・・これは神奈月さん絡み・・・ぁ・・・談話室の片隅で現在取調べの真っ最中のようだ・・・涙目のロリ・・・だが、その手にはどこから出てきたのか謎の・・・直径10cm位のグルグルキャンディーが握られていた

「さて、ソレでは取調べを開始します」

「黙秘権を行使します!」

「「「「「却下!」」」」」

 マテ!

「まず被告人は名前をどうぞ」

 ・・・問答無用かよ!

「伊勢の奈々と申します」

「・・・奈々ちゃ~ん?先ずは・・・」

 ゴクッ・・・

「「「「「「末岡さんの風邪治してくれてありがとう!」」」」」」

 談話室にいる女性全員(神奈月さん以外)から一斉に言われた

「彼女が風邪ひいてからさ、00がすっごい勢いで私たちの部屋に来て、アレコレ身振り手振りするんだけどさ、私達じゃ風邪薬位しかできなくてね」
「ソレでもソレ以外にも何かないのか?って雰囲気はわかるんだけど」
「そうそう、お互いにそれ以上は何もできないってのがわかったのかな?」
「彼女の風邪もなかなか快方に向かわなくて・・・本気で困ってたんだ」
「そんな時に君が来てくれた」
「彼女の風邪も治してくれたんでしょ?」
「だから、本当にありがとう!」

 愛されてるねぇ・・・
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