異世界召喚〜転移前にスキルの検証させてもらえますか?三十年くらい〜

ばふぉりん

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初日の夜

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 初日ということもあって、夜の街を出歩くのは辞めにしておいた。出張に行くと羽目を外して、夜の歓楽街を練り歩くサラリーマン・・・いやいや、枯れてはないよ?若々しい身体だし、すぐ側にこんなにも魅力的な女性が・・・っと、思わず視線を送ると、二人してビクッと肩を震わせ、上目遣いにこちらを伺ってくる

「な、なにかな?」

「・・・一緒に入りたいの?」

 どうやら二人の頭の中には、お風呂のことで一杯だったようだ

 そりゃね?食事をしたテーブルとベッドの間には、埋め込まれた直径3m位の丸いお風呂が・・・何か入浴剤が入っているのか、ほんのり薄ピンク色で、良い匂いがする・・・というか、この匂いのせいかもしれないな・・・

「リル?一緒に入るかい?」

 フェイントで先に服を脱いでリルと一緒に入ると、トールもスーも、出遅れた!って顔をしているけど、その先・・・一緒に入る!という勇気は出なかったようで、ベッド・・・には向かわず、ベランダに出て街並みを眺めていた

「すごい!街の明かりが、火じゃないですね・・・この部屋のような何か・・・柔らかい感じがします」

「・・・向こうに見えるのは・・・ネオンかな?となると・・・あのあたりは・・・/////////」

 トールは商売人の視線で・・・スーは何かを見つけたようで、顔を赤く・・・ネオンとか言ってたな・・・てことは・・・あぁ・・・夜の街を想像したんだね・・・耳年増かよ・・・って、前世持ちなら大年増か・・・

「ショウ君?何か考えた?」

「滅相もございません!」

「それとも、一緒に入りたいの?」

「それは明日にしようか」

 揶揄われているのがわかってたから、ちょっとだけ反撃をしておいた・・・そして二人してまた顔を・・・

「あるじ~?」

 フッと湯船の中で犬かきをしてたリルに視線を移すと

「ブハッ!」

 盛大に吹き出した・・・反則だろそれは!

 リルは・・・純白の毛並みの狼・・・なのだが・・・今現在リルの右側には白い毛並みの雄獅子が、左には魔山羊(ツノは後方に器用に展開)されており、尻尾は・・・呑気な顔で湯船に浮かんでいた

「(`・ω・´)ケルベロスか!」

 異種配合ケルベロス・・・顔が三つあるだけで・・・その破壊力は凄まじかった

「・・・爺さん‘s?何をしてるのかな?」

 ケルベロス状態で出てくるとは思わなかったが、リルが嫌がっている様子もなかったので、それ以上は追求しなかったが・・・

「せめて一言頼むよ・・・」

 心臓に悪いわ!
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