こんなスキルあったら・・・

ばふぉりん

文字の大きさ
21 / 22

鉱石操作6

しおりを挟む
 飯はうまかった。
 食べてる時に隣の席のメニューと比べてみても、大分豪勢だった。

「にいちゃんの飯は豪勢だねぇ!こっちは黒パンにシチューで、肉のかけらしか入ってないってのに」

 隣で食べてたおっさんが声をかけてきた。
 黒パンは硬そうで、鈍器にもなりそうだ。千切ってスープに浸けてふやかして食べている・・・スープ自体も・・・色々薄そうだ・・・それに比べて

 肉の塊・・・としか形容できないよな?ステーキ・・・いやいや、縦横高さ全部同じサイズって・・・中まで火は通ってるんだろうか・・・それに隣とは比べ物にならないほど色の濃く粘り気のあるシチュー・・・顕著なのはパンだ・・・そう、白パン(パ○ツ)じゃねぇよ?

「どうだい?美味いだろ?」

 女将さんが感想を聞きにきたんだけど・・・まだ見た目だけで食べてないんだけど・・・

「まだ見てるだけですけど、すごいボリュームですね。それに美味しそうだ」

 人に見られながらの食事はあまr・・・ん?
 女将さんの腰のあたりに何か・・・

「あぁ、この子はうちの看板娘(予定)の・・・ほら、挨拶しなさい」

 OzOzと女将さんの後ろから出てきたのは、身長145cmくらいのアッシュブラウンを両サイド三つ編みにした女将さんの幼少時期を彷彿させる可愛らしい子が

「いらっしゃいまちぇ」

 噛んだ

「こんばんわ。お名前は?」

「チェーン14歳です!」

 今度は言い切った。チェーンっていうんだ・・・14歳か・・・異世界って何歳から成人なんだろう・・・

「よろしくね。まだ未定だけど、しばらくはお世話になる予定だから」

 と、挨拶をすると、恥ずかしそうにしながらも、きちんとこちらを見つめて

「せいいっぱいお世話するので、よろしくお願いしまちゅ!」

 噛みましたか?それともわざとですか?

「じゃぁ冷める前にいただきますね」

 中断した食事を再開すると、やはり見た目以上に美味しかった。肉の厚みに圧倒されつつも、その柔らかさに驚き、噛み切れる!溢れる肉汁!香辛料もバッチリ!

「ごちそうさまでした」

「???」

 実は再開した途中からチェーンちゃんが向かい側に座って、食べてる姿を眺めてたんだ・・・話しかけるでもなく・・・食べる姿が楽しいかのように・・・いい子だった

「ごちそうさまっていうのはね?・・・(説明中)・・・ということなんだ」

「へぇ~!それいいね!わたちもする!」

 わたち・・・

「すっかり馴染んじゃったね?また明日もお手伝いの合間に少し遊んだりする?ぁそうか、昼頃にギルドに報酬貰いに行かなきゃけいけないんだった・・・」

 あえて言おう・・・ガチじゃないけど14歳は守備範囲内だ!
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

俺の伯爵家大掃除

satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。 弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると… というお話です。

ありふれた聖女のざまぁ

雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。 異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが… 「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」 「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」 ※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。

【完結短編】ある公爵令嬢の結婚前日

のま
ファンタジー
クラリスはもうすぐ結婚式を控えた公爵令嬢。 ある日から人生が変わっていったことを思い出しながら自宅での最後のお茶会を楽しむ。

【完結短編】真実の愛を見つけたとして雑な離婚を強行した国王の末路は?

ジャン・幸田
恋愛
真実の愛を見つけたとして政略結婚をした新妻を追い出した国王の末路は、本人以外はハッピーになったかもしれない。

最愛が……腕の中に……あるのに……

#Daki-Makura
ファンタジー
最愛と結ばれたかった…… この国を最愛と導きたかった…… その願いも……叶わないのか……

私が消えたその後で(完結)

毛蟹
恋愛
シビルは、代々聖女を輩出しているヘンウッド家の娘だ。 シビルは生まれながらに不吉な外見をしていたために、幼少期は辺境で生活することになる。 皇太子との婚約のために家族から呼び戻されることになる。 シビルの王都での生活は地獄そのものだった。 なぜなら、ヘンウッド家の血縁そのものの外見をした異母妹のルシンダが、家族としてそこに溶け込んでいたから。 家族はルシンダ可愛さに、シビルを身代わりにしたのだ。

冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります

真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」 婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。  そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。  脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。  王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。

アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身

にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。  姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。

処理中です...