異世界召喚〜転移前にスキルの検証させてもらえますか?三十年くらい〜

ばふぉりん

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宿屋での

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~再びスー視点~

 貧乏くさい?残飯たかり?仮にも客商売の人のセリフだろうか・・・そりゃ私は剣士だし、こんな・・・ちょっと汚れてるかな?でも!

「撤回してください・・・」

「ぁあ?」

「今の言葉撤回してください!私達はこの村に行商の護衛できたんです。行商人の安全を確保するのが私たちの役目・・・宿屋の確保も、周囲の安全の捜索も・・・この村でと聞いた宿屋で泊まれないのなら、移動中の基本である野営も苦ではありません。でも!旦那さんは今おっしゃいましたね?『普段の半分以下の宿泊客』・・・それはどういう意味でしょうか?わたしは剣士ですが、出自は商家です。多少は商売のことも知ってます。それなのに!なぜ!?」

 こんなに長く喋ったのは久しぶりな気がした。自分でも興奮してるのがわかる。魔物との小競り合いをした時でも、こんなに息が荒くなったことは数えるほどしかなかった・・・普段往来の旅人がいないから?楽をした?それなのに・・・

「五月蝿い悪党だね・・・」

「母ちゃん?」

「この餓鬼は野盗の斥候だよ!昨日もウチの状況を探りに来てたんだ。追い返したのさ!」

「何!?衛兵を呼ばなきゃ!
 ぉぃ!今すぐスベチャを呼んでこい!あいつの好むメスガキだぞ!っていえば、飛んでくるから!」

 旦那さん?が店内の掃除をしてた従業員にそう声をかけると、ややあって出てきた青年が

「なんすか?店長・・・って、ホントだ・・・スベチャが好きそうな貧乳だ」

 ニヤニヤしながらこちらの体を舐め回すように見てきた男がそう言い放って、どこかに走り去っていった。衛兵?詰所かな?って、そうじゃなくて!

「私は野盗じゃありません!行商の護衛でこの村に物資を「盗みにきたんだろ!」補給・・・違います!私達は!」

「お父ちゃん!仲間を呼ばれる前に村のみんなに警告を出しな!ギルドにもこんな時くらいしか役に立たないデクの棒が屯してるだろ!呼んできな!こんなメスガキ1人ならあたしでもなんとか食い止められるから!」

 この人は・・・どこまで・・・かと言って、手をあげるわけにもいかない・・・そんなことしたら向こうに有利な言い訳を並べ立てられるだけだし・・・ここは・・・腰の剣に手をかけ、抜剣・・・はしないで、覇気を込めて・・・【威圧】!
 私の威圧でも、一般人には効いたようで、女将さんは尻餅をついて腰砕けてる様だった

「・・・レナードさんの名前を出すまでもなかったですね・・・こんな腐った宿屋に泊まれなくてよかったですから」

 そう言い残して宿屋を後にし、ギルド前についた頃には自己嫌悪に陥り、ショウ君達と合流する気も・・・力無く座り込むしかなかった
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