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爺婆孝行
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『ショウ様如何なされましたか?熱・・・は平熱ですね・・・変な物は・・・食べてませんね・・・何か外部からの攻撃が!?・・・あるわけないですよね・・・ホントどうしたのですか?』
存外に失礼である。前にじーちゃん何処に行った時にさ
「プラプラしとらんで一回位まともな所に就職した姿を見せてくれんか!?」
って言われたんだよな~orz
『おじー様もかなりギリギリですからねぇ~』
え?ギリギリってなんなのさ!?香織!どういう事?
『生命力の低下と言いますか、二~三年といったところですかね?』
な!
『ショウ様はおじー様に孝行がしたいのですね?』
うん、あの両親はホントどうでも良いんだけど、じーちゃんとばーちゃんは師匠だからね。獣の解体もそうだけど、じーちゃんの専業主夫としての腕も、色々教えてもらったのである。そしてばーちゃんには罠猟を教えて貰ったり、素手で熊の倒し方を教えて貰ったり、刀鍛冶も伝授してもらった・・・
『スーパー夫婦でしたよね?』
スキルの影響か、飲み込みの早かった僕は教えられた事をどんどん吸収していくもんだから、二六~三一の間に二人の弟子となり、中学の春休みを過ごしたあの山の村でみっちりしごかれた
『おばー様もほんとすごかったですよね?』
罠猟の方法も「ワイヤーや針金の匂いでバレるから、近くの沢に沈めて臭いを誤魔化すんだ」とか「完全に待ちの狩りなら良いが、陸地で追い込み猟する時があれば、その時はこう・・・拒馬槍みたいなのを藪の中に作ってな?・・・」とかね?
『あれって』そう違法である。もし間違って人が飛び込んだりすれば・・・
それでも僕を迎えてくれたんだから、その想いに報いなくてはいけないと・・・実際途中からは「どうせ中学時代に戻るんだから就職しなくてもいいよね?」と、自堕落になってたのを見抜かれたんだろうな・・・あの二人絶対に若い頃二つ名があったと思うよ?
『ちゆーにびよーってやつですね?』
ヤメたげて!絶対に黒歴史だから!
さて、そうは言ってもポンポン!と簡単に就職出来るわけじゃない。コネも無い。となるとやっぱり・・・
普通に職安か・・・
そしてバイト時代に慣れ親しんだ職種に就職がホント驚く位トントン拍子に進んでいき、気が付けば入社三年が経ち、そこそこの案件を上司から任されるようになった頃、病院から連絡があった・・・
ばーちゃんが・・・
裏山で・・・
猪に撥ねられて入院したって
!?!?ばーちゃんが?
猪如きに?
まだ白寿だぞ?
じーちゃんなんてワンオーワンだけど未だに筋骨隆々だぞ!?
なあ?香織さんや?
『なんだい?ショウさん?』
三年くらい前に生命力低下で後二~三年って言ってなかったかい?
『言いましたよ?ええ、言いましたとも!なんであんなにピンピンどころかより一層逞しくなってるんですが!ショウ様!何かしましたね!?』
ぴゆーひゅーぴーひゅるるるる
『吹けてませんよ?』
というか香織もあの場所にいたじゃないか!
最初に聞かされた時、新しいスキルに手を出そうとしてた。鑑定は暇さえあれば使ってたので、スキルレベルは多分マックスだろう。そして道端や裏山に行った時にフッと見た雑草?の鑑定結果が・・・霊草とか体力草とか・・・精密鑑定の結果はモロ調合可能な薬草の材料という物だった!
夢が広がりング!?まさかのポーションの材料が裏山に生えてるなんて!
確か乳鉢ですり潰して水と混ぜたり煮濾したりするって小説には書いてあったから、ちょっとやってみたら
素ポーション(体力回復)
魔ポーション(魔力回復)
霊ポーション(生命力回復)
筋強化ポーション(筋力アップ)
骨強化ポーション(骨密度アップ)
・
・
・
・
・
等々、面白がって色んなの作ったけどたしか一本だけ虹色のポーションができた時にじーちゃんとばーちゃんが晩酌で飲んでたんだっけ・・・
『それです!』ん?
『確か最後から二番目に出来上がったポーションですよね?』
多分そうだけど、あれの中身何だったの?
『恐らくですが・・・エリクサーでは?』
ぶぼふぁっつ!
ゲホゲホゲホ・・・それって人によってはラスボス倒した後で道具袋の中の肥やしになったり、死以外何でも治したり?とにかく伝説級の薬って事?
『恐らくですが、そうでなければせつめいがつきません』
でもそれが本当ならじーちゃん達
滅茶苦茶死ににくいんじゃ?それこそ長寿番付更新しまくりになるんじゃ?
『恐らくなりますね?但し、それをショウ様は見る事ができません』
なんでだよ!それはじーちゃん達がもうすぐ死ぬってこと?それとも僕が死ぬの?
『ショウ様冷静になってください!ハウスしますよ?』
((((;゚Д゚)))))))それは封印されたスキルでは・・・
『冷静になりましたね?ではお伝えします。それは』
それは?
『後二年位で異世界に旅立つからです!』
Σ(゚д゚lll)忘れてダァァァ!
そういえばそうだった・・・
『では冷静になったので行きましょうか?』
何処に?
『おばー様のお見舞いにです。先程病院から連絡があったでしょ?』
忘れてダァァァ!
病院でばーちゃんはピンピンしてた
存外に失礼である。前にじーちゃん何処に行った時にさ
「プラプラしとらんで一回位まともな所に就職した姿を見せてくれんか!?」
って言われたんだよな~orz
『おじー様もかなりギリギリですからねぇ~』
え?ギリギリってなんなのさ!?香織!どういう事?
『生命力の低下と言いますか、二~三年といったところですかね?』
な!
『ショウ様はおじー様に孝行がしたいのですね?』
うん、あの両親はホントどうでも良いんだけど、じーちゃんとばーちゃんは師匠だからね。獣の解体もそうだけど、じーちゃんの専業主夫としての腕も、色々教えてもらったのである。そしてばーちゃんには罠猟を教えて貰ったり、素手で熊の倒し方を教えて貰ったり、刀鍛冶も伝授してもらった・・・
『スーパー夫婦でしたよね?』
スキルの影響か、飲み込みの早かった僕は教えられた事をどんどん吸収していくもんだから、二六~三一の間に二人の弟子となり、中学の春休みを過ごしたあの山の村でみっちりしごかれた
『おばー様もほんとすごかったですよね?』
罠猟の方法も「ワイヤーや針金の匂いでバレるから、近くの沢に沈めて臭いを誤魔化すんだ」とか「完全に待ちの狩りなら良いが、陸地で追い込み猟する時があれば、その時はこう・・・拒馬槍みたいなのを藪の中に作ってな?・・・」とかね?
『あれって』そう違法である。もし間違って人が飛び込んだりすれば・・・
それでも僕を迎えてくれたんだから、その想いに報いなくてはいけないと・・・実際途中からは「どうせ中学時代に戻るんだから就職しなくてもいいよね?」と、自堕落になってたのを見抜かれたんだろうな・・・あの二人絶対に若い頃二つ名があったと思うよ?
『ちゆーにびよーってやつですね?』
ヤメたげて!絶対に黒歴史だから!
さて、そうは言ってもポンポン!と簡単に就職出来るわけじゃない。コネも無い。となるとやっぱり・・・
普通に職安か・・・
そしてバイト時代に慣れ親しんだ職種に就職がホント驚く位トントン拍子に進んでいき、気が付けば入社三年が経ち、そこそこの案件を上司から任されるようになった頃、病院から連絡があった・・・
ばーちゃんが・・・
裏山で・・・
猪に撥ねられて入院したって
!?!?ばーちゃんが?
猪如きに?
まだ白寿だぞ?
じーちゃんなんてワンオーワンだけど未だに筋骨隆々だぞ!?
なあ?香織さんや?
『なんだい?ショウさん?』
三年くらい前に生命力低下で後二~三年って言ってなかったかい?
『言いましたよ?ええ、言いましたとも!なんであんなにピンピンどころかより一層逞しくなってるんですが!ショウ様!何かしましたね!?』
ぴゆーひゅーぴーひゅるるるる
『吹けてませんよ?』
というか香織もあの場所にいたじゃないか!
最初に聞かされた時、新しいスキルに手を出そうとしてた。鑑定は暇さえあれば使ってたので、スキルレベルは多分マックスだろう。そして道端や裏山に行った時にフッと見た雑草?の鑑定結果が・・・霊草とか体力草とか・・・精密鑑定の結果はモロ調合可能な薬草の材料という物だった!
夢が広がりング!?まさかのポーションの材料が裏山に生えてるなんて!
確か乳鉢ですり潰して水と混ぜたり煮濾したりするって小説には書いてあったから、ちょっとやってみたら
素ポーション(体力回復)
魔ポーション(魔力回復)
霊ポーション(生命力回復)
筋強化ポーション(筋力アップ)
骨強化ポーション(骨密度アップ)
・
・
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・
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等々、面白がって色んなの作ったけどたしか一本だけ虹色のポーションができた時にじーちゃんとばーちゃんが晩酌で飲んでたんだっけ・・・
『それです!』ん?
『確か最後から二番目に出来上がったポーションですよね?』
多分そうだけど、あれの中身何だったの?
『恐らくですが・・・エリクサーでは?』
ぶぼふぁっつ!
ゲホゲホゲホ・・・それって人によってはラスボス倒した後で道具袋の中の肥やしになったり、死以外何でも治したり?とにかく伝説級の薬って事?
『恐らくですが、そうでなければせつめいがつきません』
でもそれが本当ならじーちゃん達
滅茶苦茶死ににくいんじゃ?それこそ長寿番付更新しまくりになるんじゃ?
『恐らくなりますね?但し、それをショウ様は見る事ができません』
なんでだよ!それはじーちゃん達がもうすぐ死ぬってこと?それとも僕が死ぬの?
『ショウ様冷静になってください!ハウスしますよ?』
((((;゚Д゚)))))))それは封印されたスキルでは・・・
『冷静になりましたね?ではお伝えします。それは』
それは?
『後二年位で異世界に旅立つからです!』
Σ(゚д゚lll)忘れてダァァァ!
そういえばそうだった・・・
『では冷静になったので行きましょうか?』
何処に?
『おばー様のお見舞いにです。先程病院から連絡があったでしょ?』
忘れてダァァァ!
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